原作
『彼岸島』(ひがんじま)は、週刊ヤングマガジンに連載されている松本光司の漫画。
キャッチコピーは「吸血鬼サバイバルホラー」。 吸血鬼の住む島からの脱出や、吸血鬼や化け物との対峙をメインとした作品だが、バトル漫画・ファンタジー漫画・SM漫画・シュールギャグ漫画の要素も持つ。
概要
吸血鬼が潜む孤島でのサバイバルを描く連続ドラマ「彼岸島」でW主演を務めるのは、放送中の「仮面ライダーウィザード」に主演する白石隼也と、映画「HK/変態仮面」で変態仮面を演じた鈴木亮平。2人の“仮面ヒーロー”が異色の共演を果たすほか、「悪の教典」「藁の楯」などのヒット映画を手掛けた三池崇史監督が総監修を務める。
ストーリー
東京の大学に通う宮本明(白石隼也)は、夏休みに地元に戻り、幼なじみのユキ(山下リオ)やケン(遠藤雄弥)らと再会し、昔と変わらない楽しい時間を過ごす。しかし、実家では半年前に兄・篤が婚約者と旅行に出かけたまま行方不明になっており、重い空気が流れていた。そこに冷(佐藤めぐみ)という謎の美女が現れ、篤は生きていて彼岸島という孤島で吸血鬼と戦っていると告げられる。半信半疑の明たちだったが、そこに吸血鬼が襲いかかってくる。なんとか倒すことに成功した明と友人たちは、冷と共に彼岸島へ向かう。
キャスト
白石隼也/宮本明役
東京在住の大学生。地方出身者。空想癖があり、物語を作るのが好き。行方不明になった兄・篤を探すため、謎の美女・冷と友人たちと共に彼岸島へ渡る。優秀な兄と比べられることに複雑な感情を抱いている。
鈴木亮平/宮本篤役
明の兄。頭脳明晰で運動神経も抜群。婚約者の地元・彼岸島で封印されていた吸血鬼を解き放ってしまい、自責の念と復讐心から一人で島にとどまり、吸血鬼と壮絶な戦いを続けている。
山下リオ/ユキ役
明の幼なじみ。ケンと付き合っているが、明にも好意を寄せている。弓道が得意。
遠藤雄弥/ケン役
明の親友で、ユキと付き合っている。篤を救い出すために彼岸島へ同行する男気のある人物。
西井幸人/ポン役
明の幼なじみ。気が弱く、内心では仲間から見下されていると思っている。
阿部翔平/西山役
明やケンの幼なじみ。明とケン、ユキの三角関係を冷やかしているが、実は密かにユキに思いを寄せている。
勝信/加藤役
明やケンの幼なじみ。いつも自宅が仲間たちのたまり場になっている。
佐藤めぐみ/冷役
彼岸島から来た謎の美女。篤の現状を明たちへ伝えにくる。彼岸島の吸血鬼ともつながっているらしい。
スタッフ
原作 - 松本光司『彼岸島』(週刊ヤングマガジン連載中/講談社刊)
総監修 - 三池崇史
脚本 - NAKA雅MURA、友原我聞
音楽 - 遠藤浩二
監督 - 西海謙一郎、横井健司
主題歌 - Honey L Days「涙のように好きと言えたら」(avex trax)
オープニング曲 - AI「TOP OF THE WORLD」(EMI Records Japan)
オープニング映像監督 - 水崎淳平(神風動画)
体内CG監督 - 瀬尾拡史(サイアメント)
助監督 - 明山智
タイトルロゴ - 深海和宏
CGIディレクター - 土井淳
撮影 - 南秋寿
照明 - 渡辺大介
美術 - 山下修侍
選曲 - 原田慎也
音響効果 - 丹雄二
スタントコーディネーター - 高槻祐士
ガンエフェクト - 会田文彦
特殊メイク・特殊造形 - 江川悦子
特殊造形 - 神田文裕
医療指導 - 中澤暁雄、マエカ
編成 - 高橋俊博
企画 - 丸山博雄、伊藤秀裕
企画協力 - 安永尚人、田中誠
プロデューサー - 深迫康之、佐藤敏宏
アソシエイトプロデューサー - 木村元子
プロデューサー補 - 大塚玲美、糸井美喜
制作 - エクセレントフィルムズ
製作 - 「彼岸島」製作委員会、MBS
各話あらすじ(2013.10.24 - 2013.12.26)全10話 平均視聴率 1.25%
第1話 2013年10月24日「帰省」 視聴率 1.7%
吸血鬼がすむ孤島で明(白石隼也)、篤(鈴木亮平)らが死闘を繰り広げるサバイバルドラマ。大学生・明は、幼なじみたちと兄・篤を捜しに‘彼岸島’へ向かう。
第2話 2013年10月31日「渡海」 視聴率 1.2%
冷(佐藤めぐみ)に誘われ、明(白石隼也)ら5人は廃工場へ。そこで本物の吸血鬼を相手に死闘を繰り広げる。その後、冷から失踪中の兄について聞かされる。
第3話 2013年11月7日「家畜」 視聴率 1.6%
彼岸島に着いた明(白石隼也)らは大勢の吸血鬼に監禁される。仲間の中から生けにえを選ばされる明らだが、ケン(遠藤雄弥)の騒ぎを機に脱出。兄と再会する。
第4話 2013年11月15日「感染」 視聴率 1.0%
明(白石隼也)と再会した兄・篤(鈴木亮平)は復讐に燃える経緯を話す。一方、ケン(遠藤雄弥)は篤が解放してしまった吸血鬼の棟りょう・雅(栗原類)らに捕らわれる。
第5話 2013年11月21日「亡者」 視聴率 1.1%
彼岸島の謎を解く鍵の一つは民族学者・柳島(諏訪太朗)の書いた手記だった。その内容の疑問を解決すべく明(白石隼也)と篤(鈴木亮平)は当時の研究所へ。
第6話 2013年11月28日「実験」 視聴率 0.9%
軍医・五十嵐(鶴見辰吾)による人体実験を記した文章を読んだ明(白石隼也)たちは、雅(栗原類)の誕生秘話を知る。一方、篤(鈴木亮平)が雅の手下に狙われる。
第7話 2013年12月5日「月光」 視聴率 1.4%
篤(鈴木亮平)は黒ヤギのかぶり物をした吸血鬼に襲撃される。明(白石隼也)も駆け付け大乱闘に。その最中、西山(阿部翔平)が吸血鬼に血を吸われてしまう。
第8話 2013年12月12日「吸血」 視聴率 0.9% ※24:59〜25:29
手記の寄贈先の人物を追っていた明(白石隼也)らは、その人物の家で冷(佐藤めぐみ)を発見。冷の持つ当時の資料から、明たちは雅(栗原類)を倒す秘策を知る。
第9話 2013年12月19日「前夜」 視聴率 1.2%
アスカ(大和悠河)は雅(栗原類)の子を身ごもる。一方、‘501’ワクチンを入手した明(白石隼也)らは効果を疑いつつ、人質となった紅葉(麻亜里)のいる病院へ。
最終話 2013年12月26日「決戦」 視聴率 1.5% ※24:34〜25:04
紅葉(麻亜里)を救い、病院で戦う明(白石隼也)ら。そして、ついに明と禿火傷、篤(鈴木亮平)と黒ヤギの勝負に。
番組公式サイト
(彼岸島 - Wikipedia)
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