キャッチコピーは「ダンディなオジサンは、好きですか。」
概要
昨年の大ヒットドラマ「半沢直樹」で主人公の同僚役など、バイプレーヤーとして映画やドラマで個性的な役を好演してきた滝藤賢一が、連続ドラマで初主演を務める。
「半沢直樹」で滝藤と共演した前川泰之が、彼の上司役で登場。2人のコミカルな掛け合いが見どころ。さらに、架空のテレビ番組「ダンディズム講座」の講師役でパンツェッタ・ジローラモも出演し、男を上げるリアルなテクニックをレクチャーする。
ストーリー
課長に昇進し、部下の目が気になるようになった会社員・段田一郎(滝藤賢一)。密かにお気に入りの新入社員、宮本南(石橋杏奈)の「ダンディな男性が好み」という発言を耳にし、ダンディな上司になろうと一念発起する。
男性ファッション誌を読みあさり、テレビ番組「ダンディズム講座」を視聴する段田。そんな折、メンズアパレルショップ「マダムM」を見つける。ミステリアスな女店主・美幸(森口瑤子)は、段田にファッションの歴史やうんちく、最新の人気ラインアップを丁寧にレクチャー。憧れのデートを妄想し、思わずにやけながら、段田は極上の逸品を購入するだが…。
キャスト
段田 一郎(だんだ いちろう)〈41〉
演 - 滝藤賢一
伊達商事営業部営業一課課長。既婚者で二児の父。会社のマドンナ的存在の宮本に密かに憧れ、昇進を機にダンディな上司になろうと一念発起する。少しずつダンディに近付いていくが、へそくりも底を付き、昔から収集していた切手や古銭コレクションを売る。
ジェームズ・ボンドが好きで、店で毎回、ボンドに扮した自分がボンドガールの南を守る妄想をしている。
伊達商事営業部
宮本 南(みやもと みなみ)〈23〉
演 - 石橋杏奈
段田の部下で、ダンディな男性を好む。入社した頃に世話になった伊達に関係を迫られ、拒絶したところストーカーに豹変し、伊達から送られてくる脅迫メールに悩まされていた。
伊達 次郎(だて じろう)〈44〉
演 - 前川泰之
部長。段田の上司にあたり、とてもお洒落で女性社員から高い人気を誇る。伊達商事の後継者で、いずれ3代目社長を継ぐ。妻子がいながら、宮本に関係を迫り、拒絶されるとストーカー行為に走った挙げ句、たしなめてきた段田を恫喝する。
小堺 桜子
演 - 横澤夏子
西川 エリカ
演 - 坂口佳澄
上記2名は女子社員。
高木
演 - 社城貴司
段田の隣のデスクに座る男性社員。
マダムMの店
美幸(みゆき)
演 - 森口瑤子
美人店主。ダンディズムアイテムの販売を行っている。時に、予算を超える品を勧めてくる。
美鈴(みすず)
演 - 大方斐紗子
CEO。段田を童貞とからかう。美幸より年上だが電子機器を器用に使いこなす。
美麗(みれい)
演 - 渡邉このみ(第7話)
バイヤー。美鈴が温泉旅行に出かけた不在時に登場。段田のセンスのなさをからかい、美鈴のように「チェリーボーイ」などと暴言を吐く。年齢的な制限により、勤務時間は22時まで。
テレビ番組「明日使える ダンディズム講座」
パンツェッタ・ジローラモ
演 - 本人
番組内のVTRに登場しダンディズムのシチュエーションを演じる。
鷲見玲奈
演 - 本人(テレビ東京アナウンサー)(第1話 - 第6話)
水原恵理
演 - 本人(テレビ東京アナウンサー)(第7話 - )
上記2名は番組の進行役。
ジェントル今井
演 - 長谷川公彦
ダンディズムの極意を教える講師。
その他
風子(ふうこ)
演 - 本間愛花
段田行きつけの喫茶店店員。
喫茶店のおじいちゃん
演 - 菅登未男
喫茶店の常連客。段田同様、『明日使える ダンディズム講座』に見入っている。
ミチル
演 - 吉田由布子(第1・4話)
段田行きつけの本屋店員。
古物商
演 - 渋川清彦(第2・6話)
段田が収集していた切手や古銭のコレクションを売りに行った古物商。
靴磨き
演 - 春海四方(第3話)
段田の履きふるした靴を磨くが、これ以上持たないと忠告する。
須藤 和博
演 - 斉藤慎二(ジャングルポケット)(第5話 - 第9話)
宮本をつけ回すストーカー。トカゲのストラップを付けている。プリンターのメンテナンスで、段田が勤務する会社にも出入りしており、南に一目惚れしていた。
ダンディ坂野
演 - 本人(第10話 - 第11話)
桜子とエリカに暇そうだからと逆ナンパされ、居酒屋で段田らと酒を酌み交わす。段田のジェームズ・ボンドの妄想にも登場する。
ひぐち君
演 - 本人(第11話)
三津 藤子
演 - 壇蜜(最終話)
段田を取材するためにやってきたセクシー雑誌記者。
その他登場人物
アラン・ロワ(段田の007風妄想シーンに登場し、彼を狙い続ける不死身のマフィア)(第1話 - )
ヴァレンティナZ(第1話 - 第6話)、サヴァンナ・ダニエルズ(第7話 - )(『明日使える ダンディズム講座』のVTRに出演するアシスタントモデル)
