休暇を取っていた南三条(松坂桃李)が何か吹っ切れた様子で職場に復帰し、西東京労働基準監督署にいつも通りの朝がやってきた。そんな折、土手山(北村一輝)に昇進の話が持ち上がる。しかし、転勤を伴う昇格人事を、土手山は素直に喜ぶことができない。
時を同じくして、監督課に土手山の息子・雄一(渡辺哲史)がやってきた。母のみどり(西田尚美)が、社長に騙されて給料が激減してしまったらしいのだ。話を聞いた凛(竹内結子)は、土手山と共にみどりの働くホテルへ。そこで社長の梶川(松田悟志)から、みどりたちが派遣社員ではなく“個人事業主”としてホテルから業務を請け負う形で契約を結びなおしたことを聞かされる。
契約書にはこれまで以上に厳しい条件で業務を請け負うことが記されてあり、その上“個人事業主”である以上は受け取った“報酬”の中から交通費や税金を自分で支払わなければならないため、手取りが減ってしまったのだ。経費削減に悩む梶川に入れ知恵したのは、社会労務士の胡桃沢(風間俊介)。“個人事業主”には労働基準法が適用されないという盲点に注目した胡桃沢は、この仕事を成功させて他のホテルにも自分を売り込もうとしていたのだ。
100%合法な契約書を前に諦めモードの土手山を、一喝する凛。瑠璃子(トリンドル玲奈)たちも、落ち込んでいる土手山のためにひと肌脱ごうと決意し、課の全員が一丸となって凛が立てた作戦を実行に移すことに。果たして彼らは、みどりと土手山を救うことができるのか!?
第1話 2013年10月2日「働く人を守りたい…ブラック企業に制裁を」
第2話 2013年10月9日「女ナメんな内偵24時!セクハラ社長に唸れ!!」
第3話 2013年10月16日「守るべきものは?友情か法律か」
第4話 2013年10月23日「学生絶望!?内定切り企業に唸れ」
第5話 2013年10月30日「嫌な会社を辞める方法」
第6話 2013年11月6日「ニッポンは働きやすい国ですか」
第7話 2013年11月13日「働くことの壁とは…ダンダ化できない指導係」
第8話 2013年11月20日「会社が嫌なら辞めればいい?働く人の選択肢」
第10話 2013年12月4日「傷つけた労働者への代償!?監督官を辞める時」
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