第一期
2012年1月4日から3月21日まで、テレビ東京系列において、毎週水曜日の24:43 - 25:13(JST)の時間帯でテレビドラマ化。主演は松重豊で、松重にとってはこれが初主演となる。番組はドラマ本編と、終盤に原作者久住昌之がその日のドラマに登場した店を実際に訪れるミニコーナー「ふらっとQUSUMI」で構成されていた(最終回にはドラマの中でも久住がカメオ出演していて、これは後のシリーズでも恒例化されている)。近年テレビ東京制作の連続ドラマ作品のほとんどが製作委員会方式を採用しているがこの作品は珍しく製作委員会方式をとらずテレビ東京製作著作となっている。
基本的にあえて原作を使わず、全てドラマオリジナルの話となっている。登場する店はすべて実在しているため、基本的に原作のような失敗エピソードは無い。一方で、原作での五郎の言動が挿入される演出が度々行われ、Season1第八話のように原作に近いエピソードや、Season1第四話やSeason3第一話のように原作の延長にあるエピソードも存在する。また、食事シーンがメインである点は同じだが、原作ではほとんど触れられることのない「本業」である輸入雑貨の購入を検討する顧客とのやり取りが描かれている。
BSジャパンでは2013年1月10日から放送。チャンネル銀河では2013年2月6日から2話ずつ、連日放送された。 再放送は、テレビ東京において2013年1月1日 - 1月3日の深夜枠で一挙に行われた。 番組内で松重演じる井之頭の食いっぷりが視聴者の食欲を刺激し「夜食テロ」と呼ばれる言葉を生み出した。
第二期(Season2)
2012年、『孤独のグルメSeason2』と題した第二期ドラマが10月10日から12月26日まで、1期同様テレビ東京系列にて毎週水曜23:58 - 24:45に放送された。放送時間が30分から47分間に拡大。第一期でも見られたが、メインの食事の前にカフェや甘味処に寄るのが定番となった。また、Season1と同じく本編終了後に原作者・久住昌之がドラマで登場した街のグルメを紹介する「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送されていた。
最終話での五郎の締めの台詞は、第一期と同じく「さあ、明日は浅草だな。何を喰おうか」であった(メインの店を出たあと、立ち食いそば屋で年越しそばを食べるシーンがあるため、実際は「俺には、こういう立ち食いそば屋がお似合いなんですよ」が締めの台詞となっている)。
第二期放送は東京ドラマアウォード2013において、連続ドラマ部門優秀賞を受賞した。
第三期(Season3)
2013年7月10日から9月25日まで『孤独のグルメSeason3』が放送された。「ふらっとQUSUMI」も引き続き放送された。
最終話での五郎の締めの台詞は、第一期・第二期と同じく「さあ、明日は浅草だな。何を喰おうか」であった。(微妙に言い回しが変わっており、実際は「さあ、明日は浅草か。何を喰おうかな」となっている)
第四期(Season4)
2014年7月9日から9月24日まで『孤独のグルメ Season4』が放送された。前作に続き「ふらっとQUSUMI」も継続。同年8月9日にはドラマ版初となる1時間特番『孤独のグルメ Season4 特別編! 真夏の博多出張スペシャル』を同日夕方4時から放送。このスペシャルでは五郎が初めて西日本(博多)の店で食事をする展開。同時期に松重は『HERO』にも出演しており、その効果もあってかSeason3までは1%台だった視聴率がSeason4では2%台に上がった。
第五期(Season5)2015年10月3日 - 12月19日(12回)
第六期(Season6) 2017年4月7日 - 6月30日(12回)
第七期(Season7)2018年4月6日 - 6月29日(12回)
第八期(Season8)2019年10月4日 - 12月20日(12回)
第九期(Season9)2021年7月9日 - 9月24日(12回)
第十期(Season10)2022年10月7日 - 12月23日(全12回)
第十一期(Season11)2024年10月4日 -
第四期概要
