2013年07月06日

山田くんと7人の魔女 TOP

『山田くんと7人の魔女』(やまだくんとななにんのまじょ)は吉河美希による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で2012年12号より連載中。時系列は前作『ヤンキー君とメガネちゃん』の後であり、第1話で品川大地と千葉星矢が教師役でカメオ出演している。

2013年8月10日から同年9月28日まで、フジテレビ系列(FNS)土ドラ枠(毎週土曜 23:10〜23:55)にて放送された。


概要
モデルとしても活躍中の女優・西内まりやが、8月10日にスタートするフジテレビ系の連続ドラマ「山田くんと7人の魔女」(土曜午後11:10)で、地上波ドラマ初主演を務める。同ドラマは、キスすることで特殊能力を発揮する7人の魔女と問題児の男子生徒が織り成す学園コメディーで、西内は山本裕典演じる元不良の山田竜と心と体が入れ替わってしまう魔女の白石うららを演じる。


ストーリー
元不良で学校イチの問題児・山田竜(山本裕典)は、自分の進級のために接触していた学校イチ成績優秀な白石うらら(西内まりや)とふとしたことから、心と体が入れ替ってしまう。2人はキスをすることによって自在に入れ替われるようになる。やがてキスすることで特殊能力が発動する7人の魔女の存在を知り、2人は力を合わせて魔女探しをすることになる。


キャスト
超常現象研究部
白石 うらら - 西内まりや
山田 竜 - 山本裕典
魔女の能力をコピーする通称「魔女うつし」の能力の持ち主。

伊藤 雅 - トリンドル玲奈

宮村 虎之介 - 井出卓也

7人の魔女
小田切 寧々 - 大野いと
潮を中心とした男子生徒7人を率いている。

大塚 芽子 - 美山加恋
父親は医者。兄が父の跡を継ぐ予定だったが、家出をしてしまい、妹の芽子が兄に変わって病院を継ぐことになっていた。親の意向で医学部を志望しているものの、本人の意思ではなく、漫画を描くことが好きで本心では漫画家になりたいと思っている。

滝川 ノア - 松井愛莉(少女期:清水詩音)
元人気子役で、「ノアリン」と呼ばれていた。テレビドラマ『踊るノアちゃん一家』での決め台詞の「どんどんまいまい」が流行語大賞を取り、「ノアリンヘアー」と呼ばれるツインテールが大流行した。アニーも3年連続で演じていたが、しかし、成長すると共に仕事や人気も減少する。中学の頃に舞台を使った嫌がらせにあったことがトラウマになっていた。

猿島 マリア - 小島藤子
彼氏が怪我をする未来を見てしまい、その結果別れてしまった経験がある。

飛鳥 美琴 - 小林涼子
卑猥な言葉を投げかけてくる男性や異常な変質者から自分の身を守るために武道を習っていた。

西園寺 リカ - 川村ゆきえ
「記憶操作の能力」の魔女。レオナと仲が良かった。

生徒会
山崎 春馬 - 徳山秀典
「魔女殺し」の能力の持ち主。

猪瀬 潤 - 永江祐貴
ドラマ版のオリジナルキャラクター。生徒会書記。2年生。

その他生徒
五十嵐 潮 - 間宮祥太朗

教師
下記教師の登場人物はドラマ版のオリジナルキャラクター。

緑川 - 土屋裕一

遠田 - 小松利昌
卓球部顧問。うららをモデルにした絵を描き、その際にセクハラまがいの行為をしていた。
橋本 - まいど豊

その他
佐々木 凛 - 足立梨花(第1話)
朱咲高校生徒。

大塚 美栄子 - 阿知波悟美(第3話)
芽子の母親。芽子に父親の病院を継いでほしいと願っている。

マロン (声) - 平泉成(第3話 / 友情出演)
芽子の飼い犬。柴犬のようだがポメラニアン。

渋谷 敬吾 - 佐藤永典(第3 - 4話)
朱咲高校1年C組。サッカー部。春に行われた練習試合後、レギュラー落ちになり、頻繁に部活を休むようになる。

浅野 蓮 - 上鶴徹(第3 - 4話)
朱咲高校1年D組。軽音楽部。部員ともめて、3か月で退部。

深沢 冴子 - 相楽樹(第3 - 4話)
朱咲高校1年B組。特別進学コース。成績が落ち、授業にもついていけず、さぼり癖がついてしまう。

宮村 レオナ - 中別府葵(第7 - 最終話)
リカの友達。元超常現象研究部。リカとキスをしたことで彼女のことを全て忘れてしまい、その後は学校にも行かず、引きこもっている。

