キャッチコピーは「晴れやかに、別れましょう。」
概要
慰謝料をテーマにした、1話完結型のリーガル・ドラマ。ココリコの田中直樹が、慰謝料を専門に扱うミステリアスな弁護士・袴田幸男を演じる。依頼人として登場する倉沢香苗を矢田亜希子、公安刑事を目指して勉強中のフリー調査員・梅本くるみにお笑い芸人の渡辺直美が扮(ふん)するほか、アイドルグループ・NMB48の山田菜々、美保純らが脇を固める。
ストーリー
腕利きだが謎の多い弁護士・袴田幸男(田中直樹)は、過去のある経験から男女関係にまつわる案件ばかりを扱っていた。そんな袴田の評判を聞き、彼のもとにはさまざまな恋愛トラブルを抱えた相談者が訪ねて来る。
穏やかな外見に反して依頼人に暴言を吐くこともある袴田だが、高い慰謝料を取るための証拠集めに奮闘。依頼人の再スタートの後押しをしようと、法律知識を駆使してトラブルを解決していく。一方、袴田が慰謝料にこだわるようになった経緯も少しずつ明らかになっていく。
キャスト
袴田法律事務所
袴田 幸男(はかまだ ゆきお)
演 - 田中直樹(ココリコ)
所長。離婚調停や離婚裁判だけには定評がある弁護士。設立当初は企業法務を専門に扱っていた。
趣味がパン作りで、事務所の一角に工房を設置している。気持ちを集中しているときの味は不味いが、イライラして集中が途切れたときのパンの味は美味しい。4年前は炊き込みご飯にはまっていた。下戸で、ワイン1杯で眠ってしまうほど。
30年前に両親が離婚。母親が女手ひとつで彼を育て、苦労の末に大学へ入学させたときに亡くなる。
倉沢 香苗(くらさわ かなえ) → 野々村 香苗(ののむら かなえ)
演 - 矢田亜希子
元専業主婦で漫画家。新人賞を取った後はヒット作や連載作品を一つも執筆出来ていない。夫・義人の浮気が原因で離婚を考え弁護士を探していたところ、偶然袴田と出会う。彼の助言により浮気の証拠を集め離婚協議書を作成。新作の漫画連載も決まっていたが、夫が自身の勤めている広告代理店を使い出版社に圧力をかけ、連載の話を潰されてしまう。しかし袴田が新たな離婚協議書を作成し、自宅にいる夫と愛人のもとに乗り込み離婚を成立させた。
離婚後は本来の自分を取り戻すことができ、袴田を題材とした漫画を描くために弁護士事務所で働かせて欲しいと願い出る。
梅本 くるみ(うめもと くるみ)
演 - 渡辺直美(4年前:本田緑)
袴田から仕事の依頼を受けるフリーの調査員。4年前は商社で働くOLだった。海外ドラマ『鋼鉄の女スパイ マリリン』シリーズにはまり、女スパイに憧れている。
婚約者の洋平が大阪に転勤し、遠距離恋愛で会えない寂しさを紛らわせるために過食に走る。そのことが原因で肥満体系になり容姿が変わってしまい婚約を破棄された。大家の遠山に袴田を紹介されて助けられたことがきっかけで調査員になる。
篠塚 里奈(しのづか りな)
演 - 岩ア名美
書類作成などの事務作業を手伝うアルバイト大学生。
遠山 芳江(とおやま よしえ)
演 - 美保純
袴田が事務所を借りるテナントビルのオーナーでくるみの住んでいるアパートの大家。ゴシップ好きで唯一袴田やくるみの過去を知っている。
香苗が連載している漫画のページに袴田に無断で事務所の広告を掲載し、慰謝料目当てのクライアントが殺到してしまった事がある。
その他
水谷 沙羅(みずたに さら)
演 - 山田菜々(NMB48)
カフェ店員。香苗が描く漫画の内容や美里と香苗が話している打ち合わせの様子から予感めいたことを言う。
田畑 美里(たばた みさと)
演 - 高嶋香帆
トキワ出版漫画編集者で香苗の担当者。
マリリン
演 - ロバータ(吹替:たくませいこ)
海外ドラマ『鋼鉄の女スパイ マリリン』シリーズの主人公。
ゲスト
複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
第1話
倉沢 義人(香苗の元夫・雷通広告代理店勤務) - 永井大(第11話 - 第12話)