久住昌之の原作漫画をベースにした人気グルメドラマが第4シリーズに突入。松重豊が演じる輸入雑貨商・井之頭五郎が、仕事で訪ねた街で名物料理にありつく姿を淡々と描く。
過去のシリーズでは、「食べること」に特化した内容や、松重の静かな熱演が話題を呼び、番組で取り上げられた店にファンが殺到するといった事態を巻き起こした。
2013年に放送されたSeason3では、甘味処や軽食も紹介されたが、今作ではメーンの食堂に焦点を当て、原点回帰を図る。
ストーリー
個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)は、商用でさまざまな街を訪問。商談後に気になった店に立ち寄り、食事をすることを何よりも楽しみにしている。これまでも都内近郊を訪ね歩き、絶品焼肉や激辛四川料理など、通好みのグルメと出合ってきた。
五郎はこの夏、出張で神奈川県の箱根を訪ねることに。そこで、まだ見ぬ一品との出合いを果たす。
キャスト
松重豊/井之頭五郎役
自由な生き方をモットーとし、個人で輸入雑貨商を営んでいる。仕事で訪れた街で雰囲気のある食堂を探し、そこで食事を取ることを楽しみとしている。未婚で、酒は飲めない。
Season4(2014年)
第一話
大橋 幸三 - 志賀廣太郎
みゆき食堂店員1 - ふせえり
みゆき食堂店員2 - 清水幸枝
みゆき食堂店員3 - 幅下優子
老人男性客1 - 若尾哲平
老人男性客2 - 田中健一
50代の男性客 - 井川哲也
50代の女性客 - 山本順子
中年男性客1 - チャッピー大岩
中年男性客2 - 白川智康
おばちゃん客1 - 山下裕子
おばちゃん客2 - 箱木宏美
作業服男性客 - 高橋和貴
麻雀客おばさん - 小菅敬子
麻雀客おじさん1 - 岩嵜敏剛
麻雀客おじさん2 - 西村春男
メガネ屋女性店員 - 守屋惠美
第二話
オモニ - 柴田理恵
笹川 仁美 - 広岡由里子
女性店長 - 石井あす香
アシスタント男1 - 森山翔悟
アシスタント男2 - 鈴木彰紀
アシスタント女 - 咲良美里
ブティック店員 - 愛純もえり
OL1 - 佐渡未来
OL2 - 池田詩穂
カップル男 - 中西晶
カップル女 - 鳥井晃子
サラリーマン1 - 大坪貴史
サラリーマン2 - 山口正剛
サラリーマン3 - 清水ヤスユキ
第三話
若女将 - 青山倫子
大女将 - 小貫加恵
もみやん - 土井よしお
ならや女性店員 - 上岡松美
足湯・女性客1 - 高杉ひろか
足湯・女性客2 - 高木ゆか
おばあちゃん - 飛田弘子
幼稚園・子ども - 鈴木彩香
家族客・父 - 渡辺能仁
家族客・母 - 照喜名円
家族客・子ども - 松田知己
カップル客・男 - 横山大
カップル客・女 - 若林萌子
第四話
谷村 悠哉 - 野間口徹
女将 - 円城寺あや
篠 - 小宮有紗
谷村 今日子 - 松山愛里
作業服客1 - 安部賢一
作業服客2 - 朝香賢徹
主人 - 本田秀和
最強の常連客 - 篠崎まこと
座敷客1 - 神谷未来紘
座敷客2 - 藤原大志
座敷客3 - 近藤さつき
座敷客4 - 千葉浩司
座敷客5 - 井出隆之
座敷客6 - 沖田龍彦
ママ友1 - 酒井尚美
ママ友2 - 田中美貴
子ども1 - 大沢大偉
子ども2 - 田中萌音
第五話
山下 - 徳井優
師崎港事務員 - 実森あずさ
切符売り場店員1 - 栗林栗子
切符売り場店員2 - 藤島えり子
いこい店主 - 鈴木浩二
カップル男 - 鈴木淳平
カップル女 - 鈴木礼華
おばさん - 鈴木真由美
若い漁師1 - 鈴木康典
若い漁師2 - 宮地彦幸
Barcaお母さん - 北川順子
しらすや事務員1 - 林真美
しらすや事務員2 - 高橋留未
しらすや店主 - 北川敏康
観光ホテルフロント - 中山幸彦
家族客・父 - 小野慎吾
家族客・母 - 加藤由紀
家族客・子ども - 伊藤悠仁
年配観光客1 - 牧野美佐子
年配観光客2 - 久富悟
地元客1 - 高橋靖典
地元客2 - 佐藤大
漁師客1 - 園田裕史
漁師客2 - 石黒洸樹
若女将 - 若松美木
大女将 - 森本恵美子
特別編! 真夏の博多出張スペシャル
うどん屋店主 - 小松政夫
奥村 鉄也 - 中村有志
一富女将 - りりィ
