第3話「逃亡者の殺意」
雑居ビルの一室で、10年前の建設会社爆破事件の主犯として指名手配されていた飯野(比留間由哲)の刺殺体が発見された。現場からは多数の“飛ばし携帯”が見つかり、いわゆる“振り込め詐欺”に手を染めていたらしい。10年前、飯野は自らが勤めていた建設会社を爆破。横領の疑いで解雇されたことへの逆恨みが犯行の動機だったが、同様に解雇された麻生(土佐和成)も指名手配されていた。飯野と麻生、さらに正体不明のもう一人の共犯者は現場となった雑居ビルに同居、詐欺で稼いでいたようだ。とすると、飯野は仲間割れで殺害されたのか?
志保と村瀬は現場に落ちていたレシートからスーパーで聞き込みを行うが、レジ係の麗子(三浦理恵子)は麻生に見覚えはなく、麗子の夫で店長の上野(矢柴俊博)に防犯カメラの映像を見せてもらうが手がかりは得られない。
10年前に飯野らに爆破された建設会社を訪ねた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、横領事件は濡れ衣の可能性があったことを知る。飯野らとともに解雇された伊藤(大関真)は解雇直後に自殺していたことから、どうやら濡れ衣は事実らしい。
詐欺事件を調べていた青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)が、被害者から犯人の似顔絵を手に入れることに成功した。この男が飯野殺害の重要参考人であるばかりでなく、爆弾事件の3人目の共犯者である可能性が高い。矢沢は村瀬から飯野の手帳に書かれていた電話番号と思われるメモを渡されていたが、市外局番が3ケタでは何の役にも立たない。
志保(羽田美智子)が何者かに刺され、病院に搬送された。殺人事件の捜査中、誰かに会いに行ったところを襲われたらしい。その頃、相棒である村瀬(津田寛治)は、志保を無視して単独行動に出ていた…。
志保の安否は?!9係に激震が走る!!
第1話 2013年7月10日「捏造された殺人」
第2話 2013年7月17日「殺人美容室」
第4話 2013年7月31日「昼下がりの銃殺」
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