『上海亭』を陥れた犯人だと勘違いして、商店街のメンバーが陰陽屋に連れてきたのは、祥明(錦戸亮)の幼なじみ・槙原(駿河太郎)だった。祥明の正体を明かそうとする槙原をなぜか必死で制する祥明。
すると翌日、槙原は再び陰陽屋へやって来て、バイト先の後輩・宮内夏央(波瑠)の相談に乗ってやってほしいと持ちかける。ひと月ほど前に亡くなった祖母の遺言状を探してほしいというのだ。
最初は興味のなさそうな祥明だったが、その遺産が相当なものだと聞くや、がぜんやる気を見せる。弁護士が発表した祖母の遺言は、『“本物の遺言状”は一番大切なものの中にある。探し出した親族に全財産を譲る』というもの。期日までに見つけられなければ、遺産はすべて慈善団体へ寄付されるらしい。夏央の叔父・叔母ら4兄弟は、遺産を独り占めしようと血まなこになって遺言状を探しているという。
遺言状の期日当日。祥明と瞬太(知念侑李)とともに、路子(倉科カナ)もなぜか、祥明の口車に乗せられ、群馬へ向かうことに。到着した祖母の家は、既に遺産目当ての親族らによってかなり荒らされていたが、それでもまだ肝心の遺言状は見つかっていなかった。路子と瞬太は必死で探し始めるが、祥明はなぜか「身を清める」と言って、のこのこと近くの温泉へ。
結局、遺言状は見つからず、ついにタイムアップ。しかし、現れた弁護士からは、遺言状は既に誰かによって発見されたはずだと言う。実は、祥明が遺言状を見つけていたのだった。“口寄せ”の儀式で亡くなった祖母に遺言状の在り処を聞いたという。
祥明は、祖母が一族郎党を呪っていること、さらに、お金に目がくらんだ愚かな面々に遺産をもらう権利はないと告げ、遺言主が遺した“大切なもの”とは何だったのか、遺言状の在り処を種明かしする。亡き母の思いを知って、反省する4兄弟たち…。
数日後、遺産騒動を無事解決した祥明の元に、槙原から連絡が入る。「シュウイチロウさんが、また入院した」という槙原の言葉を黙って聞く祥明。しかし、「ちゃんと家を継いだらどうだ」と言われると、「お前に言われる筋合いはない」とその言葉を制し、電話を切ってしまい…。
第1話 2013年10月8日「元ホスト占い師、含み笑いで謎を解く!?」
第2話 2013年10月15日「空腹占い師、呪いのラーメンの謎を解く」
第4話 2013年10月29日「3日間で結婚する方法!?恋占いにご用心」
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