商工会議所役員 - 中村靖日
地元の女性1 - 井芹美香
地元の女性2 - 深澤宏子
花火屋男性客 - 辻雄三
花火屋子ども客 - 下松谷嘉音
商工会議所部長 - 川添浩文
商工会議所所員1 - 出水泰輔
商工会議所所員2 - 高橋洋介
一富大将 - 富田一男[17]
サラリーマン1 - ケン坊田中
サラリーマン2 - あかみねとんぼ
サラリーマン3 - 森本ちゃん
サラリーマン4 - コンバット満
サラリーマン5 - 寿一実
サラリーマン6 - 金田昇太
OL1 - 山口章代
OL2 - 瀬戸さおり
OL3 - 藤田可菜
地元客1 - 中川とっぺる
地元客2 - 池内祐介
地元客3 - 阿部哲陽
第六話
井沢 由香里 - 笛木優子
カマルプール店主 - 山中崇
花屋男性店員 - 酒井崇行
花屋女性店員1 - 児玉彩
花屋女性店員2 - 藤川奈緒
子供1 - 芦沢琢斗
子供2 - 渋谷そら
料理人1 - ラタン
料理人2 - ナッティ
常連男性客 - 平沼いくた
常連女性客 - 下村里奈
サラリーマン男性客 - 豊島歩
カップル男性客 - 市川欣希
カップル女性客 - 吉田真理
3人客男性1 - 岡野正一
3人客男性2 - 松ア建ん語
3人客女性 - 門間三可子
女子会客1 - 野村日香理
女子会客2 - 松澤美妙
女子会客3 - 御子柴冴
女子会客4 - 泉みづき
井沢・息子 - 田野辺るきあ
第七話
まめぞ主人 - 小日向文世
まめぞ奥さん - 西田尚美
酒井 - 東地宏樹
風鈴屋店主 - 河内浩
地元客1 - 坂城君
地元客2 - 手塚みのる
地元客3 - 木村若菜
主婦1 - 木皿木桃
主婦2 - 斉木りえ
一人客 - 大瀬誠
お婆ちゃん - 曽我久子
女の子1 - 矢口凜華
女の子2 - 中嶋莉緒
女の子3 - 田嶋絆
鳥越神社参拝者 - 山田登喜雄
第八話
ご主人 - 寺島進
奥さん - 堀内敬子
石川 - 和田聰宏
母親 - 荒木真有美
子供 - 近藤將正
ビリヤード場客 - 福本圭祐
女性客1 - 橘美緒
女性客2 - 坂野志津佳
女性客3 - 中原江梨子
女性客4 - 春野早苗
女性客5 - 坂井裕美
主婦客1 - 風戸蒔
主婦客2 - 川本亜貴代
主婦客3 - 中野亜紀
第九話
シャンウェイ主人 - モロ師岡
滝山 - 村田雄浩
野球場オヤジ - 丹古母鬼馬二
野球場男性1 - 寺沢良雄
野球場男性2 - 寺島弘幸
野球場男性3 - 川添伸吾
ウグイス嬢 - 綾倉朋子
カフェ店員 - 富田千穂
シェフ1 - 大内誠也
シェフ2 - 宍戸俊太郎
カップル男性客 - 西山由季拡
カップル女性客 - 羽里早紀子
6人客男性1 - 佐久間章裕
6人客男性2 - 田島慶太
6人客男性3 - 進藤恵太
6人客女性1 - 市原茉莉
6人客女性2 - 星野しほ
6人客女性3 - 山崎丹奈
4人客女性1 - 西森魅萌
4人客女性2 - 高木麻実子
4人客女性3 - 東茉奈
4人客女性4 - 加納莉奈
第十話
川本 - 笹野高史
レストランアトム主人 - 藤原喜明
藤田 - 入江崇史
大倉 - 成松修
トラック運転手1 - 清野賢
トラック運転手2 - 加々美伸次
タクシー運転手1 - 花咲也
タクシー運転手2 - 永井一誠
タクシー運転手3 - 海老原正美
タクシー運転手4 - 藤田雅明
タクシー運転手5 - 島英臣
第十一話
白鳥 美麗 - 伊佐山ひろ子
若い事務員 - 曽田茉莉江
三反田 豊 - 難波圭一
2人客男性 - パーマーイ雅晴
2人客女性 - 森岡朋奈
ベトナム人客1 - トラン・ティ・トゥ
ベトナム人客2 - グエン・ティ・ミゴック
ベトナム人客3 - ティマー
厨房の母1 - ティ・タン・ニャン
厨房の母2 - ホン・ゴック・アン
女主人 - グエン・ベト・ハー
第十二話
喫茶店マスター - 小林賢太郎
高橋 - すわ親治
女性店員1 - 恒吉梨絵
女性店員2 - 宮坂亜里沙
男性一人客 - ジジ・ぶぅ
常連男性客1 - 沖隆二郎
常連男性客2 - 保谷和明
近所の男性 - 羽藤雄次
久住さん - 久住昌之
さいき大将 - 石橋蓮司
スタッフ
原作 - 作・久住昌之 / 画・谷口ジロー『孤独のグルメ』(扶桑社刊 / 週刊SPA!)
