第6話「殺しの感謝状」
スナック経営者・近田(松本実)の他殺体が見つかった。現場で村瀬(津田寛治)は、志保(羽田美智子)にも説明せず、ノートパソコンの搬出を鑑識に指示。青柳(吹越満)は、こっそりとスマートフォンをポケットにしまい込み、矢沢(田口浩正)を呆れさせる。
一方、倫太郎(渡瀬恒彦)は、スナックの最後の客の伝票にあった「CR」という文字に疑問を抱く。聞かれた直樹(井ノ原快彦)もなんのことだかわからず…。
スマホの通話記録から飲食店経営者の御木本(松尾敏伸)という男が浮上した。が、青柳らの質問にも近田とは幼馴染だったというだけで、事件当日の電話でも大した話もしていないという。
一方、倫太郎と直樹は、聞き込みから近田がはるか(小池唯)というアイドルを脅していたことがわかった。事件当日、宅間(中西良太)の運転するタクシーが近田の店の前ではるかと接触。はるかは近田の店に行ったことを認めたものの、店には食べかけのカレーライスがあっただけで、誰もいなかったと証言する。どうやら伝票の「CR」はカレーライスのことらしい…。
志保と村瀬が調べたノートパソコンのデータから、近田が振り込め詐欺に手を染めていた可能性が出てきた。近田にだまされた被害者による犯行か。志保らはデータにあった被害者の名簿を洗うが、御木本は振り込め詐欺の犯人逮捕に協力し感謝状を貰っていた…。青柳らは改めて御木本の周辺の捜査に乗り出す。
そんな青柳と田口は、振り込め詐欺の被害者と思われるデータの中から「佐竹和弘」という名前を見つける。御木本が経営するレストランで働くことになったという、スーシェフ・恵子(小野真弓)の死んだ夫だ。恵子は近田に騙され、自殺した夫の復讐に近田を殺害。さらに共犯と思われる御木本に近づいたのか?アリバイもあいまいな恵子だが、志保と村瀬の取り調べにも黙秘を続ける。
倫太郎は、近田のスナックでここ2週間の間に6回もカレーライスのみを注文している伝票を見つける。スナックといえば酒を飲むところなのに…。倫太郎から疑問を突き付けられた直樹は、倫太郎と同じある人物に行き当たる。その人物とは!?
第1話 2014年7月9日「殺人クルーズ」
第2話 2014年7月16日「世界平和殺人事件」
第3話 2014年7月23日「殺人ギター」
第4話 2014年7月30日「殺人家計簿」
第5話 2014年8月6日「殺人ミュージカル」
第7話 2014年8月20日「殺しの処方箋」
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