2014年01月16日

Dr.DMAT 第3話

第3話「絶体絶命の決断」2013.1.23 ON AIR

響(大倉忠義)はビル火災の負傷から復帰した凛(加藤あい)がDMATに登録すると聞き驚く。あの現場で響は凛ではなく別の男性の救出を指示した。もしかすると凛は死んでいたかもしれないのだ。凛は正しい判断だったと意に介さないが、自分の指示で命の取捨選択をしなければならない響の心にはストレスが溜まっていた。

そんな響のもとにカリスマパティシエの柏木(中村俊介)が訪ねてきた。柏木は3年前に当時研修医だった響が初期の舌癌を発見し舌にメスを入れることなく完治させていた。パティシエの命ともいえる味覚を損なう危機から救われた柏木は響を自分の“白衣のスーパーヒーロー”だと慕っている。柏木は青山に中古のビルを買いカフェを開店することになったと報告に来たのだが、当時とは違って表情が暗い響に違和感を覚える。

数日後、有栖川総合病院にDMATの出動要請が来た。青山の古いビルでエレベーター事故が発生したという。ERにも急患が運び込まれていて外科医の小曽根(佐藤二朗)は出動できず、響が出動することに。現場に到着した響はレスキュー隊長の桜庭(石黒賢)から状況を聞き驚く。被災者は柏木だったのだ。夢の城になるはずだったビルでの事故。柏木はエレベーターと床に両足を挟まれていた。一刻も早い救出が必要だが事故のショックでエレベーター自体が歪んでおり、救出まで早くても90分かかるという。挟まれた両足を切断すれば救出は可能。だが内科医の響にはそんな大手術のスキルも経験もなかった…。

第1話 2014年1月9日「今そこにある危機!!首都直下型巨大地震へ災害医療の現実と涙…青年の戦いが始まる」
第2話 2014年1月16日「愛すべき人の死」
第4話 2014年1月30日「瓦礫の下の脳手術」

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