脚本 - 田口佳宏 / 板坂尚(Season1) / 児玉頼子(Season2 - 3)
脚本協力 - 田口佳宏
音楽 - The Screen Tones(久住昌之、フクムラサトシ、河野文彦、Shake、栗木健、戸田高弘)
音楽録音 - 戸田高弘(Season1 - 3) / 田村俊英(Season4)
監督 - 溝口憲司 / 宝来忠昭(Season1 - 3) / 井川尊史(Season3 - 4)
演出補 - 宝来忠昭、井川尊史、北畑龍一
タイトルバック
「荒野のグルメ」(作曲:久住昌之、フクムラサトシ / Season1 - 2)
「孤独のツンドラ」(作曲:久住昌之 / Season3)
「Oriental Goro」(作曲:久住昌之 / Season4)
オープニングナレーション - 柏木厚志
ナレーター - 植草朋樹(テレビ東京アナウンサー)
オープニングCG - GASP
音響効果 - 金子寛史(フローレス)
キャスティング協力 - 高柳亮博(Season4)
編成 - 井関勇人(Season1 - 2) / 反町豊(Season3 - 4)
プロデューサー - 川村庄子、吉見健士(共同テレビ) / 阿部真士(Season2) / 菊池武博(Season4)
AP - 鈴木美奈子(Season4)
AD - 村上遥香(Season1 - 2) / 田端綾子、北尾賢人(Season3) / 山下未於、李受眞(Season4)
制作協力 - 共同テレビ
製作著作 - テレビ東京
楽曲
オープニングテーマ
「JIRO'sTitle」(作曲:久住昌之)
ドラマ本編エンディング曲
松重“五郎”豊のテーマ 「STAY ALONE」(作曲:久住昌之、フクムラサトシ)
エンディングテーマ
「五郎の12PM」(作曲:久住昌之 歌:伝美)
各話あらすじ
第1話 2014年7月9日「東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ」
ラテ欄「清瀬の最強大衆食堂!もやしと肉ピリ辛炒め味噌ニンニク青唐辛子夜食旋風ついに上陸!!」
東京・清瀬にやって来た五郎(松重豊)は、商談相手の大橋(志賀廣太郎)に連絡を取る。待ち合わせに指定されたのは麻雀店で、五郎は戸惑いつつも、店内の対局の動向に一喜一憂する。その後、大橋のメガネサロンでサングラスの試着をするが、勧めた大橋が怖がるほどのこわもてに。商談を終え、 五郎は空腹を満たすべく商店街へ。ある食堂の店構えにひかれ、中へ入ると、選びきれない程のメニューが壁一面にあって…。
第2話 2014年7月16日「中央区銀座の韓国風天ぷらお参鶏湯ラーメン」
ラテ欄「銀座ほっこり韓国家庭料理絶品!参鶏湯ラーメンほわ天ぷらに肉キムチ旨辛イカに鱈の餃子!?」
東京・銀座のギャラリーへ、仁美(広岡由里子)の写真展の陣中見舞いに訪れた五郎(松重豊)。用事を終え、‘銀ブラ’を始めた五郎は、脳がすっきりするという台湾のお茶とスイーツを堪能。やがて、五郎は路地裏に迷い込み、そこで韓国家庭料理店を見つける。あまりの狭さに帰ろうとするが、オモニ(柴田理恵)のパワーに押され思わず着席。張り紙の「参鶏湯ラーメン」や豊富な日替わり小皿料理に心を奪われてしまう。
第3話 2014年7月23日「神奈川県足柄下郡箱根町のステーキ丼」
ラテ欄「箱根貫禄!王様ステーキ丼ソースワサビで充実!!旬野菜にワカサギも!温泉玉子かけご飯だ!!」