相川 詩織 → 倉沢 詩織(義人の部下・不倫相手 → 義人の妻) - 野村麻純(第11話 - 第12話)
カフェ店長 - モト冬樹
植木(美里の上司) - 藤原光博(リットン調査団)(第11話)
第2話
小寺 清美(文也の妻) - 雛形あきこ
小寺 文也(裕子は高校演劇部時代の同級生) - 村杉蝉之介
戸川 裕子(文也の不倫相手) - ちすん
戸川 太一(裕子の夫) - 大坪貴史
裁判官(地方裁判所) - 遠藤かおる
戸川 裕太(裕子・太一の子供) - 池田健博
第3話
西園寺 文子(正の妻・いけばな教室講師) - 沢田亜矢子
西園寺 正(明鳳義塾大学文学部国文学科教授) - 小野武彦
中谷 卓也(西園寺家の顧問弁護士) - 大門正明
森田 歩(いけばな教室生徒) - 倉田悠貴
浦井 亜沙子(正の浮気相手・明鳳義塾大学文学部国文学科学生) - 川村明香
第4話
市川 美咲(友宏の妻・専業主婦) - 遊井亮子
市川 友宏(美咲の夫・会社員) - 東根作寿英
豊橋 秋代(美咲の主婦友達) - 大山ルミ
宮本 律子(美咲の主婦友達) - 森川千有
金井 小枝子(美咲の主婦友達) - 安藤成子
店員 - 仙波友裕
第5話
大塚 雅代(徹の妻) - 久保田磨希
大山 孝之(亜矢の彼氏・高校生) - ささの友間
熊谷 節子 - 西方凌
沢田 千春(修治の妻) - 児玉絹世
大塚 徹(公務員)
乾 亜矢(専門学生)
沢田 修治(高校教師)
第6話
諏訪 菜月(幸造の娘) - 酒井美紀
諏訪 幸造(工務店元経営者・袴田の父) - ミッキー・カーチス
辻村(知花の代理人) - 福田転球
諏訪 知花(幸造の妻) - 長澤奈央
レストラン店員 - 松田洋昌(ハイキングウォーキング)
村上 環奈(幸造の浮気相手) - 愛純もえり
第7話
湯川 奈都子(グルメ雑誌編集長) - 青木さやか
尾崎 真司(ゲットマリッジ代表) - 川崎麻世
立花 徹(ゲットマリッジ結婚相談員・奈都子の担当者) - 中林大樹
司会者 - 長原成樹
川尻 大輔(ゲットマリッジ男性会員・開業医) - ムーディ勝山
倉持(ゲットマリッジ女性会員) - 武内由紀子
広田(ゲットマリッジ女性会員) - 宮之脇佳織
洋平(くるみの元婚約者) - 橋本禎之
第8話
坂上 剛士(専業主夫) - 河相我聞
坂上 いずみ(剛士の妻・インテリアメーカー課長補佐) - 宮地真緒
東海林 明子(いずみの代理人) - エドはるみ
男性調停委員 - ぜんじろう
女性調停委員 - 兎本有紀
原 美佐江(剛士の姉) - 佑希梨奈
坂上 大地(坂上家長男) - 小山颯
坂上 ゆな(坂上家長女) - 遠藤璃菜
坂上 空太(坂上家次男) - 須田瑛斗
第9話
西嶋 葵(康平の内縁の妻・美容師) - MEGUMI
平野 知美(康平の妻) - 嘉門洋子
藤岡 茂(フジハウステック社長・知美の父) - 浅見小四郎
平野 康平(葵、知美の夫・フジハウステック第一営業部係長) - 山田将之
秘書 - 佐藤侑梨
第10話
吉岡 美紀(俊介の妻) - 遠山景織子
吉岡 智枝(美紀の姑・俊介の母親) - 東てる美
吉岡 俊介(居酒屋よし店主) - 日栄洋祐
久保 ゆり子(俊介の幼馴染) - 倉田あみ
桜沢 理恵(居酒屋の客・直也の彼女) - あやまん監督(あやまんJAPAN)
小林 博康(商店街会長・工務店経営者) - 浜田道彦
工藤 裕美(商店街婦人会会員) - 国崎恵美
水沢 陽子(商店街婦人会会員) - 上泉弘美
広瀬 由香里(商店街婦人会会員) - 山田あさこ
川島 直也(理恵の彼氏) - 諭吉
第11話 - 第12話
本条 隆司 (詩織の不倫相手・本条興産経営者) - 渡辺裕之
烏丸 恵子(ジーク法律事務所弁護士・やよいの代理人) - とよた真帆
本条 やよい(隆司の妻) - 大路恵美
袴田の元上司 - 北村晴男(特別出演)(第11話)
店員 - シューレスジョー(第11話)
周防(バーテンダー) - 大沢樹生(友情出演)(第12話)
スタッフ
