陣内は『菊次郎とさき』(2007年、第3シリーズ。テレビ朝日系)以来7年ぶりの連続ドラマ主演作となる。また第13回全日本国民的美少女コンテストで優勝したX21のリーダーの吉本実憂は本作が連続ドラマ初出演となる。
概要
陣内孝則の7年ぶりとなる連続ドラマ主演作。東京・下町を舞台にした人情喜劇で、陣内は困っている人を放っておけない動物病院の院長・柴健太郎を演じる。
健太郎は「一つ屋根の下で一緒に住めば、みんな家族」が持論で、血のつながりのない母・英恵(野際陽子)、娘・日菜子(吉本実優)との3人暮らし。
毎回登場する“マドンナ”に健太郎がほれ込み、彼女たちが抱える問題解決のために奔走する様がコミカルに描かれる。現代の“寅さん”ともいえる役どころで、陣内は「身内にいたら絶対ウザイ」とジョークを飛ばしながらも、「この作品で『ドラマってこんなに面白いんだ』と思わせたい」と気炎を上げる。
ストーリー
東京・下町で獣医として働く柴健太郎(陣内孝則)、通称“シバケン”の信条は、「たとえペットでも、たとえ血がつながっていなくても、一つ屋根の下で暮らしていれば、みんな、家族」。
獣医としてペットの命を救うのはもちろん、ペットの飼い主やその家族の問題まで我がことのように心配し、何とか力になろうと奮闘する。
しばしば度が過ぎて煙たく思われることもあるが、彼の純粋でまっすぐな思いがさまざまな人の心を救い、動かしていく。
キャスト
柴動物病院
柴 健太郎(しば けんたろう)〈51〉
演 - 陣内孝則(少年期:若林翔)
柴動物病院の2代目院長。愛称は「シバケン」。独身。情に厚く、診察に訪れる飼い主が抱える問題を自分のことのように心配し、首を突っ込んでいく。その飼い主が女性の場合、好意を抱いてしまうこともしばしば。動物の気持ちを理解することができ、外科的な腕前も確か。「平成の寅さん」とも呼ばれる。
柴 日菜子(しば ひなこ)〈17〉
演 - 吉本実憂(乳児期:黒岩志帆 / 幼少期:保榮茂愛)
健太郎に娘として育てられている17歳の女子高校生。母は自分が2歳の時に病死したと聞かされていたが、15歳の誕生日に健太郎から実の娘ではないことを打ち明けられる。動物が好きで、よく病院にも出入りしていたが、15歳の誕生日を境に行かなくなった。
柴 英恵(しば はなえ)〈72〉
演 - 野際陽子(少女期:江守沙矢)
健太郎の母親だが、血縁関係はない。柴動物病院では看護師兼金庫番として働いている。27年前に夫を亡くしたが、健太郎を一人前の獣医に育て上げた。人生が波乱万丈だったこともあり、達観している。
玉木 慎也(たまき しんや)〈25〉
演 - 牧田哲也(幼少期:間中斗環)
柴動物病院きってのイケメン獣医。健太郎からは「タマ」と呼ばれる。
柴 一生
演 - 宮川一朗太(青年期:土井翔平)
前院長。他界。
ねぎま
演 - レイチェル
メスのブルドッグ。柴動物病院で預かることになった飼い主不明の犬。
ゲスト
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
第1話
浅野 瞳(ピーチの飼主) - 釈由美子
浅野 葵(瞳の娘) - 本田望結(第5話)
山崎 文彦(瞳の元夫) - 伊東孝明
恵子(亜里沙の母) - 棟里佳
亜里沙(ゴンタの飼主・日菜子の友達) - 小川あん
第2話
田村 絹代(コテツの飼主) - 木野花
田村 絵美(絹代の義娘) - 浅見れいな
星山(シバケンの飲み仲間) - 斉藤陽一郎(第5話 - 第6話・最終話)
田村 一馬(田村家長男) - 小手伸也
田村 誠二(田村家次男・絵美の夫) - 三上浩
松原(絹代の遺言執行者) - 神崎孝一郎
伊藤 美沙(星山の元婚約者) - 太宰美緒
第3話
高城 江里子(チョコ、グミの飼主) - 笛木優子
谷本 勉三(高城の同期・CM制作アシスタント) - 山崎樹範
