『MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜』は、TBS『木曜ドラマ』枠(毎週木曜 21:00〜21:54)で、2014年4月10日から同年6月12日まで放送された。(初回のみ 21:00〜22:48)全10話。
『Season2〜幻の翼〜』は、2014年6月22日より毎週日曜日22:00 - 22:54に、「WOWOWプライム」チャンネルの「連続ドラマW」枠で放送された。また、10月16日からTBS系「木曜ドラマ劇場」枠で地上波でも放送された。全5話。
2015年に『劇場版 MOZU』の公開が決定]。
概要
2012年に制作された『ダブルフェイス』に続く両局の合作ドラマ第2弾。スペシャルドラマとして放送された前回と異なり、今回はそれぞれの連続ドラマ枠の中で放送。
監督は『ダブルフェイス』に引き続き羽住英一郎が担当し、スタッフも同作のスタッフが携わっている。原作はハードボイルド作家逢坂剛の『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』の2作で、両作をTBSとWOWOWがそれぞれ『MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜』『MOZU Season2 〜幻の翼』として放送する。
キャッチコピーは「真実が最初の犠牲者だ。」
概要
西島秀俊、香川照之、真木よう子ら豪華俳優陣により、TBSとWOWOWが共同制作する連続ドラマ「MOZU」。4月期にTBS系で「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」を、夏にWOWOWで「MOZU Season2〜幻の翼〜」が放送された。
同作品は、殺し屋「百舌(もず)」の存在や国家の陰謀などを巡り、爆弾事件で妻を失った公安警察のエース・倉木尚武(西島秀俊)、直情型の叩き上げ刑事の大杉良太(香川照之)、事件のカギを握る女性公安警察官・明星美希(真木よう子)らが活躍するストーリー。
直木賞作家・逢坂剛の小説「百舌」シリーズを原作に、ドラマ「ダブルフェイス」、映画「海猿」などを手掛けた羽住英一郎が監督を務める。
ストーリー
繁華街で発生した爆発事件で妻・千尋(石田ゆり子)を失った公安警察のエース・倉木尚武(西島秀俊)は、事件の真相を明らかにするため執念を燃やす。一方、事件を担当する捜査一課のたたき上げ刑事・大杉良太(香川照之)は、倉木の単独捜査に反発する。
その2人に上司の指示で情報を流す公安警察の明星美希(真木よう子)。次第に3人は信頼関係を築き、事件の真相に迫る。そして、謎の殺し屋「百舌(もず)」の存在が明らかに…。
さらに警察内部で秘密裏に進む策略、過去の作戦で起きた悲劇なども明らかになる。誰が敵で味方なのか、複雑に関係が絡み合っていく。
キャスト
警察関係者
倉木 尚武(くらき なおたけ)
演 - 西島秀俊
警視庁公安部特務第一課に所属する捜査官。階級は警部。爆弾テロによって妻の千尋を失い、彼女の死の真相を求めて捜査を行っていく。常に冷静だが、捜査のためには強引な手法も辞さない公安部のエース。
大杉 良太(おおすぎ りょうた)
演 - 香川照之
警視庁刑事部捜査第一課所属の捜査官。階級は警部補。現場からの叩き上げで、直情径行型の熱血漢。刑事部を無視して捜査を行う倉木を苦々しく思っている。
明星 美希(あけぼし みき)
演 - 真木よう子
警視庁公安部公安第二課所属の捜査官。階級は巡査部長。爆弾テロが発生した際に現場付近におり、のちに津城の指示で倉木や大杉に情報を流す。
津城 俊輔(つき しゅんすけ)
演 - 小日向文世
警視庁の内部調査を担当する警視庁警務局の特別監察官。階級は警視正。
鳴宮 啓介(なるみや けいすけ)
演 - 伊藤淳史
警視庁の台東警察署管内にある入谷交番に勤務する警察官。階級は巡査長。警察内外の情報に通じており、大杉の協力者として活動している。
