土壌汚染問題が絡んだ殺人事件!!
鶴丸あや(名取裕子)はすっかり京都地検の顔となった女性検事。検事としての実力に加えて、 “主婦の勘”を武器として、女性ならではの視点で、数々の難事件を解決に導いてきた。
ある日、スナック経営者・菰田(こもだ)サチ子(青木さやか)が大麻所持の疑いで送致されてきた。サチ子は大学教授・黒木耕司(小倉一郎)が殺された事件の第一発見者であり、三条署で任意の事情聴取を受けているときにバッグの中から大麻が見つかったのだ。
サチ子は10年前に大麻取締法違反で逮捕された前科があったが、5歳の息子・龍之介(岡田篤哉)を育てている今、薬物からは完全に足を洗ったと話し、今回の容疑についてもまったく覚えがないと否認する。また、黒木の事件についても、当日、店にいたら「黒木先生が大変だ」という奇妙な電話があり、黒木の自宅に駆けつけたらすでに死んでいたと話す。サチ子によると、彼女は数年前から黒木の指導を受け、近所のマンションの土壌汚染問題に取り組み、抗議活動を続けていたという。
調べてみると、そのマンションの敷地は以前、化学メーカーの工場が建っていた跡地で、販売した不動産会社は建設前に汚染土壌を掘削除去したとしていた。だが、マンションの近くにある龍之介が通う幼稚園では井戸水の汚染が原因なのか金魚が死に、土遊びすると気分が悪くなることがたびたび起きていたとわかる・・・!!
第2話 2013年7月25日「殺人夫に尽くす妻!!不可解な完全黙秘…外された結婚指輪の謎」
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