磯崎 秀樹(高城の元上司・CMプランナー) - 敦士
近藤 秋人(CM制作スタッフ) - 今野哲治
上倉 優(高城の部下) - 藤岡沙也香
第4話
小泉 里奈(シロの飼主) - 雛形あきこ
小泉 茂徳(里奈の父・病院経営者) - 西田健
山中 裕樹(レストランオーナー) - 森宮隆
第5話
山本 麗子(和泉ヶ丘小学校教師) - 相田翔子
真田 雄一(麗子の同僚教師) - 柳下大(小学生時代:寺井大治)
真田 陽子(真田の母) - 和泉ちぬ
第6話
リンダ / 山本 晴子(キャバクラ嬢) - 酒井若菜
山本 寛人(クーの拾主・晴子の息子) - 五十嵐陽向
柿沢 和樹(晴子の婚約者・外科医) - 金子裕
桐山(リンダの客) - 河野洋一郎
藤本 香苗(晴子の叔母) - 鈴木千秋
セリナ(キャバクラ嬢) - 清水ゆう子
なるみ(キャバクラ嬢) - 早津愛香
第7話
栗原 渚(竜太の叔母) - 田中律子
槙 竜太(日菜子の友達) - 平岡拓真
槙 源太(竜太の父) - 四方堂亘
槙 玲子(竜太の継母) - 松永玲子
第8話
浜名 リカ(マドレーヌの飼主・女優) - 井上和香
アラン・アキオ・ベルナール(映画監督) - 宍戸開
佐々木 省吾(スカイテレビディレクター) - 湯江健幸
原田 圭太(スカイテレビAD) - ヤマサキヨシヤ
第9話
玉木 由紀(玉木の姉・占い師) - 南野陽子(少女期:辻本瑞貴)
玉木 一也(玉木の父) - 寺田農
遠藤 竜二(由紀の共同経営者) - 谷田歩
長谷川 完(小説家) - 島隆一
第10話
水沢 塔子(移動動物園園長) - 石野真子
椎名 秀政(チンパンジー学習塾経営者) - 猪野学
辰夫(漁師) - ガッツ石松
涼子(移動動物園飼育員) - 斎藤ナツ子
永井 彰(移動動物園飼育員) - 小林旭
茂三(ビルオーナー) - 巻島康一
第11話
大倉 美波(美貴の母) - 清水美沙
高梨 創也(美貴の父・美波の元夫) - 前川泰之
大倉 美貴(ペロの元飼主) - 大野百花(幼少期:小杉ゆん)
村岡(中学校教師) - 松山尚子
最終話
佐倉 菜々子(日菜子の実母・ねぎまの元飼主) - 浅野ゆう子(青年期:上杉美浩)
小清水 洋二(菜々子の婚約者・コシミズ靴店店主) - モト冬樹
スタッフ
脚本 - 田辺満、根本ノンジ、久松真一、いとう斗士八
音楽 - 得田真裕
監督 - 池澤辰也、村松弘之、伊藤大輔
助監督 - 伊藤大輔、坂本栄隆
タイトル - 岡野正広
サウンドデザイン - 近藤隆史
医療監修 - 原大二郎、原田淳子、吉田尚子(獣徳会動物医療センター)
アニマルトレーナー - 坂本紀江、伊賀弘明、村上円、久保玲衣奈(湘南動物プロダクション)
フードコーディネイト - はらゆうこ
技術協力 - ビデオフォーカス、Kカンパニー
美術協力 - 山崎美術
照明協力 - ラ・ルーチェ
音響効果 - スポット
番組宣伝 - 今村紀彦、神松一三、藤生朋子(ytv)
ホームページ - 服部塁(ytv)
チーフプロデューサー - 木谷俊樹(ytv)
プロデューサー - 西川義嗣(ytv) / 山田大作、竹中美保(オスカープロ)
制作協力 - オスカープロモーション
制作著作 - 読売テレビ
主題歌 - GENERATIONS from EXILE TRIBE「Always with you」(rhythm zone)
各話あらすじ(2014.7.3 - 2014.9.18)全12話 平均視聴率 3.99%
第1話 2014年7月3日「陣内孝則が人助け」
東京の下町にある動物病院の院長シバケン(陣内)は、ある日、往診のために自転車をこいでいると、瞳(釈由美子)という女性が、前に飛び出してくる。瞳はゴールデンレトリバーの子犬ピーチの散歩中で、ピーチが言うことを聞かず困っていたのだ。前足をしきりになめるピーチの姿を見たシバケンは、瞳に「そのワンちゃん、結構ストレスを抱えてるみたいですから」と名刺を渡す。その日の夕食時、シバケンの元に、瞳から「病院の前にいるからピーチを診てほしい」と頼まれる。また、瞳は離婚後、娘・葵(本田望結)が自分と口を利かなくなったと悩んでいた。困っている人を放っておけないシバケンは、恋心も手伝って瞳と葵親子の仲裁に奮闘する。