原案 - うえみあゆみ『慰謝料上手にとれるかな?』(KADOKAWAエンターブレイン刊)
脚本 - 森ハヤシ、高橋美幸、小峯裕之、千葉美鈴
音楽 - 井筒昭雄
演出 - 長江俊和、茂山佳則、島崎敏樹
主題歌 - fumika「泣きたい僕ら」(よしもとアール・アンド・シー)
演出補 - 亀谷英司
法律監修 - 大森剛
パン指導 - はらゆうこ
漫画監修 - きのしたきのこ
番組宣伝 - 乙部恭子、熊谷有里子(読売テレビ)
ホームページ - 服部塁(読売テレビ)
チーフプロデューサー - 木谷俊樹
プロデューサー - 田中雅博、中間利彦(読売テレビ) / 坂本直彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
協力プロデューサー - 壁谷悌之、島崎敏樹(泉放送制作)、山本和夫
ラインプロデューサー - 河野博明
アシスタントプロデューサー - 石川博章
企画協力 - ドラマデザイン社
制作プロダクション - 泉放送制作
制作協力 - 吉本興業
制作著作 - 読売テレビ
主題歌 - fumika「泣きたい僕ら」(よしもとアール・アンド・シー)
各話あらすじ(2014.1.9 - 2014.3.27)全12話 平均視聴率 3.98%
第1話 2014年1月9日 「“バカ女”を演じて、慰謝料をとりましょう。」ラテ欄「バカ女を演じて浮気夫から1000万円頂きます!」
香苗(矢田亜希子)は会社員の義人(永井大)と結婚して8年たつ。家事の傍ら、漫画家を目指す専業主婦だ。義人は結婚当初、香苗の夢に理解を示し協力的だったが、今は冷たい言葉を浴びせられる日々が続いていた。そんな折、義人の浮気が発覚した。香苗は離婚を考え、弁護士に相談する。ところが、浮気ぐらいでは高額な慰謝料は取れず、香苗は反対に弁護士から高い着手金を要求されてしまう。そんな時、出会ったのが弁護士・袴田(田中)だった。しかし香苗は、まだ夫と戦う覚悟ができていないことを袴田に見抜かれてしまう。
第2話 2014年1月16日「浮気主婦まさかの逆襲W不倫でドロドロ裁判」
主婦・清美(雛形あきこ)は、望遠カメラを構えシャッターを切り、夫・文也(村杉蝉之介)の浮気現場を押さえていた。清美は、これらの写真を持って袴田(田中直樹)の法律事務所へ向かう。清美によると、文也の浮気相手・裕子(ちすん)は既婚者で、ダブル不倫だという。そこで、袴田は「慰謝料は浮気相手からも取れるんですよ」と話す。だが清美は、裕子の夫や子供を傷つけてしまう気がしてためらう。しかし、数日後、袴田は文也と裕子が一緒にいるところに踏み込む。文也はすぐに浮気を認めたが、裕子は知らんぷりをし、写真を突き付けられてもランチをしただけだと否定する。
第3話 2014年1月24日「主婦の悲痛な叫び…積年の恨みで熟年離婚」
専業主婦の文子(沢田亜矢子)は、娘・綾香(木三原さくら)の結婚を機に、夫・正(小野武彦)との離婚を決意していた。文子は、暴君な夫と二人きりで暮らすことに耐えられず、袴田(田中直樹)の法律事務所の扉をたたいていた。そして、この1年間、袴田の指導の下で完璧な熟年離婚に向けて、入念に準備を重ねてきた。袴田によると、熟年離婚で重要なのは「離婚後の生活設計に必要な資金」だという。これを受けて、文子は生け花教室を始め、資金を蓄えた。そんな折、文子は生け花教室で帰りが遅くなったことから、正に怒鳴られる。しかし、文子がいくら謝っても正の怒りは収まらず、文子の大切にしている花ばさみを捨てようとする。文子はとっさに花ばさみを胸に抱き、家を飛び出してしまう。
第4話 2014年1月30日「モンスター妻の恐怖…気弱な夫が猛反撃!」ラテ欄「暴言・浪費・家事放棄モンスター妻の恐怖!」
