2013年09月30日

夫のカノジョ TOP

『夫のカノジョ』は、2013年10月24日から同年12月12日まで、毎週木曜日の21:00 - 21:54(JST)にTBS系列の「木曜ドラマ9」枠で放送された。全8話。


原作
2011年に『夫の彼女』のタイトルで、双葉社より書き下ろしで刊行。2013年10月に双葉文庫より文庫化されるのに際して改題された。


概要
夫の浮気を疑った妻・小松原菱子(鈴木砂羽)と、夫の部下の女子社員・山岸星見(川口春奈)の体が入れ替わってしまう騒動をコメディータッチで描く。川口春奈が鈴木砂羽と入れ替わってしまい、見た目は20代女子、心は40代主婦という難しい役どころに挑戦する。


ストーリー
製粉会社に勤める契約社員の山岸星見(川口春奈)は、真面目で部下思いの上司・小松原麦太郎(田辺誠一)に正社員試験の勉強をサポートしてもらったのがあだとなり、その妻・菱子(鈴木砂羽)に浮気と勘違いされる。言い争ううちに体が入れ替わってしまい、おしとやかな菱子の気質になってしまった星見、言いたい事をはっきりという星見の性格に変わった菱子。2人は元の体に戻るまで、それぞれの生活を引き継ぐことにするが、どちらも騒動を巻き起こしてしまう。


キャスト
主要人物(テレビドラマ)
山岸 星見(やまぎし ほしみ)
演 - 川口春奈(少女期:石井心愛)
大東製粉の契約社員。言葉遣いは荒いが、思ったことを口にする真っ直ぐな20歳の女子。自宅マンションで、上司の麦太郎の指導のもと同僚の石黒と3人で正社員試験の勉強会をしていたが、麦太郎の妻・菱子に浮気と勘違いされ、ひょんなことから体が入れ替わってしまう。菱子と相談して、しばらくの間は菱子(中身は星見)として生きていくことに。

小松原 菱子(こまつばら ひしこ)
演 - 鈴木砂羽
心配性で言いたいことがうまくいえない専業主婦。社内恋愛で夫・麦太郎と結婚し、1男1女に恵まれる。夫が会社の若い女子社員・星見と浮気をしていると勘違いして押しかけ、星見と入れ替わってしまう。

小松原家(テレビドラマ)
小松原 麦太郎(こまつばら むぎたろう)
演 - 田辺誠一
菱子の夫。真面目で不器用だが、仕事熱心で部下からも慕われる。部下の星見・石黒の正社員試験のために勉強会を開くが、家族に伝えていなかったために菱子から不倫疑惑をもたれる。入れ替わり後の星見(中身は菱子)に妻のような優しさを感じて、心ひかれてしまう。

小松原 真人(こまつばら まさと)
演 - 鈴木福
麦太郎と菱子の息子。小学4年生。母に似て、言いたいことが言えない性格のため、同級生からいじめられている。

小松原 実花(こまつばら みか)
演 - 大友花恋
菱子・麦太郎の娘。玉狛市立第四中学校3年生。

大東製粉営業部
石黒 靖(いしぐろ やすし)
演 - 古川雄輝
社員。麦太郎の部下。

吉田 茉莉子
演 - 李千鶴
社員。

清水 香織
演 - 住吉真理子
社員。茉莉子の部下。

久米 圭祐
演 - 柳沢慎吾
部長→お客様相談室室長。麦太郎の上司。

第二小学校PTA役員
相川 千代乃
演 - 山村紅葉
PTA会長。楓・佑生の母親。

相川 佑生
演 - 篠田涼也
千代乃の息子。真人の同級生。

中村 みどり
演 - 阿南敦子
PTA副会長。千代乃が主催するPTA役員のランチ会に出席する。

中村 ひなの
演 - 岩崎百合
みどりの娘。

その他(テレビドラマ)
山岸 史子(やまぎし ふみこ)
演 - 片平なぎさ
星見の母親。パティスリーフミコ会長。ある理由から娘と疎遠になっている。

冨塚
演 - 立花伸一
史子の秘書。

謎の女
演 - 渡辺えり
魔女。星見と菱子に魔法をかける。

スタッフ
原作 - 垣谷美雨『夫のカノジョ』(双葉文庫)
脚本 - 江頭美智留、横田理恵
音楽 - 山下康介
演出 - 二宮崇、三木康一郎、塚本連平
脚本協力 - 赤澤ムック
演出補 - 桑島憲司
音楽コーディネーター - 溝口大悟、久世烈
選曲 - 長澤佑樹(ヴェントゥオノ)
タイトルバック - 熊本直樹、阪本親則
ヴィジュアルエフェクト - 泉谷修、岡有美(日本エフェクトセンター)
フードコーディネイター - 里見陽子
編成 - 加藤新
技術協力 - ビデオスタッフ
美術協力 - アックス
照明協力 - ザ・ホライズン
プロデューサー - 井上竜太(ホリプロ)
ラインプロデューサー - 稲葉有也、木口洋介
プロデューサー補 - 佐藤めぐみ、田中咲紀
製作 - ホリプロ、TBS

