ある日、三田村(沢村一樹)は大学で経営学部4年の女子大生・高岡まゆみ(足立梨花)に声をかけられる。三田村がトレスフィールズの社長であることを杏子(黒木メイサ)から聞き、日本の企業をテーマに卒論を書きたいので話を聞かせて欲しいというのだ。三田村の経営理念に共感しているというまゆみに気をよくした三田村は、その依頼を快諾する。
その日から、三田村とまゆみはベッタリと行動を共にし始めた。美人のまゆみにデレデレと鼻の下をのばす三田村に、百合(門脇麦)は気が気ではない。そんな百合の気持ちを察した杏子は三田村に意見しようとするが、女性に服を売る会社の社長として市場調査をしているだけだとうそぶかれてしまう。
だが、三田村が浮かれているのは誰が見ても明らかだった。仕事中にもいそいそと携帯をチェックする三田村に「もしかして恋?」と勘ぐる明智(永井大)と真理(国仲涼子)。そんな折、三田村がまゆみを会社に連れてきた。まるで恋人同士のように仲むつまじい様子に、明智は2人の関係を怪しむ。
その夜、食事に出かけた三田村とまゆみはいいムードに。「これから、三田村さんの家に行っちゃダメですか?」と言い出したまゆみにドギマギしながらも、意を決した三田村はマンションに招こうとするが、正美(青木さやか)と絹代(白川由美)が先に押しかけていたことが判明。心ならずも、まゆみをそのまま帰らせることになってしまう。
そんなころ、ブラック企業の告発本のネタを探していた杏子は、まゆみと三田村の会社の思わぬ関係を知る。杏子がそのことを問いただすと、まゆみは三田村を恨むある人のため、会社の裏側を暴こうと三田村に近づいたことを告白。だが、三田村を知るほどに惹かれていき、「どうしたらいいか…」と戸惑う苦しい胸の内を打ち明ける。
翌日、三田村はついにまゆみを自宅に招待。「卒論のネタをもうひとつ提供しようか」と経営者として非情な一面をのぞかせるが、それはまゆみを深く傷つけるものだった。「やっぱりサイテーな人なんですね」と吐き捨ててマンションを出て行くまゆみを見送った三田村は、杏子に電話をかける。実はまゆみを家に招く前、事の真相を杏子から聞かされていたのだ。わざと嫌われるようなこと言ったのかとたずねる杏子に、「嘘ついて近づいた彼女にムカついただけ」と強がる三田村。傷心のまゆみと三田村を案じる杏子だが、まもなく、衝撃の光景を目撃することになり…。
第1話 2014年4月8日「毒舌ブラック社長VSゆとり大学生」
第2話 2014年4月15日「謝罪要求に激怒毒舌社長VS女弁護士」
第3話 2014年4月22日「最強の敵!社員愛する和装の女社長」
第4話 2014年4月29日「わがまま社長が物申す!無理は負け犬の言葉だ!」
第5話 2014年5月6日「セクハラ根絶!?毒舌男まさかの改心」
第6話 2014年5月13日「お金よりも大切なモノ…社長泣く!?」
第8話 2014年5月27日「女性には優しい言葉で業績アップ!?」
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