仕事帰りの友宏(東根作寿英)は、自宅に近づくにつれて動悸(どうき)が激しくなる。友宏の携帯電話が鳴ると、それは妻・美咲(遊井亮子)からだった。美咲はクリーニング店に寄って、美咲の洋服を取って来いという。だが、クリーニング店は閉店時間間近で、友宏が急いでも間に合わなかった。美咲は、帰宅した友宏に「この役立たず」とティッシュの箱を投げ付け、罵声を浴びせる。美咲の暴力は日常茶飯事で、家事もせず浪費家で、近所の主婦たちとエステティックサロンに通ったり、ランチをしたりとぜいたくざんまいだった。ついに、友宏は離婚を決意し、袴田(田中直樹)の法律事務所へ向かう。
第5話 2014年2月6日「袴田法律事務所 最大の危機!?」ラテ欄「超ややこしい浮気案件束縛妻VS風俗夫VS四股」
※ソチオリンピック中継に伴う特別編成のため、74分繰り下げ(同年2月7日1:13 - 2:08。中継延長のため、当初予定より15分繰り下げ)
ある朝、袴田(田中直樹)の法律事務所に行列ができていた。袴田は一体、何事かと驚く。実は、助手の香苗(矢田亜希子)が描く連載漫画の最後のページに、大家の芳江(美保純)が勝手に事務所の広告を載せていたのだ。しかも、袴田をモデルにした漫画の主人公の決めぜりふは「私に取れない慰謝料はありません」というもので、並んでいる人たちは、慰謝料目当てだった。本来、弁護士は、結果を保証してはいけないもの。袴田は渋い顔をするが、連載が始まったばかりの香苗は人気取りに必死だった。そして、事務所はかつてない忙しさで、待ち時間があまりにも長く、帰ろうとする人もいた。そんな中、朝から一人で事務所の外で待っている主婦・節子(西方凌)がいた。
第6話 2014年2月13日「袴田バツ2親父登場…超“年の差婚”の真実とは!?」ラテ欄「45歳年下の超浪費若妻からダメ親父を救え!」
※「NEWS ZERO」放送拡大(23:00〜24:09)のため、開始時間変更(24:09〜25:04)。
袴田(田中直樹)の法律事務所に菜月(酒井美紀)が相談に訪れた。菜月の父・幸造(ミッキーカーチス)が、娘よりも若い知花(長沢奈央)と再婚したという。だが知花は、かなりの浪費家で金目当ての結婚は明白だった。今回の依頼は、父に離婚してほしいのかと思えたが、反対に父が知花から離婚を切り出され、慰謝料を請求されたということだった。幸造は、知花より若い環奈(愛純もえり)とホテルから出るところを、知花のカメラに撮られたのだった。菜月は散々、父の財産を使ってきた知花に、慰謝料を払うことに納得がいかない。しかし、浮気現場を撮られたのは致命的で、どこの法律事務所でも相手にされず、菜月は袴田法律相談所を訪れたのだ。その話を聞いた袴田は依頼を断る。実は、幸造は袴田の実父だったのだ。
第7話 2014年2月20日「独身40女は要注意!疑惑の悪徳結婚相談所に潜入!」
※「NEWS ZERO」放送拡大(23:00〜24:09)のため、開始時間変更(24:09〜25:04)。
袴田(田中直樹)の法律事務所に、出版社の編集長・奈都子(青木さやか)が相談に訪れる。奈都子は、結婚相談所に入会して50回以上の見合いをしたが、結婚の成立はなく今に至っている。彼女は先日、自分が結婚できないのは結婚相談所に問題があり、会費の全額返還と慰謝料を請求したいと直接相談所に訴えていた。だが、代表の尾崎(川崎麻世)から「結婚できないのは、容姿が悪いからではないか」と暗に言われてしまったという。契約書には「結婚に至らなかった場合でも、返金はしない」という条項があり、それを読んだ袴田は、慰謝料を取るのは難しいと見解を示す。しかし、フリー調査員・くるみ(渡辺直美)は、結婚相談所の不正を暴くために依頼を受けるという。
第8話 2014年2月27日「ドロドロ親権調停…イクメン専業主夫vsキャリアウーマン妻」ラテ欄「ドロドロ親権調停…イクメン専業主夫vsキャリアウーマン妻」
3人の子供がいる剛士(河相我聞)は、キャリアウーマンの妻いずみ(宮地真緒)から三くだり半を突き付けられ、袴田(田中直樹)の法律事務所を訪れる。剛士は1年前に勤めていた電機メーカーをリストラされ、以後、専業主夫となっていた。いずみはインテリアメーカーの課長補佐で、剛士には1年で次の仕事が見つけられなければ離婚だと宣言していた。当の剛士は、それを冗談だと思っていたが、いずみは本気で、取引先の会社社長と再婚するつもりでいた。袴田は、3人の子供の親権を取りたいと訴える剛士に助言をし、剛士は早速、それを基に準備を進める。