神奈川・宮ノ下駅に降りた五郎(松重豊)は、 ギャラリーの下見と交渉に向かう。店内で五郎は1階カフェのメニューにある、ひょうたん形のもなかにそそられる。もみあげが目立つ店主(土井よしお)との打ち合わせの合間にもなかを注文し、ほどよい甘さを堪能。仕事を終え、 空腹の五郎は地図で見つけた店へ。ランチのステーキ丼とアワビ丼、どちらを選ぶか悩む。
第4話 2014年7月30日「東京都八王子小宮町のヒレカルビとロースすき焼き風」
ラテ欄「小宮満席!隠れ家焼き肉店卵ですき焼き感涙の味デカ厚ヒレにスープも豚足焼いてふほふほ!!」
東京・八王子の八高線・小宮駅に降りた五郎(松重豊)。商談相手の谷村(野間口徹)はイタリアンレストラン開業のため、五郎に必要な物を揃えてくれと依頼する。早速、店内を測定する五郎だが、谷村がカルビとロースと米飯の弁当を食べる姿を見て、焼き肉を食べようと決意する。打ち合わせ後、満席の焼き肉店に入り豚足を注文した五郎は、見慣れないメニューを見つける。
第5話 2014年8月6日「愛知県知多群日間賀島のしらすの天ぷらとたこめし」
ラテ欄「愛知海の幸天国!たこめしホワッとしらす天ぷらジュワッ大あさり焼き潮風にのって焼きダコ」
五郎(松重豊)は愛知・師崎港に来た。港で働く山下(徳井優)に届け物があるのだ。夕方に京都に行くため、五郎は山下を追って船で10分の日間賀島へ向かうが、行く先々で山下と擦れ違う。途中、地元名物の焼きダコを堪能。やっと山下と会えた五郎は食堂へ。海の幸がどっさりの巨大いけすに目を奪われながら「しらすの天ぷらとたこめし定食」と「シャコ」を注文する。
特別編!真夏の博多出張スペシャル 2014年8月9日「福岡県福岡市博多区中洲の鯖ごまと若どりスープ炊き」※16:00 〜 16:55
久しぶりの遠方出張、九州は福岡県、博多にやって来た五郎。まずは友人の奥村(中村ゆうじ)の店を訪ねる。小腹がすいた五郎は仕事前になにか入れようと思い、目に留まったうどんの店に入ると、イイ雰囲気のオヤジ(小松政夫)に出迎えられた。その後商工会議所で大勢の人の前でプレゼンをする。
仕事を終えると、せっかくだからと中洲調査に繰り出すと、これまたイイ感じの店の女将(りりィ)に声をかけられ思わず入ってしまうが、そこでは博多弁の嵐が吹き乱れていた…。
第6話 2014年8月13日「東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー」
ラテ欄「木場真夏ラムミントカレー絶品カキスパイス炒め熱うまチーズクルチャ穴場インドバルの魅力」
五郎(松重豊)は生花店の店長・由香里(笛木優子)との打ち合わせのため東京・江東区木場へ。由香里はシングルマザーのイベントで渡すフラワーギフトを任され悩んでおり、五郎は欧州のアクセサリーを扱う業者に当たってみることに。商談後、五郎は下町の中に現れたインド料理店のカレーに引き付けられ入店。客が次々と頼む‘クルチャ’というインドのピザが気になり…。
第7話 2014年8月20日「台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド」
ラテ欄「鳥越うまっ名物かつサンド明太クリームパスタ!!生ハムと粕漬け明太子グっとくる懐かし横町」
東京・台東区鳥越に行った五郎(松重豊)は、日本で2番目に古い商店街という垂れ幕のある道を通り、依頼人の酒井(東地宏樹)に会う。仕事の後、「おかず横丁」で次々とおかずを買った五郎は、翌日の朝食を想像するうち腹が減る。入った店で、主人(小日向文世)と目を合わせて奥へ。張り紙にあるメニューは生ハム、いぶりがっこ、ブルーマウンテン。五郎は戸惑うが…。
