第3話「殺人ギター」
国税調査官・富樫(奥田達士)が何者かに殺害された。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)の調べで、富樫が不正経理などの疑いで調査していた会社社長・猪狩(尾関伸嗣)が浮上するが、一方で青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は富樫が事件当日、理緒(メイサツキ)という歌手と会っていたことをつかむ。
その理緒は、直樹(井ノ原快彦)の調べで、かつて富樫の妻・弥生(中山忍)とデュオを組んでいたことがわかった。デュオを解散・引退後、富樫と結婚した弥生は、現在では専業主婦となっていたが、理緒と三角関係にでもなっていたのか?
そんな中、倫太郎(渡瀬恒彦)は、富樫の所持品にあったセーム革に興味を抱き…。
富樫にかつて歌手だったことを隠していた弥生だったが、最近になって理緒から再結成をもちかけられ困っていたという。富樫が理緒に会いに行ったのも、再結成を断るためだったのか?
一方、倫太郎は富樫の息子・文哉(加藤清史郎)に父親について聞くが、融通の利かない堅物だと言い切る。友人たちとバンドを組みたいと言った時も反対され、東大に入って役人になれと言われていたらしい。
猪狩のアリバイが成立、不正経理を殺害の動機とする可能性は低くなった。が、村瀬は事件当日、富樫が調査に行った茨城の倉庫まで行くという。国税庁じゃあるまいし…。村瀬の暴走に志保はあきれ返り、別行動をとることに。
理緒の証言で弥生が再結成に前向きだったことがわかった。あくまでも再結成を反対する富樫を理緒が歩道橋から突き落として…とも考えられるが、弥生の本音はどっちだったのか。
借金返済のため、理緒と弥生の再結成を画策する音楽事務所社長の阿部(田中伸一)も容疑者として浮上する中、倫太郎と直樹は改めて弥生に話を聞きに行く。夫の意に反することはしたくない…。復帰したいという思いを押し殺し、夫に尽くそうとしていた弥生。文哉はそんな弥生を可哀相だと感じ、父親に反発していたようだ。
「お父さんなんていなくなればいいと思っていた」
まさか文哉が!? 倫太郎はそんな文哉の心を開こうと、改めて父との関係について話を聞くのだが…。
第1話 2014年7月9日「殺人クルーズ」
第2話 2014年7月16日「世界平和殺人事件」
第4話 2014年7月30日「殺人家計簿」
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