三田村(沢村一樹)の会社が、過剰な労働でサービス残業を強いているとして社員に訴えを起こされ、弁護士の美穂(田中美奈子)が会社に乗り込んでくる。納得がいかない三田村だが、「ブラック企業」と非難されることを危惧する明智(永井大)や真理(国仲涼子)の説得もあり、残業代の全額を払う和解案と謝罪文の発表を受け入れる。
一方、大学では高慢な三田村に反感を抱く杏子(黒木メイサ)との関係は険悪になるばかり。部員としてすっかり居座ってしまった映画サークルでも、やりたい放題の三田村に、健太(高田翔)らは迷惑顔。あきれた杏子が、何のために大学に来ているのか?と問い詰めると、三田村は遠い記憶をたぐり寄せるような表情でふと口ごもり…。
そんな中、映画サークルにトラブルが起こる。健太が監督を務める映画の撮影で、主演の百合(門脇麦)が着ていた脚も露わなミニスカートの衣装に、人権研究サークルの女子学生が「女性の人権をおとしめている」と抗議してきたのだ。健太は衣装を変えることを渋々承諾するが、そこに首を突っ込んできた三田村が「いや。断る!」と拒絶。ファッションの自由について熱弁を振るい、とうとうクレームを取り下げさせてしまう。
だがこの後、三田村に本音を聞かれた百合が、健太が提案する衣装を「私がやらないとみんなに迷惑がかかる」と思い、嫌々ながら引き受けていたことを漏らした。百合に思いを寄せる健太は大ショック。責任を感じた三田村は、杏子に頼んで2人のデートを仕掛けるが、企みがバレて失敗し、またも杏子と大もめに。
しかし、反発を覚えながらも三田村のことが気にかかる杏子は、三田村について調べるうち、思いがけない“過去”を知る。その辛い思い出に決着をつけるため、大学に入ったことを杏子に打ち明けた三田村は、「お前の限界はその程度か」と昔の自分に問いかけるようにつぶやくと、明智や真理が弁護士の美穂と行っていた和解交渉の席に乱入。「謝罪文は撤回します」と宣言すると、サービス残業代も払う気はないと言い切り、せっかく解決に近づいていた交渉をひっくり返してしまう。
同じころ、杏子は「新しい本の企画を提案したい」と電話をかけていた。「おもしろい素材が見つかった」と自信満々に売り込みをかける杏子の思惑とは…?
第1話 2014年4月8日「毒舌ブラック社長VSゆとり大学生」
第3話 2014年4月22日「最強の敵!社員愛する和装の女社長」
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