柳亮(第3話)(『明日使える ダンディズム講座』のVTRに登場するウェイター)
浦浜アリサ(喫茶店の美女)(第11話)
スタッフ
脚本 - 堀田延、濱谷晃一
音楽 - スキャット後藤
総合演出 - 濱谷晃一
監督 - 石井辰之助、小林浩太郎、豊川康成
演出 - 内山慶祐
助監督 - 杉岡知哉
スペースコーディネート - Takumi Miyamoto
イラスト - 中村慶子
技術協力 - バスク
編集 - ヌーベルバーグ
監修 - モノ・マガジン、MEN'S EX
プロデューサー - 濱谷晃一(テレビ東京)、永井宏明
ラインプロデューサー - 湊谷恭史
プロデューサー補 - 川添志穂
キャスティング協力 - 高柳亮博
制作協力 - unit
製作著作 - テレビ東京
主題歌:MANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)「I am Dandy」(SPEEDSTAR RECORDS)
各話あらすじ(2014.4.16 - 2014.7.2)全12話
第1話 2014年4月16日「腕時計」ラテ欄「滝藤賢一初主演!男のダンディグッズ情報満載ドラマ!最強腕時計で中年地味男にモテキ到来!」
課長に昇進した段田(滝藤)は、お気に入りの新入社員・南(石橋杏奈)の「ダンディーな大人の男性がタイプ」という発言を聞き、一念発起。手探りながらファッション雑誌やテレビ番組で勉強を始める。まずは長年使ってきた腕時計を買い替えようと決意。そして、紳士用品全般を扱う不思議な店「マダムM」を訪ねた段田は、ミステリアスな店主・美幸(森口瑤子)から、腕時計に関するさまざまなうんちくを教えてもらう。ジローラモ(パンツェッタ・ジローラモ)が講師を務めるテレビ番組「ジローラモのダンディズム講座」のテーマは、ダンディーな振り返り方。
第2話 2014年4月23日「万年筆」ラテ欄「大人の万年筆で中年男にモテキが!万年筆誕生秘話」 ※24:28〜25:15
段田(滝藤賢一)は、部長・伊達(前川泰之)の持っている万年筆に触発され、ダンディーな万年筆を手に入れて、憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、万年筆誕生の歴史秘話や魅力、高級万年筆や日本のメーカーが発明した画期的な万年筆などを紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな万年筆とは。
第3話 2014年4月30日「靴」ラテ欄「課長いい靴ですね…意外と知らないモテる靴の選び方」
会社の飲み会の帰りに、自分のぼろぼろの靴を部下にばかにされた段田(滝藤賢一)は、部長の伊達(前川泰之)のようにダンディーな靴を手に入れて、憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、デザインや産地、サイズ合わせなど奥深い靴の世界について語り、英国・イタリア・米国を代表するダンディーな靴を紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな靴とは。
第4話 2014年5月7日「手帳」ラテ欄「課長いい手帳ですね手帳選びで男は変わる仕事力アップ&モテる手帳は、これだ」
「手帳が分厚過ぎる」と部下にあきれられてしまった段田(滝藤賢一)は、部長の伊達(前川泰之)が持っている手帳に触発され、ダンディーな手帳を手に入れて憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、日本人で初めて手帳を使った人物や手帳のルーツ、種類、世界の主要な手帳ブランドを紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな手帳とは。
第5話 2014年5月14日「眼鏡」ラテ欄「モテるメガネ選び…あなたは細顔?丸顔?顔に合うメガネで知的&好感度アップ」
段田(滝藤賢一)は、新しい手帳に書き込まれた「映画」の文字を見てはそわそわしていた。憧れの社員・南(石橋杏奈)と約束したからだ。そんな中、段田はおしゃれなリーディンググラスで部下から人気の部長・伊達(前川泰之)に触発され、ダンディーな眼鏡を手に入れて南との映画デートに臨もうと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、眼鏡の歴史、レンズの形、フレーム素材の種類や選び方などを語り、段田に3種類の眼鏡を紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな眼鏡とは。