室井 玄(むろい げん)
演 - 生瀬勝久
警視庁公安部長。階級は警視監。倉木の上司で、妻を奪われた倉木に冷静さを失わないよう警告する。倉木の妻、千尋の元上司でもある。
新谷とその周辺人物
新谷 和彦(しんがい かずひこ)
演 - 池松壮亮
爆弾テロの現場から姿を消し、その後記憶を失った状態で発見された謎の男。記憶を失った彼に何者かの魔の手が迫る。
中島 葵美(なかじま あみ)
演 - 有村架純
フリーライター。新谷を取材し、町の広報ウェブサイトに掲載する。
アテナセキュリティ
大手の警備会社。
東 和夫(ひがし かずお)
演 - 長谷川博己
シニアアドバイザー。殺人などの犯罪を行う裏の顔を持つ。
中神 甚(なかがみ じん)
演 - 吉田鋼太郎
マーシャルアーツ(武術)アドバイザー。頭脳明晰な武闘派で、東の裏の仕事を引き受ける。
その他
倉木 千尋(くらき ちひろ)
演 - 石田ゆり子
爆弾テロに巻き込まれ命を落とした倉木の妻。元警視庁公安部の捜査員。
スタッフ
原作 - 逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』(集英社文庫刊)
脚本 - 仁志光佑
音楽 - 菅野祐悟
監督 - 羽住英一郎
監督補 - 川村直紀
助監督 - 片桐健滋
VFXスーパーバイザー - オダイッセイ
タイトル - 津田輝王、関口里織(アンシブル・タイトル)
イラスト・アニメーション - 坂本サク
特殊メイク - 田中玲伊子
アクションコーディネーター - 諸鍛冶裕太
カースタント - 雨宮正信、野呂慎治、川上敏夫、田中尋之、佐藤憲(スーパードライバーズ)
操演・特殊効果 - 宇田川幸夫(スプリーム・エフェクト)
スタント&アクション - 青木哲也、藤井祐伍、石井靖見、横田遼、塚田知紀、高木英一、澤江晃史、向田翼、渡辺隼斗、つちださゆり、岸本康太、前川貴紀(ジャパンアクションエンタープライズ)
ガンエフェクト - 納富貴久男
VFX・CG - ナイス・デー、東京現像所、KIスタジオ、アンダーグラフ、トレスアミーゴズ
技術協力・ポスプロ - IMAGICA
美術協力 - テレビ朝日クリエイト、舞クリエーション
装飾 - 京映アーツ
スタジオ - 東映東京撮影所
警察監修 - 古谷謙一(ビーテックインターナショナル)
特殊部隊監修 - 住本祐寿
空手指導 - 観己流護身術空手、永島謙宗
医療監修 - 堀エリカ(医療コーディネータージャパン)
医事指導 - 内ヶ崎西作
所作指導 - 花柳錦翠美
取材協力 - 朝日新聞社、住本祐寿
特別協力 - 北九州市、井筒屋、北九州フィルムコミッション
制作デスク - 新澤彰子
制作担当 - 古屋厚、道上巧矢
編成 - 前田麻友、口垣内徹、宮田徹、中薗慶子
エグゼティブプロデューサー - 津村昭夫、牧野力
プロデューサー - 渡辺信也(TBS)、井上衛(WOWOW)、森井輝(ROBOT)
アシスタントプロデューサー - 飯田美保、下鳥真沙、國枝菜穂子
制作協力 - ROBOT
製作 - TBS、WOWOW
各話あらすじ(2014.4.10 - 2014.6.12)全10話 平均視聴率 10.78%
第1話 2014年4月10日「都心で起きた爆弾事件…妻を失った公安のエースと記憶を失った殺し屋」 (初回2時間SP 21:00〜22:48)
人通りの多い都心の繁華街で爆発が起きた。この事件を、警察はテロの可能性も視野に入れて捜査すると発表した。警部・倉木(西島)は、監察医務院で爆心地にいた人間の遺体を確認する。原形をとどめていなかったが、倉木にはそれが妻・千尋(石田ゆり子)だと分かった。倉木を案内した警部補・大杉(香川)は気遣う言葉を掛けるが、倉木は嘆くでも怒るでもなく、事件の詳細について尋問のように大杉を追及する。数日後、大杉は早朝の公園でランニング中の巡査部長・美希(真木)を引き留める。事件当時、現場近くにいた美希が何らかの情報を隠していると踏んでいた大杉は、彼女に強気で迫る。そして捜査は進み、爆心地で遺体で見つかった筧(田中要次)という男が爆弾所持者と特定される。