スタッフ
原作 - 吉河美希『山田くんと7人の魔女』(週刊少年マガジン連載中)
脚本 - 小川真
音楽 - 佐橋俊彦
演出 - 星護、高丸雅隆
演出補 - 淵上正人
タイトルロゴデザイン - 金森理恵
タイトルバック - 田中雅文
スタントコーディネート - 釼持誠
漫画・イラスト協力 - 北条晶
撮影協力 - 埼玉県立三郷工業技術高等学校
Special Thanks - SUMMER NUDE(第5話)
編成 - 細貝康介
編成企画 - 清水一幸
企画協力 - 鹿内植
プロデュース - 柳川由起子
プロデュース補 - 上久保友貴
制作 - フジテレビ
制作著作 - 共同テレビ

主題歌 - 前田敦子「タイムマシンなんていらない」(You, Be Cool!)


各話あらすじ(2013.8.10 - 2013.9.28)全8話 平均視聴率 6.30%
第1話 2013年8月10日「イレカワリ」
 中学校時代に不良だった山田(山本)は、楽しい学校生活を夢見て猛勉強の末、有名高校に合格する。だが、周りは冷めた生徒ばかりで、すっかり腐ってしまった山田は、勉強をせず進級も危ない状態に。ある日、教師や生徒たちにばかにされた山田は、階段でうらら(西内)の姿を見つけるが、足を滑らせて彼女と一緒に階段を転げ落ち、心と体が入れ替わってしまう。入れ替わった姿のままで放課後まで過ごす中、山田は優等生のうららが意外と、生きづらい学園生活を送っていることを知る。

第2話 2013年8月17日「トリコ」
 山田(山本裕典)は、寧々(大野いと)から無理やりキスをされたことを宮村(井出卓也)に明かす。山田の話を聞き、ある事に気付いた宮村は、山田と寧々の間に起こった不思議な現象を解明するため、超常現象研究部の部室で、人目を忍んで山田とキスをする。だが、突然入ってきた雅(トリンドル玲奈)に現場を目撃されてしまう。そんな中、うらら(西内まりや)の分析によって、身の回りに起こる不思議な現象と自分の能力を理解し始めた山田は、宮村や雅にも乗せられて、魔女を探す決意をする。

第3話 2013年8月24日「テレパシー」
 山田(山本裕典)に、進級を懸けた補習と追試が迫る。うらら(西内まりや)と入れ替わり、追試をパスしようとたくらむ山田だったが、うららに一蹴され、やむなく補習を受けることに。補習中、山田は、斜め前にいた芽子(美山加恋)がスケッチブックに何かを描き続けていることに気付く。補習後、山田は勝手に芽子のスケッチブックを見る。描かれていた漫画の見事な出来栄えに、また見せてくれるよう山田が言うと、突然、芽子にキスされてしまう。芽子とキスしても、入れ替わらなかったことを不思議に思う山田は、超常現象研究部の面々に報告。「入れ替わらないということは、芽子は魔女よ」と、うららは語る。

第4話 2013年8月31日「トラウマ」
 芽子(美山加恋)から、キスをしたのに気持ちが読み取れなかったというノア(松井愛莉)のことを聞いた山田(山本裕典)は、ノアは魔女に違いないと考える。その頃、生徒会室では、校内で最近頻繁に起こっている「ある事件」について、対策が練られていた。被害に遭った生徒の名簿を見ていた美琴(小林涼子)は、被害者が、いずれも同じ中学校出身の1年生であることに気付く。生徒会長の山崎(徳山秀典)は、次に狙われる可能性が高い、同じ共通項を持つノアをマークし、事件を未然に防ぐよう宮村(井出卓也)と寧々(大野いと)に命じる。次期生徒会長の座を狙う宮村は、うらら(西内まりや)、雅(トリンドル玲奈)、山田に協力を仰ぐ。そんな折、うららはノアから呼び出しを受ける。