第2話 2014年7月10日「愛犬に遺産20億の鬼姑」
動物病院の院長シバケン(陣内孝則)の元に、シーズー犬のコテツが急患で連れてこられる。飼い主の絵美(浅見れいな)が夫と死別していると知り、シバケンは恋心を抱く。聞くところによると、絵美のしゅうとめ絹代(木野花)がコテツを子供同然にかわいがり、遺産20億円をコテツに相続させる予定だという。また、絵美は一緒に暮らす絹代から、遺産目当てだと疑われ、いじめられていた。シバケンは、何とか絵美の力になろうと奮闘する。そんな中、絹代の長男・一馬(小手伸也)が遺産を横取りしようとたくらみ、コテツの身に危険が迫る。シバケンは、嫁しゅうとめの確執を修復するため、ある作戦を思い付く。
第3話 2014年7月17日「奪われた花嫁&花婿!?」
日菜子(吉本実憂)は、飼い犬ねぎまの散歩中に広告代理店で働く江里子(笛木優子)に「コマーシャルに出てくれないか」と声を掛けられる。自分がスカウトされたのだと思った日菜子だが、スカウトされたのはねぎまだった。シバケン(陣内孝則)は「ただでさえ暑さに弱いブルドッグが、コマーシャル撮影で強いライトを当てられ続けるのはもっての外だ」と断固反対の姿勢を見せる。だが、江里子が美人だと分かると態度を一変させ、出演を許可する。そして撮影当日、敏腕ディレクター・江里子の働きぶりを目の当たりにしたシバケンと日菜子は、圧倒されてしまう。そんな中、江里子の飼い犬グミとチョコが体調を崩し、彼女は早朝、寝ていたシバケンを起こして診察させるほどのパニックに陥ってしまう。シバケンの母・英恵(野際陽子)は、江里子が「ペット依存症」ではないかと心配する。
第4話 2014年7月24日「冷酷父が絶縁娘に感涙」
往診の帰り、シバケン(陣内孝則)は、レストランの裏につながれた北海道犬を見掛ける。元気がない犬の様子が気になり、その場で触診してみると、筋肉のこわばりなどから、かなりのストレスを抱えているようだった。飼い主に注意しようと鼻息を荒くするシバケンだったが、現れた飼い主・里奈(雛形あきこ)の美しさに態度を一変し、スマートに注意する。里奈はフレンチレストランのシェフで、店の開店準備の真っ最中だった。聞けば、彼女はワンルームのマンションという大型犬にとって良くない環境で愛犬シロを飼い、さらに昼間はシロが寂しくならないよう、職場に連れてきていたという。それが裏目に出て、シロは運動不足から下痢や嘔吐(おうと)が止まらないほどストレスをため込んでいた。もともと里奈たちは実家の庭付き一軒家で生活していたと聞き、シバケンはシロを元の実家に戻すことを勧める。しかし里奈は父・茂徳(西田健)と3年間絶縁状態で実家には帰れないという。シバケンは、里奈と茂徳の関係修復に乗り出す。
第5話 2014年7月31日「不幸呼ぶ伝説の女教師」
シバケン(陣内孝則)は、日菜子(吉本実憂)から「呪いの女教師」という都市伝説を聞く。長い髪に黒ずくめの格好をした女性教師が「私のこと、好き」と聞いてきて、それに「はい」と答えると魂を抜かれ、生きたしかばねにされるというもので、その話を聞いてからシバケンは、悪夢にうなされる。そんな折、小学生の葵(本田望結)がウサギを抱いてシバケンの病院に駆け込んでくる。葵は、学校で飼っているウサギが、小屋で衰弱しているのを見つけたという。シバケンは葵に、ウサギは環境の変化に弱い動物であることを教え、「何か変わったことはなかったか」と問う。すると夏休み前に、新しい女性教師がやって来たという。シバケンは、残りのウサギも衰弱している可能性が高いということで、小学校のウサギ小屋を訪れることに。そこへ、新しい女性教師・麗子(相田翔子)が現れる。麗子は、シバケンが夢で見た都市伝説の教師にそっくりだった。しかし、シバケンは「呪いの女教師」さながら、冷酷な態度の麗子に追い払われてしまう。