第2話 2014年4月17日「殺し屋の記憶と妹の謎」
美希(真木よう子)を食事に誘った倉木(西島秀俊)は、彼女から爆発事件に関する全ての情報を引き出すため、彼女の父親について口にする。美希の父親は公安警察官であり、彼女が高校生の時に行方不明になっていた。美希から引き出した情報を基に、倉木は大手警備会社役員・東(長谷川博己)に接触する。問い詰める倉木に、東は「公安は、むちゃな捜査をするから嫌いなんだよ」とささやき立ち去る。そんな東を追い詰めるため倉木は、ある強引な手段に出る。
第3話 2014年4月24日「男の傷跡と家族の記憶」
新谷(池松壮亮)に接触したものの正体を見破られた美希(真木よう子)は、危険なところを倉木(西島秀俊)に助けられた。「新谷の妹」の存在を隠されていたと知った倉木は、今度こそ全ての情報を教えるよう美希に迫る。そして、人けのない資料庫で倉木、大杉(香川照之)、美希が会い、美希は新谷についての情報を二人に伝える。しかし、これまで意図的に情報を隠されていた倉木は、美希がうそをついていれば全く別の局面が現れることを指摘する。美希が去った後、大杉は5年前に千尋(石田ゆり子)が参加した極秘作戦について倉木に尋ねる。
第4話 2014年5月1日「刑事の誇り…父娘の絆」
倉木(西島秀俊)は全身にけがを負い、入院していた。その病室に大杉(香川照之)が現れる。倉木は大杉に、美希(真木よう子)が津城(小日向文世)とつながっていることを教える。さらに、倉木は大杉に、捜査を続ければ家族が犠牲になる可能性があると告げる。既に家族を失った倉木の忠告に、大杉は言葉に詰まる。そんな折、大杉の別居中の妻・恵子(堀内敬子)の元にいる娘めぐみ(杉咲花)が万引きをしたとの連絡が入る。
第5話 2014年5月8日「迫る魔手白昼の激闘」 ※「なでしこジャパンvsニュージーランド」(19:00〜21:30)が放送のため、開始時間変更(21:30〜22:24)
津城(小日向文世)たちと手を組んだ倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)は、爆発事件に居合わせた高校生・南(染谷将太)を訪ねる。映画研究部の南は、爆発の直後、現場の様子を撮影していた。監視カメラ映像以外で初めて目にする爆発直後の映像には、がれきの中で泣いている少女と、ある物が映されていた。一方、新谷(池松壮亮)を拉致した際の監視カメラ映像を見た東(長谷川博己)は、直前に新谷が会おうとしていた葵美(有村架純)の存在に気が付く。その頃、津城たちもまた、防犯カメラの映像から葵美にたどり着いていた。新谷と接触した葵美には危険が及ぶ可能性が高いと、倉木・大杉・美希(真木よう子)の3人は、彼女の保護に向かう。しかし既に、東の手先らは葵美に迫っていた。
第6話 2014年5月15日「よみがえる殺し屋…妹の正体は」
集積回路(IC)チップの在りかを思い出せない新谷(池松壮亮)に対して、中神(吉田鋼太郎)らの拷問が続く。新谷は、葵美(有村架純)の前で激しいショックを受け続け、意識がもうろうとなるが、その目に、葵美が彼の実家から持ってきた絵本が映る。そして、表紙に描かれている不思議なマークによって、新谷の脳裏に、失われていた記憶が一気によみがえっていく。一方、オフィスに集まった倉木(西島秀俊)・大杉(香川照之)・美希(真木よう子)に津城(小日向文世)は、ある報告書を差し出す。
第7話 2014年5月22日「倉木VS百舌突きつけられる真実…謎の女とは」
美希(真木よう子)は倉木(西島秀俊)に、自分は夢で「だるま」を見たことがある、と告白する。そして、自分宛てに送り主無記名で届いた封筒を渡す。入っていたのは、かつて行われた警察の極秘作戦に関する資料だった。所々黒く塗りつぶされた文章の中に、倉木は上司・室井(生瀬勝久)の名前を見つける。倉木は室井に、その資料を突き出す。しかし多くを語らない室井は、倉木をある場所へ連れていく。そんな折、大杉(香川照之)は津城(小日向文世)と酒を飲んでいた。大杉は、津城から巨悪と戦う覚悟を問われ、「ある」と答える。そんな大杉に津城は「あなたの力で公安警察の闇を暴きませんか」と持ち掛ける。
