陰陽屋に、中華料理店『上海亭』の女将・金井江美子(濱田マリ)が相談にやって来る。客足が突然ぴたりと途絶え、「店が呪われているのではないか」と言う江美子。
店の前には、触った者は必ず呪われると言い伝えられている狐石(きつねいし)が置いてあったという。ノリ気でない祥明(錦戸亮)は、手っ取り早く口コミサイトにべた褒めのコメントを書こうと提案。ところが、そこに『上海亭』を誹謗中傷する嘘八百の書き込みが。怒り心頭の江美子に半分脅される形で、祥明は店で張り込むことになる。
一方、路子(倉科カナ)は、インターネットの掲示板に瞬太(知念侑李)が捨て子だと書き込まれていることを知り、胸を痛める。
自宅を訪ね、両親のみどり(南野陽子)と吾郎(見栄晴)に瞬太の捨て子騒動の真相を尋ねる路子。しかし、2人は捨て子だとあっさり認め、路子を驚かせる。きちんと本人に話した方が、と言う路子に、「15年も一緒に暮らしていれば、家族の始まりがどうだったかなんて、どうでもよくなってくるんです」と言うみどり。
翌日、祥明の仕掛けた罠に掛かった犯人が、グルメサイトの掲示板に、店で撮影したハエ入りラーメンの証拠写真を新たにアップ。江美子はますます落ち込むが、祥明に促され写真を見ると、突然、犯人捜しをやめると言い出す。なんと、犯人は江美子の息子・隆平(若葉竜也)だった!
江美子が亡くなった夫の店を継いだことで、漫画家の夢を諦めるはめになったと不満を言う隆平。しかし祥明は「あなた、ガチで呪われてますよ」と隆平に言い放ち、お祓いの儀式を執り行う。江美子が犯人探しを断念したのは、犯人がわが息子だと気付いたからだ。息子に事実を突きつけないのは、夢を諦めさせたことを申し訳ないと思っているからだ。そんな江美子の思いに気づかないあなたは、きっと呪われている、と。
翌日、江美子が祥明に“犯人”の書き込みが変わったとうれしそうに報告していると、そこへ、商店街の連中が一人の男を連れて来る。『上海亭』を陥れた犯人に間違われたその男は、祥明と顔見知りの様子で「会いたかったぜ、ヨシアキ!」と告げ…。
第1話 2013年10月8日「元ホスト占い師、含み笑いで謎を解く!?」
第3話 2013年10月22日「見つけたら1億円!?消えた遺言状のナゾ」
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