第6話 2014年8月7日「子供手放すキャバ嬢母」
日菜子(吉本実憂)は犬の散歩中に、ヒロト(五十嵐陽向)という少年に出会う。ヒロトに腕を引っぱられ段ボールの箱の前に連れていかれた日菜子は、そこでぐったりとした小犬を見つける。全く動かない小犬に焦った日菜子は、ヒロトと共にシバケン(陣内孝則)の元に小犬を連れていく。シバケンは空腹で動けなかったと診断。ほっとする日菜子とヒロトだったが、小犬の飼い主がいないことが問題になり、ヒロトが「僕が飼うよ」と言いだす。その夜、玉木(牧田哲也)とキャバクラを訪れたシバケンは、そこでヒロトが、店で働く姉リンダ(酒井若菜)に小犬について相談する場面に遭遇する。犬を飼うことを反対され落ち込むヒロトのため、シバケンはリンダに頼み込むが、彼女に飼えないと断られてしまう。そんなリンダには、とんでもない秘密があった。外科医と結婚するために、ヒロトを長野の叔母の家に預けようとしていたのだ。それを知ったシバケンは、ある行動に出る。
第7話 2014年8月14日「冷酷継母とダメ父から同級生救え」
最近、帰りの遅い日菜子(吉本実憂)のことが気になって仕方がないシバケン(陣内孝則)は、双眼鏡を手に日菜子の尾行を始める。すると公園で、見るからに不良の男性(平岡拓真)と仲むつまじそうにアイスを食べる日菜子の姿を目撃してしまう。そんな中、動物病院に渚(田中律子)という女性が小犬を連れて訪れる。食あたりのその犬は、神社の軒下で見つけた捨て犬だという。それを聞いたシバケンは、治療費を免除した上に、飼い主が見つかるまで預かると申し出る。その夜、帰宅した日菜子から、生まれてすぐに母親を亡くし、父親の再婚相手からひどい扱いを受けているという友人の話を聞く。情にもろいシバケンは、その友人をもてなしたいと家に呼ぶが、現れたのは公園で日菜子と会っていた男性・竜太だった。てっきり女子高生だと思っていたシバケンは怒り、不快感をあらわにする。しかし、竜太は見た目に反し、礼儀正しく素直な性格で、捨て犬を連れてきた渚のおいだった。そして渚には、竜太と親子になりたいという思いがあった。
第8話 2014年8月21日「体売る落ちぶれ女優に養母が一撃」
往診帰りのシバケン(陣内孝則)は、英恵(野際陽子)が30代の男性(宍戸開)とタクシーから降りてくる現場を見てしまう。シバケンは、気になりながらも「見なかったことにしよう」と自分に言い聞かせる。一方、病院に、人気のなくなった女優リカ(井上和香)が飼い犬を連れてやって来る。シバケンは熱中症と診断するが、リカは終始横柄な態度で、治療費も払わず帰ってしまう。玉木(牧田哲也)と日菜子(吉本実憂)は、かつてのドラマのイメージとは違うと幻滅する。翌日、シバケンが治療費を払ってもらいにリカの自宅を訪ねると、そこは古びたアパートで、借金を取り立てる男たちがいた。そんな中、シバケンはひょんなことから、リカの一日付き人に立候補する。リカに、大物監督との仕事が入るが、それは犬の着ぐるみ姿でインタビューするというもの。その映画監督は、昨日、英恵と一緒にいた男性アランだった。
第9話 2014年8月28日「遺産目当ての占い師姉弟のため母の不倫清算」