第8話 2014年5月29日「妻の虚実と明かされた首謀者…」
爆弾事件捜査の指揮を執る若松(戸田昌宏)を尾行する大杉(香川照之)、美希(真木よう子)、津城(小日向文世)は、無人のスタジアムに着く。若松と一緒にいる相手の姿は暗くて見えず、もう一人、大杉たちの知る人物が現れる。一方、倉木(西島秀俊)は、筧(田中要次)のかばんに爆弾を入れた謎の女が妻・千尋(石田ゆり子)だったと室井(生瀬勝久)に告げる。室井は、かつて自分が責任者を務めた極秘作戦で、部下の千尋に何があったのかを語り始める。後日、警備会社を去ろうとしていた東(長谷川博己)の前に、兄・和彦(池松壮亮)の復讐(ふくしゅう)に燃える新谷こと百舌(池松=二役)が現れ、アイスピックで襲い掛かる。
第9話 2014年6月5日「倉木VS東…百舌の逆襲…失われていく秩序」
爆弾を起動させた千尋(石田ゆり子)の真意を探ろうと、爆発現場を訪れた倉木(西島秀俊)は、物陰にいる人物の存在に気付く。それを追う倉木がたどり着いた先に待ち受けていた東(長谷川博己)は、助言として、ある小説に登場する理想郷について話す。一方、警察によって独房に隔離された新谷こと百舌(池松壮亮)の衝動は限界に達していた。極限状態で周囲を威嚇し、うめき声を上げて暴れる百舌の前に、ある人物が現れる。後日、爆弾事件の黒幕である室井(生瀬勝久)はサルドニア共和国大統領の来日までの間、津城(小日向文世)らによって軟禁されることが決まった。室井をすぐに処分しない津城に、大杉(香川照之)は、裏で誰かと駆け引きをしているのではないかと疑いの目を向ける。
最終話 2014年6月12日「狙われた空港…止まらない爆弾倉木が辿り着く真実」
サルドニア共和国大統領の来日の日を迎える。室井(生瀬勝久)が警護を指揮するが、倉木(西島秀俊)たちは室井が警護計画の変更に左右されない場所で爆弾テロを起こすとにらむ。村瀬(鶴見辰吾)を説得した大杉(香川照之)は捜査1課の面々を引き連れ、大統領の到着する空港へ向かう。美希(真木よう子)や倉木も公安の監視を振り切って空港へたどり着く。そして、大勢の人であふれる空港には、新谷こと百舌(池松壮亮)の姿もあった。大統領一家を乗せた旅客機が滑走路に降り立ち、空港では歓迎レセプションが始まる。倉木は離れた場所から、捜査員と警護に当たる室井を監視する。倉木は爆弾の捜索を大杉に任せ室井を尾行するが、背後に室井の指示を受けた公安部の村西(阿部力)が迫る。
各話視聴率
番組公式サイト
(MOZU - Wikipedia)
MOZU Season2〜幻の翼
概要
逢坂剛による伝説的ハードボイルド小説を原作に、豪華キャストが集結したサスペンス巨編の第2シリーズ。「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」(TBS系)は圧倒的スケールのアクションと革新的な映像世界で、警察組織と国家の陰謀を重厚に描いたが、Season2となる本作では、蒼井優演じるフリージャーナリストと、佐野史郎演じる警視庁公安部部長警視監が加わり、新たな展開が繰り広げられる。
監督は「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」に続き、羽住英一郎が担当。音楽は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」なども手がける菅野祐悟が手掛け、物語をドラマチックに彩る。
ストーリー
空港爆弾テロから半年。倉木尚武(西島秀俊)は、亡き妻が参加した警察の極秘作戦「グラークα作戦」の謎を追っていた。倉木は新たな情報を得ようと、フリーライターの名波汐里(蒼井優)に接触する。