主題歌 - Serena「CHANGE!!」(アリオラジャパン)


各話あらすじ(2013.10.24 - 2013.12.12)全8話 平均視聴率 3.84%
第1話 2013年10月24日「主婦とOLが入れ替わる!?“2人のママ”が家族を救う!!」
 製粉会社の営業部に勤める派遣社員の星見(川口)は、上司で課長の麦太郎(田辺誠一)や社員の石黒(古川雄輝)に見守られながら、働いていた。ある日、仕事を終えた麦太郎が会社から出てくると、その後ろを全身黒ずくめの女がこっそりつけ始めた。その女は他でもない、麦太郎の妻・菱子(鈴木)だった。2人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いてきたと思っていた菱子だったが、最近の麦太郎の行動から浮気を疑い、尾行したのだ。尾行の末、たどり着いたのは、あるアパート。麦太郎が慣れた手付きでチャイムを鳴らすと、開いたドアから現れたのは、若い女だった。妄想癖がある菱子の頭の中は、あっという間に家庭崩壊でいっぱいになる。実は、麦太郎は石黒と共に、星見が受ける正社員試験の勉強を見ていただけだったのだ。菱子は、星見を夫の浮気相手と思い込み、別れるように直談判する。そんな中、星見と菱子の前に突然、老婦人(渡辺えり)が現れる。老婦人が一喝すると、二人は意識を失ってしまう。そして、二人が目を覚ますと、互いの体が入れ替わっていた。

第2話 2013年10月31日「ママが再発見…やっぱり家族が好きっ!」
 星見(川口春奈)と菱子(鈴木砂羽)は、体の中身が入れ替わったことを周囲に悟られないよう、互いの環境で生活を始める。星見(体は菱子)は、主婦として小松原家に、一方の菱子(体は星見)は会社員として夫・麦太郎(田辺誠一)と同じ職場に通うことになる。星見が浮気相手だと勘違いしている菱子は、会社で星見の姿をした自分に優しい麦太郎にいら立つ毎日。そんな折、麦太郎や星見が所属する営業部が、パスタソースの売り上げ結果をめぐって開発部と口論になる。

第3話 2013年11月7日「親子ハイキング危機一髪」
 菱子(体は星見=川口春奈)が帰宅すると、家の前に黒塗りの高級車が止まった。運転手が後部席のドアを開けると、史子(片平なぎさ)が現れ、菱子に声を掛ける。実は、史子は星見と疎遠になっている母親なのだが、菱子にとっては初対面。「どちらさま」と言う菱子に、史子は顔を曇らせる。久しぶりの対面を拒絶されたと感じた史子は、その場を去る。一方の星見(体は菱子=鈴木砂羽)は、学校行事の親子ハイキングで幹事を担当することに。PTA会長・千代乃(山村紅葉)が、最近何かと反抗的な態度を取る星見に押し付けてきたのだ。困り果てる星見だが、息子・真人(鈴木福)のため、菱子が作成した持ち物リストと対応マニュアルを見ながら準備に余念がない。親子ハイキングの当日、星見は、千代乃の度重なる嫌がらせにも負けず、立派に幹事を務めていた。そんな折、千代乃の勝手な行動がもとで、子供が川に落ちてしまうアクシデントが発生する。

第4話 2013年11月14日「すべてバラします!!〜今夜前半クライマックス」
 麦太郎(田辺誠一)が階段で足を踏み外して負傷、意識不明で病院に運ばれた。菱子(中身は星見=鈴木砂羽)から連絡を受けた星見(中身は菱子=川口春奈)は、慌てて病院へ向かう。意識が戻った麦太郎は、菱子や真人(鈴木福)、実花(大友花恋)の顔を見てほっとするが、そこに星見がいることに驚く。業務の別れ際に星見に言われたことが気になっていた麦太郎は、星見に「何か怒らせたなら理由を教えてほしい」と言う。そして「妻に全てを話す」と宣言する。ところが星見は、この言葉を菱子との離婚宣言と勘違いしてしまう。中身が菱子の星見は、あまりのショックから病室を飛び出してしまう。動揺した星見の妄想はとどまるところを知らず、麦太郎と星見の関係を周囲に暴露しようと決意する。

