大手建設会社社員・沢村(長谷川朝晴)の水死体が山梨県の湖で発見され、13係と山梨県警、さらに稲葉係長(菅原大吉)率いる8係による捜査本部が設置された。
が、捜査会議で佐久(小澤征悦)は、いきなり山梨県警を捜査から外すと宣言。一同は騒然となる。これも新たな策なのか?
被害者の沢村がダム建設の談合に関わっていたことがわかった。島野(田辺誠一)らは関係者への捜査に意気込むが、佐久は沢村の自宅から見つかった婚約指輪から10年前のある事件を思い出していた。
10年前、沢村が勤務する建設会社の小原会長(団時朗)の妻と当時沢村の婚約者だった娘が殺害された。
目撃証言から寺山という男が逮捕され、当時検事だった現法務大臣の中村(石橋蓮司)が死刑を求刑。現在、寺山は死刑囚として収容されている。
当時、捜査に参加していた佐久は、結婚を控えた被害者が生前身に着けていた婚約指輪が行方不明になっていることから、寺山犯人説に疑問を抱いていた。
そして今回、沢村の自宅で発見された指輪は、その失われた指輪の可能性が高い。佐久は10年前の事件の真犯人は沢村ではないか、と疑問を抱く。
屋敷(塚本高史)の報告で佐久が10年前の事件を調べ始めたことを知った谷中刑事部長(西田敏行)は、中村法務大臣に注進。仮に沢村が真犯人と証明されれば、中村はミスジャッジしたことになる。スキャンダルを避けたい中村は、寺山の死刑執行命令書に判を押す。
死刑執行までに残された時間は4日。佐久は、それまでに沢村が真犯人であることを証明し、寺山の死刑執行を止めたいと谷中に宣言。が、谷中は余計なマネをするなと佐久を叱責。2人の対立は決定的なものとなる。
そして、ついに佐久は管理官の任を解かれる。どうにも納得できない島野だが、そこにも佐久の策略が…!?
第1話 2014年4月16日「座らされた毒殺死体の謎」
第2話 2014年4月23日「眠れる花嫁と偽の結婚指輪」
第3話 2014年4月30日「盗聴された女子大生殺人!!」
第4話 2014年5月7日「狙われた赤いピンヒール!!」
第5話 2014年5月14日「赤い布の殺人トリック!!」
第6話 2014年5月21日「赤い炎と黒ずくめの女!!」
第7話 2014年5月28日「白骨死体と外国籍を持つ男」
第8話 2014年6月4日「死体の手に書かれた暗号文」
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