第9話 2014年3月6日「内縁妻vs正妻“2人の妻”仁義なき戦い」ラテ欄「事実婚VS法律婚…2人の妻が超壮絶バトル」
美容師・葵(MEGUMI)が袴田(田中直樹)の法律事務所を訪れる。葵は、2年前から事実婚の関係にある康平(山田将之)から、電話1本で別れを告げられたという。どうやら他に女性がいるようだ。香苗(矢田亜希子)らは籍が入っていなければ慰謝料をもらえないのではないかと心配するが、袴田は「事実婚でも慰謝料は取れる」と胸を張る。袴田は葵に、事実婚の証拠を集めるよう指示をする。ところが、葵が自宅に帰ると、部屋から康平の荷物が全てなくなり、事実婚を証明する写真などもなくなっていた。そんな中、康平について衝撃の事実が判明する。フリー調査員・くるみ(渡辺直美)によると、康平は1年前、上司・藤岡(浅見小四郎)の娘・知美(嘉門洋子)と法律上の結婚をしていたのだ。
第10話 2014年3月13日「姑から慰謝料を!」執拗なイジメに嫁が決意!」ラテ欄「嫁vs姑…仁義なき戦い壮絶なイジメに制裁を」
美紀(遠山景織子)は、しゅうとめ智枝(東てる美)、夫・俊介(日栄洋祐)と3人で切り盛りする居酒屋で働いている。美紀は智枝から、執拗(しつよう)ないじめを受けていた。睡眠も食事も十分に取れていない美紀を心配した芳江(美保純)は、たまらず彼女を袴田(田中直樹)の法律事務所に連れてくる。美紀は智枝から店だけでなく家でも酷使され、体調を崩し、俊介に訴えるが「うまくやってくれ」の一点張りだという。これには、アルバイトの里奈(岩崎名美)も同情し、芳江も離婚を勧めるが、美紀は離婚する意思はないという。そして袴田は、嫁しゅうとめ問題で、慰謝料を取るのは非常に難しいと難色を示す。
第11話 2014年3月20日「宿敵現る!因縁の敏腕女性弁護士と最終決戦!!」ラテ欄「敵はスゴ腕女性代理人行列・北村も初出演!」
袴田(田中直樹)法律事務所で事務員として働く香苗(矢田亜希子)の元夫・義人(永井大)が、法律事務所を訪ねて来た。義人は袴田に、再婚した元愛人の詩織(野村麻純)が浮気をしたと話す。詩織の浮気相手・隆司(渡辺裕之)は結婚しており、そのせいで離婚を決意した隆司の妻やよい(大路恵美)から慰謝料を請求されていた。詩織は浮気の事実を認めたが、浮気したのは香苗への慰謝料があって、ぜいたくな結婚生活が送れなかったからだと、義人を責め立てるという。数日後、義人と詩織が、やよい側と話し合うため袴田法律事務所にやって来た。そこに、やよい側の代理人・弁護士の恵子(とよた真帆)が現れた。袴田は恵子の登場に言葉を失ってしまう。袴田と恵子は以前、同じ企業法務専門の事務所で働いていた元同僚だった。
最終話 2014年3月27日「宿敵現る!因縁の敏腕女性弁護士と最終決戦!!」ラテ欄「人生かけた最後の法廷因縁バトルついに決着」
香苗(矢田亜希子)はこの1年、弁護士・袴田(田中直樹)の下で学んだことを基にして、元夫・義人(永井大)と共に、義人の再婚相手・詩織(野村麻純)の慰謝料問題の調査を始める。詩織は、これまでの浮気の経緯を告白。袴田は、その告白を基に反撃を開始する。袴田は、詩織の浮気相手・隆司(渡辺裕之)とその妻やよい(大路恵美)の夫婦関係は、詩織と出会う前から破綻し、離婚話も出ていたのではないかと考える。さらに、その際、隆司が会社の顧問弁護士である恵子(とよた真帆)に相談し、離婚の慰謝料を浮気相手の詩織を訴えることで賄う指南を受けた。全ては恵子の指示通りだったからこそ、隆司が浮気に積極的だった証拠が一つとしてなかったのだ、と推測する。袴田は、隆司とやよいの夫婦関係が破綻していた証拠を集めるよう、あらためて調査員・くるみ(渡辺直美)に依頼をする。
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