第5話 2013年9月7日「ミライトウシ」
 ノア(松井愛莉)から聞いたノートがある場所へ向かっていた山田(山本裕典)は、マリア(小島藤子)に呼び止められる。早くノートを手に入れたい山田は、制止するマリアを尻目に目的の場所に侵入。だが、生徒会長の山崎(徳山秀典)に見つかり、罰として海辺のごみ拾いを命じられる。宮村(井出卓也)は、山田のごみ拾いに便乗して、超常現象研究部の海合宿を企画。合宿には、うらら(西内まりや)、雅(トリンドル玲奈)のほか、宮村から誘われた芽子(美山加恋)、マリアも参加する。その後、一同は宮村家の別荘へ移動。そこでマリアは、予定表に書かれていた「魔女伝説」という文字に関心を示す。

第6話 2013年9月14日「トウメイ人間」  ※土曜プレミアム「THE LAST MESSAGE 海猿」(21:00〜23:25)放送のため、開始時間変更(23:25〜24:10)。
 生徒会長秘書の美琴(小林涼子)に拘束された山田(山本裕典)は、寧々(大野いと)、五十嵐(間宮祥太朗)、宮村(井出卓也)のおかげで難を逃れる。超常現象研究部の部室に戻った山田は、うらら(西内まりや)や雅(トリンドル玲奈)に、生徒会室で起こった出来事を話す。雅は、美琴が魔女かもしれないという山田の話に興味を抱く。一方「魔女伝説ノート」の下巻を手に入れられなかった山田は、もう少し時間が欲しいとマリアに告げる。マリア(小島藤子)は、そんな山田の気持ちをうれしく思い、ついつい習慣で彼にキスをしてしまう。

第7話 2013年9月21日「キオクソウサ」  ※土曜プレミアム「BRAVE HEARTS 海猿」(21:00〜23:20)放送のため、開始時間変更(23:20〜24:05)。
 宮村(井出卓也)が裏切り者の「二重スパイ」に違いないという雅(トリンドル玲奈)の話を信じたくない山田(山本裕典)は、意気消沈していた。見かねたうらら(西内まりや)は、山田にキスをして入れ替わり、宮村に話を聞きに行く。だが、ある事が原因で、入れ替わりを見破られてしまう。うららは山田に、男同士で話した方がいいと話す。部室に宮村を訪ねた山田は、「7人目の魔女を見つけること」が生徒会長になる条件で、会長候補に猪瀬(永江祐貴)も加わったと聞く。是が非でも宮村に会長になってもらいたいと思う山田だが、魔女伝説ノートの上巻は肝心な所が破れていて、7人目の魔女の手掛かりはつかめなかった。

最終話 2013年9月28日「魔女封印」 ※23:25〜24:10
 何者かによって超常現象部に届けられた魔女伝説ノートの下巻により、魔女伝説の大部分が明らかになる。七つの能力が集まると、絶大な力により全ての願いがかなえられるという。うらら(西内まりや)は、その「絶大な力を呼ぶ儀式」を行い、魔女の能力をなくしてほしいと願うことで、魔女伝説自体を封印しようと提案。山田(山本裕典)はうららを連れて、魔女たちに儀式への参加を呼び掛けに行く。一方、宮村(井出卓也)は、7人目の魔女を見つけたことを山崎(徳山秀典)に報告し、正式に生徒会長に任命されることに。宮村は「生徒会長としての最初の仕事は、魔女伝説を封印すること」と所信表明する。満月の夜、儀式の始まる時間が迫る中、雅(トリンドル玲奈)の仕切りでリハーサルが行われていたが、いまだに数人の魔女は現れなかった。

各話視聴率


番組公式サイト
(山田くんと7人の魔女 - Wikipedia)

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