ある日、祥明のもとに路子(倉科カナ)の父・寛和(中村まこと)がやって来る。25年前、「一流の小説家になる!」と大口をたたき、源次郎の反対を押し切って、路子を身ごもった照子(横山めぐみ)と結婚したが、全く芽が出ず、以来、夫婦そろって源次郎とは絶縁状態。
ところが最近、照子が源次郎のことをいまだに気にしていることを知り、祥明に相談に来たのだった。照子が大事に保管していた、16年前に届いた「ゲンジロウ・キトク」と書かれた謎の手紙から「パンジーの匂いがする」という瞬太(知念侑李)の言葉を聞いた祥明は、源次郎と照子の親子関係修復に全力を尽くすことに。
さっそく路子の実家に出向いた祥明は、「家にとりついた祟りに、寛和も影響を受けている」と言い出し、寛和を陰陽屋に閉じ込めてしまう。祥明から「一人前の小説家になれば、源次郎に結婚を認めてもらえる」とたきつけられた寛和は、小説大賞に応募するため執筆に没頭。
一方で、祥明は家の祟りをはらうためと称し、照子を毎日のように連れ出して贅沢三昧させるという策に出る。とまどう照子に「もともとこういう生活を夢見ていたはず」「照子さんにはその権利がある」と誘い出す祥明。
いよいよ明日が小説の締切という日。「俺は動かねえ」という頑固な源次郎に、祥明は照子が大切に持っていた手紙を差し出し、「この人のために明日は陰陽屋に来てほしい」と、頭を下げる。それを見た源次郎は、すべてを察して覚悟を決める。
翌日、「私が一番に見る権利がある」と陰陽屋へやって来た照子の後から、ついに源次郎が姿を現す!25年ぶりの再会を果たした父娘。しかし、新作に期待する照子と路子の前にボロボロの姿で登場した寛和は、「今回も書けませんでした!」といきなり土下座する。ぼう然とする照子に「もう別れた方がよろしいかと…」と祥明が切り出すと、店内は静まり返るばかり。
ところが「結局お前は男を見る目がなかった」と口を開いた源次郎に対し、照子は「寛和さんはとても立派な夫」と反論を始める。その言葉を聞いた源次郎は、照子に言葉をかけ、寛和に対して思いも寄らぬ行動を取って…。
その夜、祥明は咲月(山田麻衣子)が自分の叔母であることを源次郎に明かし、「咲月さんの子供は、瞬太なんですよね?」と尋ねるが…。
一方、街にはジャーナリストの乗鞍(テイ龍進)がやって来て、「王子に化け狐の子供がいるとネットで話題になっている」と、瞬太の周りをかぎまわっていた。
第1話 2013年10月8日「元ホスト占い師、含み笑いで謎を解く!?」
第2話 2013年10月15日「空腹占い師、呪いのラーメンの謎を解く」
第3話 2013年10月22日「見つけたら1億円!?消えた遺言状のナゾ」
第4話 2013年10月29日「3日間で結婚する方法!?恋占いにご用心」
第5話 2013年11月5日「呪われた病院!?星と占いと美人幽霊の謎」
第6話 2013年11月12日「騒音バアさんと化け猫屋敷!?隣人の呪い」
第7話 2013年11月19日「陰陽師レストラン!?謎解きはディナー中」
第8話 2013年11月26日「女の総選挙!?ライバルの呪いは恐ろしい」
第9話 2013年12月3日「ダメ学級の祟り!?陰陽師、高校に乱入」
最終話 2013年12月17日「さよなら祥明!!インチキ占い師の最後」
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