第8話「殺人大学」
プロ野球チームのベテランスカウト、東野(山田明郷)の遺体が大学野球部のグラウンドで発見された。東野は大学野球部のスラッガー、伴藤琢也(杉本健介)を注目していたようだったが、事件当日の紅白戦で琢也は弱点を露呈。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、プロ入りを後押しする父親・大造(隆大介)が、プロ入りに否定的な東野に対して怒りを露にしていたことを知る。
真澄(原沙知絵)の解剖結果で凶器は野球のバットである可能性が高い。が、部室にあったバットからルミノール反応は検出されていない。犯人は凶器を持ち帰ったのか?
東野の部屋を調べた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、東野が琢也のほかに田中(永嶋柊吾)という投手にも注目していたことを知る。部屋にあったスコアブックを手にするが、まるで暗号のようだ…。
青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、大造の車のトランクからルミノール反応が出た金属バットを発見する。取り調べで息子をプロ入りさせるために東野に賄賂を送っていた事実を暴露する大造。プロでは活躍できないと断じた東野を相当恨んでいるようだが、それでも犯行を否認する。
大造の金属バットに付着していた血が、大造の証言通り猫のものであることが判明。さらに東野にも賄賂を受け取っていた形跡がないことがわかった。裏金を受け取ったという大造に送ったメールは別人が送信した可能性もある。その後の調べで賄賂を受け取った人間として、東野の部下である田上(森下能幸)が浮上。さっそく取り調べるが…。
一方、直樹はスコアブックを元球児の宮原(金児憲史)に読み取ってもらう。すると、そこから東野が注目していた投手、田中のピッチングに不可思議な点が浮かび上がってきた。
スカウト殺害の動機は裏金か、それとも…。スコアブックから浮上した新たな容疑者とは?
第1話 2014年7月9日「殺人クルーズ」
第2話 2014年7月16日「世界平和殺人事件」
第3話 2014年7月23日「殺人ギター」
第4話 2014年7月30日「殺人家計簿」
第5話 2014年8月6日「殺人ミュージカル」
第6話 2014年8月13日「殺しの感謝状」
第7話 2014年8月20日「殺しの処方箋」
第9話 2014年9月3日「殺人オーデコロン」
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