2014年09月05日

獣医さん、事件ですよ 第11話

第11話「引き裂かれた家族!娘と愛犬救え」
9月11日23:59〜放送

往診の帰り、突然便意をもよおした健太郎(陣内孝則)は、トイレを求めてさまよううちに、美しいトイレ清掃員・大倉美波(清水美沙)と出会う。例のごとく一瞬で恋に堕ちた健太郎は、以来、美波のことが頭から離れない。
「トイレの女神さまがいたんだ」――その夜、早速居酒屋で玉木(牧田哲也)に鼻息荒く話す健太郎。ふいに料理を運んできた店員を見て、思わず立ち上がる。その店員は、まさに美波だった!
二度の偶然に舞い上がる健太郎だったが、一生懸命働く美波を前に、名前も電話番号も聞けずじまい。「昼も夜も働いているのか。頑張ってるんだなァ、女神さまは」。そして美波の疲れた表情に気付き、ふと心配になるのだった。

翌日も健太郎は「トイレの女神さま」のことで頭がいっぱい。そんな時、中学生の少女(大野百花)が中型犬のリードを無理やり引っ張って歩かせようとする場面に出くわす。「人の犬に触るな!」と言う生意気な少女を制し、犬の足の裏を見るとどうやらガラスを踏んで怪我をしたらしい。健太郎はその犬を診療所に連れ帰り、怪我の治療をすることに。すると少女は犬の名前を「ペロ」だと告げたきり、なぜか、姿を消してしまう。困惑する日菜子(吉本実憂)と英恵(野際陽子)の前で、健太郎は、必ず消えた飼い主を探して見せると宣言する。

手始めに近所の中学校を訪ねると、なんとそこに「トイレの女神さま」こと美波がいるではないか。「ある時は清掃員、またある時は居酒屋の店員。でもその正体は、中学校の先生だったんですね」。三度の偶然に興奮する健太郎に、「そんなんじゃありません」と笑って否定する美波。

美波は娘の保護者として教師に呼び出されたと言う。6年前に離婚し、以来、昼も夜も働きづめで、反抗期の娘に目をかける余裕がなかったと落ち込む美波。彼女が独り身だと知った健太郎は、俄然テンションアップし、力になりたいと申し出る。「だったら夏休みの間、お子さんをお預かりしましょうか」。問題児でも、動物と触れ合えば、きっと優しい子になる。それらしい言葉を並べ、何とか美波と距離を縮めようとする健太郎だった。

しかしそのテンションに水を差すように、美波の別れた夫、創也(前川泰之)が現れる。「夕べ、美貴が僕のマンションにやってきたらしい」。娘が会いに来たことで、元妻がお金を欲していると捉えた創也は、札束の入った封筒を渡そうとするが、美波はそれを受け取ろうとしない。「意地を張るな」と上から目線の創也を見かね、健太郎は思わず口をはさむ。「お金では解決できない問題もあると思いますけど」「金で愛情は買えません」。すると創也は馬鹿にしたように笑って言う――「愛情だって金で買える」。

一触即発の空気の末、美波は健太郎と付き合っていると嘘をつき、創也を追い返すのだった。

「彼、結婚した時はあんな人じゃなかったんです。会社を立ち上げて、成功したら人が変わってしまって」。何より美波は、創也が自分に何の相談もなく会社を辞め、勉強のため勝手に海外に旅立ったことが許せないでいた。

その後、彼女の娘・美貴と対面した健太郎は仰天する。彼女こそ探していたペロの飼い主の少女だった。「まさか、お前が美波さんの――!?」。美貴は驚く健太郎をよそに、ペロのことをお母さんには黙っていて欲しいと告げる。今のアパートじゃペロを飼えない。でも、必ず一緒に暮らせる場所を見つけるからそれまで内緒にしてくれと懇願する美貴。「じゃあ、ペロは今までどこで飼っていたんだ?」。なぜかその質問には答えられない様子。どうやら美貴には何か秘密があるらしい……。

「あんまりお母さんに、苦労かけるんじゃないぞ」――その夜、美波が疲労で倒れたのをきっかけに、健太郎は美貴に語りかける。「一人でしょい込み過ぎなんだよ、お母さんは」。
実は美波は、女手ひとつで娘を育てるだけではなく、北海道に住む両親に毎月仕送りしていた。「いつか北海道に移り住んで、みんなで住める大きな家を建てるのが、お母さんの昔からの夢なの」。それで昼も夜も働きづめだったのだ。美貴は無理ばかりする母親が心底心配だった。「意地なんか張ってないで、頼れる人がいるんだから頼っちゃえばいいのに」。

「頼れる人」――それは自分を指していると受け取った健太郎は、ますますヒートアップ! 体調を壊した美波の代わりにトイレ掃除の仕事を買って出て、さらには動物病院を北海道に移転する計画を立てるなど、暴走が止まらない。

一方、日菜子はペロの写真が入った「迷い犬」の張り紙を見つける。ペロは美貴の飼い犬ではなく「ジョン」というよその犬だったのだ。「それ、泥棒だよね? 誘拐だよね? 家族を誘拐された人の気持ち、考えたことある?」――日菜子に詰め寄られた美貴は、犬を連れて逃亡し、しまいには中学校の教室に立てこもるのだった。
「ペロは私の犬だもん! ペロと一緒に、家族みんなで暮らしたいの!」
あくまでもペロは自分の犬だと主張する美貴に、周りは困惑するばかり。
「お前の気持ちは分かった」。美貴の望みは自分と美波が再婚することだと考えた健太郎は、美波にプロポーズするために走り出す。

一方で日菜子は、創也の元を訪れる。
意地っ張りな母親、仕事のことで頭がいっぱいで妻に何も相談しない父親。そんな両親に話し合う機会を与えたくて、美貴は問題を起こし続けてきた。そう告げるも、大事な会議があるからと拒絶する創也に、日菜子は真正面からぶつかる。「うちのお父さんはバカだけど、あなたみたいに恰好よくはないけれど、ウザいくらいにいつもそばにいてくれる。女はそういう人を求めてるんです」。

――その頃、日菜子の想いを知ってか知らずか、盛大に勘違いした健太郎は、美波に結婚を迫っていて……。

果たして美貴の願いは両親に届くのか?
騒動の発端となったペロと家族は一体どういう関係なのか?

第1話 2014年7月3日「陣内孝則が人助け」
第2話 2014年7月10日「愛犬に遺産20億の鬼姑」
第3話 2014年7月17日「奪われた花嫁&花婿!?」
第4話 2014年7月24日「冷酷父が絶縁娘に感涙」
第5話 2014年7月31日「不幸呼ぶ伝説の女教師」
第6話 2014年8月7日「子供手放すキャバ嬢母」
第7話 2014年8月14日<「冷酷継母とダメ父から同級生救え」 /a>
第8話 2014年8月21日「体売る落ちぶれ女優に養母が一撃」
第9話 2014年8月28日「遺産目当ての占い師姉弟のため母の不倫清算」
第10話 2014年9月4日「悪徳社長と苦情に悩む動物園守れ」
最終話 2014年9月18日「娘を捨てた母登場涙の別れ」

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posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 2014年夏ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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