八王子の開発地から白骨死体が発見され、被害者は3年前に殺された男と判明した。投資ファンドの代表・仲正利樹(西村雅彦)が容疑者として浮上したが、仲正は事件直後に外国へ移住。現地で国籍とパギ・スカルナという新たな名前を取得し、伯爵の称号も手に入れていた。
法律上はスカルナという別人となった仲正を任意同行しようにも大使館が拒否。さらには外務省も佐久(小澤征悦)や島野(田辺誠一)に圧力をかけてくる。
仲正を逮捕するには、DNA鑑定でスカルナが仲正であることを証明しなければならない。しかし、スカルナは3日後には帰国してしまう。それまでにDNA鑑定に必要な証拠を採取しなければならないのだが…。
仲正がとある児童養護施設に長年寄付を続けていることがわかった。寄付は樹理(浅見れいな)という身寄りのない重度の腎疾患を患う車椅子の女性が入所したころから始まっており、現在も生活費や治療費が定期的に振り込まれている。樹里と仲正との関係は…娘なのか?!
佐久は「今回は私が駒になります」と言うと、樹里の住むマンションの警備員を装い樹理に接近。仲正が樹理に教えた缶詰めを使ったフルーツジュースを振る舞うなど、巧みに樹理の心を解きほぐしていくと、仲正が毎年樹理の母・真理の命日に花を供えていることを聞きだす。その命日は明日!佐久は、仲正とこの10年会っていないという樹理を明日、母の墓参りに連れて行くと約束する。
命日に仲正は現れた。しかし、その日の夜には日本を出国する仲正。
DNA鑑定のための証拠を採取するのに残された時間は、あと4時間。万全の態勢の中、佐久は樹理を連れて母親の墓前へ。ついにスカルナこと仲正と対峙することになるのだが…。
第1話 2014年4月16日「座らされた毒殺死体の謎」
第2話 2014年4月23日「眠れる花嫁と偽の結婚指輪」
第3話 2014年4月30日「盗聴された女子大生殺人!!」
第4話 2014年5月7日「狙われた赤いピンヒール!!」
第5話 2014年5月14日「赤い布の殺人トリック!!」
第6話 2014年5月21日「赤い炎と黒ずくめの女!!」
第8話 2014年6月4日「死体の手に書かれた暗号文」
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