夏休み明け、秋の首都圏大学野球連盟杯の応援に行っていた藤巻大介(柳葉敏郎)たち応援団は、野球部の勝利を喜び、上機嫌で団室に戻ってくる。齊藤裕一(反町隆史)は団員たちの成長を褒めて焼き肉をおごると言い出す。ところが、球場に来られなかった山下正人(ほんこん)が現れると急に不機嫌になって帰ってしまう。
後日、山下に誘われた大介は、ふたりで居酒屋へ行く。山下は具合の悪い母親の面倒をみるために、次の日曜日に単身で大阪へ戻ることを決意していた。齊藤が怒っているのは、それを早く相談しなかったからだという。大事な“連れ”だからこそなかなか言い出せなかったという山下の言葉を大介は静かに聞く。大介は仲直りのきっかけにと山下の送別会を開こうと齊藤に電話するが、行かないと一蹴される。
一方、チアリーダー部では練習中、小泉紫乃(長谷川ニイナ)を支えようとした葉月玲奈(高畑充希)がケガをしてしまう。駆けつけた大介と保阪翔(風間俊介)、吹奏楽部の園田善彦(山本涼介)に玲奈は自分が悪いと言い続ける。すると紫乃は、いつも自分だけで責任を取ろうとする玲奈の態度は仲間として寂しいと言って飛び出していく。驚きながらもショックを受ける玲奈。
山下の帰郷を翌日に控え、大介は齊藤と話すため齊藤が担当する作家・森田幸作(長谷川初範)の新刊発売イベント会場へ足を運ぶ。イベント会場には、森田と犬猿の仲である原智子(森口瑤子)も来ていて…。
第1話 2014年7月15日「重松清の名作ついにドラマ化!中年会社員応援団に出向の悲劇」
第2話 2014年7月22日「娘の彼氏を応援団の道連れにしてやる!」
第3話 2014年7月29日「理不尽で厳しすぎる合宿…その意味を教えてくれ」
第4話 2014年8月5日「娘の前で怒鳴られた情けない団長の自分」
第5話 2014年8月12日「死にゆく仲間へ最期のエール」
第6話 2014年8月19日「情けなさすぎる初陣 情けなさすぎる団長」
第7話 2014年8月26日「応援団は家族を不幸にします!…なぜ?」
最終話 2014年9月9日「人を応援できる人は人からも応援される」
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