スポーツ用品メーカーの「大鷹スポーツ」は、業績不振のために「内定切り」が避けられないほどに追い込まれていた。人事部がやむにやまれず数名の学生に内定取り消しを通知したと知った社会労務士の胡桃沢(風間俊介)は、このままでは法律違反になってしまうと指摘。学生たちに理不尽な内定者研修を課して、自主的な内定辞退を促すという手段に出ることに。
数日後、凛(竹内結子)と南三条(松坂桃李)は、内定者研修中の佑美(志田未来)たちを偶然目撃。彼女たちが重いノルマを課せられ、研修の内容について会社に抗議した途端、内定を取り消されている学生がいると知り、凛は「内定切り」の疑いがあると課長の土手山(北村一輝)に報告する。息子の運動会の日程を元妻のみどり(西田尚美)が教えてくれないことにイライラし通しの土手山は、当然のように凛の報告をなかったものにするが、「ブラック企業を摘発すればスッキリする」という瑠璃子(トリンドル玲奈)のひと言で、気持ちが一転。自ら、「大鷹スポーツ」に乗り込むことになった。
しかし、胡桃沢から事前に指導を受けていた「大鷹スポーツ」での調査は空振り、法違反は見当たらない。一方、佑美から詳しい話を聞いた凛は違法な「内定切り」を確信するが、情報漏えいを疑われた佑美は人事部から希望の部署に配属できないと圧力をかけられてしまった。
確かに会社が潰れては元も子もないが、このままでは企業のために1人の学生の夢が犠牲になってしまう。思い悩む凛だったが、内定者も労働者、労働者を守るためさらなる調査を土手山と真鍋(佐野史郎)に申し入れることに。
第1話 2013年10月2日「働く人を守りたい…ブラック企業に制裁を」
第2話 2013年10月9日「女ナメんな内偵24時!セクハラ社長に唸れ!!」
第3話 2013年10月16日「守るべきものは?友情か法律か」
第5話 2013年10月30日
ダンダリン 労働基準監督官 TOPへ
各話視聴率へ
2013年秋ドラマ(10-12月)TOPへ
2013年秋ドラマ視聴率一覧へ