第6話 2014年5月21日「鞄」ラテ欄「課長カバン素敵です職人が作る驚き機能美手縫い技vs失くしても見つかるバッグ」
10年以上使っているかばんに穴が開いているのを見つけた段田(滝藤賢一)は、部長・伊達(前川泰之)がアルミニウム製のアタッシェケースを使いこなす姿に触発され、ダンディーなかばんを手に入れて憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、ビジネスバッグの種類や歴史を語り、おしゃれで機能性に富んだ品を紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーなかばんとは。
第7話 2014年5月28日「財布」ラテ欄「課長の財布素敵です財布選びの奥深い世界手縫い技&コバ仕上げ驚きの見分け方」
長年愛用している二つ折りナイロン製財布を部下に笑われた段田(滝藤賢一)は、部長・伊達(前川泰之)の革製の長財布に触発され、ダンディーな財布を手に入れて憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は、財布のタイプや代表的なブランドについて話し、機能性、品質の判別方法を紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな財布とは。
第8話 2014年6月4日「傘」ラテ欄「課長の傘、素敵です機能&柄で梅雨楽しむ傘選び…日本誇る16本骨傘&雨コート」
持っていたぼろぼろの折り畳み傘を部下に笑われた段田(滝藤賢一)は、部長・伊達(前川泰之)のワンタッチで開く小型の折り畳み傘に触発され、ダンディーな傘を手に入れて憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意する。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は段田に、傘の歴史や機能、代表的なブランドについて話し、特徴や素材を紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな傘とは。さらに、段田の前に、南を付け回す男が現れる。
第9話 2014年6月11日「シャツとネクタイ」ラテ欄「課長シャツ素敵です形、生地…シャツは男を変える!英デザイン革命&ネクタイ」
南(石橋杏奈)が出入りの業者・須藤(斉藤慎二)にストーカーされているのを知った段田(滝藤賢一)。南を守ろうとした段田だが、須藤から2人の関係を聞かれた南に「ただの上司」と言われ落胆する。段田らは、南がしがみついた時にシャツの襟元に付いた口紅に気付く。段田は「マダムM」へ向かうが、美幸(森口瑤子)からシャツを買うならそれに見合うネクタイが必要だと言われる。
第10話 2014年6月18日「スーツ」ラテ欄「課長のスーツ素敵…体型別選び方の基本&英米伊シルエット違い仕立て&縫製技」
段田(滝藤賢一)は南(石橋杏奈)を交えた部下たちと居酒屋へ。「ダンディーになりたいならスーツを買うべき」と言われ、スーツの重要性に気付く。段田はダンディーなスーツを入手して南に褒められようと決意。そんな段田を迎えた「マダムM」では、美幸(森口瑤子)らがやっとスーツを選びに来たと感動し、こだわりが凝縮された奥深いスーツの世界を紹介する。一方、南にしつこくメールを送りつける人物が明らかになる。
第11話 2014年6月25日「下着」
ダンディーなスーツも手に入れ、社内でも一目置かれるようになった段田(滝藤賢一)だが、憧れの社員・南(石橋杏奈)はつれない。段田は、自分の下着がダンディーでないことが原因なのではと思い込む。そして、ダンディーアイテムの店「マダムM」で店主・美幸(森口瑤子)は段田に、下着の歴史や下着革命などについて紹介する。段田が最終的に手に入れるダンディーな下着とは。さらに、段田は南にストーカー行為をしていた人物と、ついに全面対決することになる。
最終話 2014年7月2日「アイアムダンディ」ラテ欄「保存版!全アイテムが丸わかり&セクシー過ぎる記者」※「松本清張 “強き蟻”」(20:58〜23:08)が放送のため、開始時間変更(24:18〜25:05)。
腕時計から下着まで入れ替わり、ダンディーになった段田(滝藤賢一)に、取材依頼が舞い込む。浮き足立つ段田を訪ねて来た記者の三津(壇蜜)は、壇蜜そっくりな女性だった。彼女の雰囲気に戸惑いながらも、段田はこれまで学んできたダンディーアイテムについて語り始める。
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(俺のダンディズム - Wikipedia)
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