その頃、北海道のエネルギー施設で爆破事件が発生。公安部からは明星美希(真木よう子)が事件の捜査に着手する。一方、捜査一課の大杉良太(香川照之)は、死んだはずの“百舌”と同じ手口で殺された死体を発見する。
キャスト
警視庁公安部
池沢 清春(いけざわ きよはる)
演 - 佐野史郎
部長。階級は警視監。サルドニア共和国大統領暗殺未遂事件で死亡した室井の後任として公安部長に就任した。前述の大統領暗殺未遂事件の真相を調べている。
落合
演 - 出合正幸
外事課捜査官。
グルジブ共和国テロ関係者
名波 汐里(ななみ しおり)
演 - 蒼井優
フリージャーナリスト。匿名ライターとしてグルジブ共和国の内情を取材し、記事にする。
チェルコフ
演 - セルゲイ・クワエフ
日本に潜入した工作員で、名波とは顔見知りの間柄。名波に情報を公安部に流され、公安の捜査員の追跡を振り切って護送車に居た彼女を射殺しようとしたが、倉木に阻止されて気絶、公安部に拘束された。
各話あらすじ(2014.10.16 - 2014.11.13)全5話 平均視聴率 6.24%
第1話 2014年10月16日「公安のエースが妻の死の謎を追って孤高の戦いへ…空白の72時間に何が」
空港で起きた爆弾テロ事件から半年後。倉木(西島秀俊)は、公安の「グラークα作戦」の空白の72時間に、妻・千尋(石田ゆり子)の身に何が起きたのかを追い続け、フリージャーナリストの汐里(蒼井優)に接触する。そのころ、北海道のエネルギー研究所が爆破される事件が発生し、外事課に移った美希(真木よう子)が捜査を担当する。一方、大杉(香川照之)は死んだはずの‘百舌’(池松壮亮)と同じ手口で殺された男の正体に気付く。
第2話 2014年10月23日「よみがえる百舌…その正体とは」
北海道で起きた爆破事件の不審人物の似顔絵が、ずっと捜してきた人物と酷似していることに動揺する美希(真木よう子)。一方、倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)は、汐里(蒼井優)が‘百舌’らしき男(池松壮亮)と一緒にいたことを追及する。そんな中、突然現れた東(長谷川博己)に挑発された倉木は、森原官房長官(瑳川哲朗)との直接対決に臨むべく、議員会館へと向かう。
第3話 2014年10月30日「倉木逃走…真実を知る闘いへ…」 ※「SMBC日本シリーズ・第5戦『福岡ソフトバンク×阪神』」中継が1時間20分延長したため、22:20 - 23:14に繰り下げて放送。
ある事件の嫌疑を掛けられた倉木(西島秀俊)は逃亡。同じころ、車にはねられた美希(真木よう子)は運転手を察して傷つき、父親が行方不明になってからの出来事を大杉(香川照之)に告白する。そんな中、アイスピックを使った殺人事件が連続して発生。一方、汐里(蒼井優)と新谷和彦(池松壮亮)は公安部部長・池沢(佐野史郎)の記者会見の映像を見て、怒りに体を震わせる。
第4話 2014年11月6日「倉木VS大杉男達の闘いの果てに」
大杉(香川照之)は倉木(西島秀俊)の無実の証拠を見つけるが、池沢(佐野史郎)は相手にしない。一方、百舌(池松壮亮)に会った倉木は、宏美(池松=2役)の最期の様子を伝える。そして、捜し続けているイワン・タイラーの情報を得る。美希(真木よう子)は、倉木のためにも自分のためにも「グラークα作戦」のヒントをつかもうと、身を捨ててロシア人工作員に接触する。
最終話 2014年11月13日「最終回!雪国の秘密施設で知る“本当の真実”とは」
「グラークα作戦」が展開されたのが北海道の孤島だと分かり、倉木(西島秀俊)と美希(真木よう子)は雪山を目指す。大杉(香川照之)は池沢(佐野史郎)との対決に臨むが、池沢を狙う百舌(池松壮亮)、さらに汐里(蒼井優)と津城(小日向文世)も姿を現す。一方、倉木の前に東(長谷川博己)が現れ、‘オメラスの地下牢(ろう)’を見たと告げる。そして倉木はあるものを目撃する。
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