第5話 2013年11月21日「親子愛を描く新章スタート!ママは、愛してるよ」
 松葉づえで歩く麦太郎(田辺誠一)に付き添っていた星見(中身は菱子=川口春奈)は、よろけた麦太郎を支える形に。その光景を目にした実花(大友花恋)と石黒(古川雄輝)は、二人の関係を勘違いしてしまう。そんな折、麦太郎が退院し、会社に復帰。部長・久米(柳沢慎吾)の提案で、麦太郎の快気祝いバーベキューが開かれることに。麦太郎一家も参加するが、星見と麦太郎の関係を怪しむ実花の態度は反抗的で、周りをはらはらさせる。さらに、星見の母・史子(片平なぎさ)までやって来る。

第6話 2013年11月28日「その人は私じゃない!…パパと入れ替わったママの初デート」
 石黒(古川雄輝)から告白された星見(中身は菱子=川口春奈)は、動揺のあまり逃げ出してしまう。一方、菱子(中身は星見=鈴木砂羽)は、家族の目を盗んで星見と電話やメールをしたり、夫・麦太郎(田辺誠一)と寝室を別にしていることから、麦太郎に浮気を疑われてしまう。さらに、最近の二人のぎこちない態度に、息子・真人(鈴木福)が敏感に反応、両親が離婚してしまうのでは、と小さな胸を痛める。そんな折、麦太郎は上司の久米(柳沢慎吾)から夫婦円満の秘訣(ひけつ)を聞き、菱子をデートに誘う。菱子は断ろうとするが、実花(大友花恋)にも「仲良くしないと離婚」と促され、菱子は渋々デートに出掛ける。デート当日、両親が仲良くしているか心配な真人は、こっそり二人の後をつけることに。そして、夫が他の女性と仲良くするのが心配な星見も、麦太郎と菱子のデート現場へ向かう。すると、そこには星見とのデートの下見で来ていた石黒の姿があった。さらに、真人にも遭遇し、なぜか3人でデートをすることになってしまう。

第7話 2013年12月5日「転校生ママが爆弾発言!パパ危うし!新営業部長の悪巧み!」
星見(中身は菱子=川口春奈)の母・史子(片平なぎさ)が倒れたと連絡が入る。星見は菱子(中身は星見=鈴木砂羽)にも連絡し、二人で史子が運ばれた病院へ向かう。そこで史子は自身の会社の経営が厳しいことを告白し、会社を売却しようとしていると苦しい胸の内を明かす。そんな折、製粉会社で人事異動が行われる。菱子の夫・麦太郎(田辺誠一)の上司・久米(柳沢慎吾)が異動になり、後任の部長に麦太郎の同期である立花(橋本じゅん)が決まる。立花はリストラを率先した社長候補の一人だった。立花は早速、売り上げ目標を設定し、ノルマを果たせない社員は不要だと宣言する。さらに、派遣社員の星見との契約を切ることを麦太郎に伝える。一方、菱子はPTAのランチ会で、息子・真人(鈴木福)のクラスに転校生が来ることを知る。だがその後、転校生さくら(原菜乃華)が真人からいじめを受けていると、さくらの母・由香里(高岡早紀)が職員室に乗り込んでくる。

最終話 2013年12月12日「遂に最終回!衝撃過ぎる!なんで今カラダが戻っちゃうの!」
 製粉会社の営業部部長・立花(橋本じゅん)は、星見(中身は菱子=川口春奈)と菱子の夫・麦太郎(田辺誠一)の関係を疑い、麦太郎を関西にある関連会社に転勤させようと画策する。星見に思いを寄せている石黒(古川雄輝)も星見を麦太郎から引き離したい一心で、麦太郎が一人で星見のアパートに通っていたとうそをつく。一方、菱子(中身は星見=鈴木砂羽)は、息子・真人(鈴木福)が転校生のさくら(原菜乃華)をいじめているとさくらの母・由香里(高岡早紀)から責められ、憤慨する。麦太郎に事の経緯を説明するが、肝心の真人が部屋にいないことに気付く。慌てて真人を捜しに家を飛び出す麦太郎と菱子だが、その頃、真人はどうしてもさくらに謝りたいと、一人でさくらの家を訪ねていた。ところが由香里にその思いを否定され、門前払いされてしまう。

各話視聴率


番組公式サイト
(夫のカノジョ - Wikipedia)

『夫のカノジョ TOP』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 各ドラマTOPページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
ドラマ/アイウエオ順検索