休暇中の玉木(牧田哲也)が、実家で飼っている犬のモモを連れて、シバケン(陣内孝則)の元にやって来る。1人暮らしの父親が老人ホームに行くことになり、ペット禁止の玉木のマンションでは飼えないため、モモのもらい手を探したいという。そこで、日菜子(吉本実憂)は玉木に協力し、街の掲示板に飼い主募集のポスターを貼ることに。すると背後から、顔半分を隠した奇妙な女性が念仏を唱えながら現れる。クリスタルユキ(南野陽子)というその女性は有名な占い師で、モモを引き取りたいという。早速、モモに会わせようと動物病院に連れていくと、玉木が驚きの声を上げる。ユキは玉木の実の姉だったのだ。舞い上がるシバケンだったが、玉木の話によると、ユキは20年以上前に家を飛び出し、遺産相続をきっかけに戻ってきたという。玉木は「金しか頭にない」とユキを罵倒する。しかし、この遺産問題には、玉木家の秘密が隠されていた。
第10話 2014年9月4日「悪徳社長と苦情に悩む動物園守れ」
シバケン(陣内孝則)の街に移動動物園がやって来た。シバケンは日菜子(吉本実憂)と一緒に出掛け、親子水入らずのひとときを楽しむ。しかし「カンガルー学習塾」と書かれたチラシを配られ、シバケンの気分は一変。その動物園には学習塾のスポンサーがついていて、来園者の子供たちをターゲットに宣伝していた。動物を宣伝に利用していることに怒ったシバケンが日菜子を連れて帰ろうとしたその時、園長・塔子(石野真子)が現れる。彼女の美しさに目を奪われたシバケンの気分は上昇する。そんな中、元気のないヤギが気になったシバケンは、その場で触診。すると胃の中に異物がある様子。そして、手術する必要があると分かるが、費用を聞いた塔子は、自分一人では決められない額なので、スポンサーに相談するという。さらに、動物園では豚が逃げ出し、近隣住民から苦情が寄せられてしまう。たくさんの問題を抱える塔子を見て、シバケンはある解決策を考える。
第11話 2014年9月11日「引き裂かれた家族!娘と愛犬救え」
シバケン(陣内孝則)は、往診の帰りにトイレ清掃作業員・美波(清水美沙)と出会い、一瞬で恋に落ちる。その夜、シバケンは早速、居酒屋で玉木(牧田哲也)に彼女のことを話す。その時、料理を運んできた店員を見て、思わず立ち上がるシバケン。その店員は美波だった。翌日、シバケンは、中学生の少女(大野百花)が中型犬のリードを無理やり引っ張って歩かせようとするところに出くわす。犬の足の裏を見るとガラスを踏んでけがをしたようで、シバケンはその犬を診療所に連れ帰り、治療をすることに。だが、飼い主の少女は犬の名前を「ペロ」だと告げたきり、なぜか姿を消してしまう。飼い主を捜し、手始めに近所の中学校を訪ねたシバケンは、そこで美波に再会する。彼女は娘の保護者として教師に呼び出されたという。シングルマザーで昼も夜も働きづめだという美波の話を聞いたシバケンは、夜の間、彼女の娘を預かると申し出る。しかし、その娘は、治療中の犬を置いて姿を消した少女だった。
最終話 2014年9月18日「娘を捨てた母登場涙の別れ」
日菜子(吉本実憂)が愛犬ねぎまを散歩させていると、突然ねぎまがリードを引っ張って走りだす。ねぎまは、その先にいた女性(浅野ゆう子)に尻尾を振って喜び、日菜子はその姿を不思議に思いながらも、女性と軽く会話を交わす。帰宅した日菜子は早速、そのことをシバケン(陣内孝則)と英恵(野際陽子)に報告。だが、話を聞いていたシバケンは顔色を変える。日菜子が学校へ行った後、その女性がシバケンの前に現れる。何と彼女は日菜子の実の母親・菜々子だった。菜々子はシバケンの幼なじみで、15年前に「ちょっとだけ預かってほしい」と日菜子を預けたきり、姿を消していたのだ。悪びれた様子もない菜々子にシバケンは激怒し、「もう日菜子には会わないでくれ」と言い放つ。しかし、菜々子は再びシバケンの前に姿を現し、ねぎまを返してほしいと言いだす。シバケンは、菜々子がねぎまの飼い主だったと知り、日菜子だけではなく、ねぎままで捨てた彼女に、あきれ果てる。
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(獣医さん、事件ですよ - Wikipedia)
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