第8話 2014年8月27日「杉並区阿佐ヶ谷のオックステールスープとアサイーボウル」
ラテ欄「杉並生姜たっぷり!ハワイオックステールスープおじや&朝イイボウル」
五郎(松重豊)は東京・阿佐谷の商店街で、昔ながらの駄菓子店を発見。思わず10円ゲームで遊んでしまう。慌てて向かった目的地のビリヤード場で店主の石川(和田聰宏)から、店に設置するバーアイテムを揃えてほしいと依頼される。打ち合わせ後、立て看板で見つけた「ハワイ ロコモコ アヒポケ丼」という文字に導かれ、ハワイ料理店へ。メニューを見て、初めて目にする‘オックステールスープ’が気になり…。
第9話 2014年9月3日「渋谷区神宮前の毛沢東スペアリブと黒チャーハン」
ラテ欄「野球場近くの鉄板中華料理黒チャーハンと麻辣湯超ド迫力のスペアリブ骨まで食べる蒸し鶏!」
五郎(松重豊)は東京・外苑前に呼び出され、知人から仕事を丸投げされる。神宮球場前に着いた五郎は数年前の夏に思いをはせる。野球部のおいを応援するため球場へ向かった五郎は、おいのピンチにある事をしたのだった。それとともに炎天下で食べたウインナーカレーを思い出した五郎は空腹に。青山通りで‘鉄板中華’という見慣れない言葉が書かれた看板を発見する。
第10話 2014年9月10日「東京都江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿」
ラテ欄「枝川驚愕メニュー多彩食堂卵トロリハムは醤油!グッとくるカツ皿ご飯懐かしレスカ男の美学」
得意客の藤田(入江崇史)から急な発注を受けた五郎(松重豊)は、車で東京・江東区枝川にある倉庫に向かう。2時間後にワイングラス20個を用意してくれという依頼に、どうにか5分前に届け終える。再び倉庫で整理を始め、管理人・川本(笹野高史)からのスイカの差し入れで一息つくが、空腹に。そこで運転中に見つけたレストランに行く。一癖ありそうな店内には和洋折衷メニューが。五郎は意外な合わせ技で勝負に挑む。
第11話 2014年9月17日「大田区蒲田のエビの生春巻きととりおこわ」
ラテ欄「蒲田越南の風汁ビーフン!あったか肉入りおもち揚げVS生春巻き対決初めて新鮮鶏おこわ!?」
五郎(松重豊)は東京・蒲田のアーケード街を歩き、商談相手・相沢(難波圭一)の事務所に着くが、急用で相沢の戻りが遅れていた。保養所をヨーロッパ風にという依頼だったが、カタログを見た事務員の白鳥(伊佐山ひろ子)は駄目出しを始める。商談後、怒りがこみ上げる五郎だが、すきっ腹で腹を立てては体に毒だと思い直し、昼食の店探しを開始。ベトナム料理店に入り、予想以上の多種多彩なメニューに頭を悩ませる。
最終話 2014年9月24日「渋谷区恵比寿の海老しんじょうと焼おにぎり」
ラテ欄「和恵比寿大将の居酒屋!ほろっと海老しんじょパリッ香ばし焼きおにあぁ優しいカブスープ」
五郎(松重豊)は恵比寿神社で大将(石橋蓮司)の落とし物を拾い、礼を言われる。その後、商談の相手である喫茶店主(小林賢太郎)から、オブジェじゃないオブジェを探してほしいと言われ、五郎は理解できず困惑。いらいらしながらも夕食を取る場所を探していると、居酒屋の前で大将と再会する。そこは大将の店で、1杯ごちそうするとの誘いに下戸の五郎は断ろうとするが、酒飲みの喜びそうなメニューに心が躍り…。
第五期(Season5)
孤独のグルメ
孤独のグルメSeason2
孤独のグルメSeason3
番組公式サイト
(孤独のグルメ - Wikipedia)