高校2年の今野水希(桜庭ななみ)は、勉強もメイクもそつなくこなし、姫澤さくら(高田里穂)を頂点としたクラスの中心グループに所属して要領よく日々を送っていた。仲間以外のクラスメートの存在は気にも留めずに…。
ある朝、水希たちのクラスは交流キャンプのためバスで出発。だがその途中、同級生の神矢知恵子(土屋太鳳)が運転手の異変に気付く。と、次の瞬間、バスが大きく傾き…!
第2話「女子高生サバイバル奴隷はお前だ!」13.07.19放送
バスの転落事故で、生き残ったのは今野(桜庭ななみ)、神矢(土屋太鳳)、ハル(工藤綾乃)、薄井(増田有華)、モリ子(山下リオ)の女子ばかりわずか5人だった。地獄絵図に、モリ子の笑い声が響く。いじめられっ子だったモリ子は、バスに積んでいた草刈り用の鎌を手に入れて豹変。4人に鎌を見せつけ、今までみんなにイジメられてきた恨みをぶちまけるのだった。
一方神矢は、こんな時でも冷静に状況を把握し、バスの中から役立ちそうなものを運び出すと言う。そんな彼女たちに反発するハルは、この場から離れて自分たちだけで助けを呼ぼう、と今野を誘うが…。
第3話「女子高生5人が山で遭難!嫉妬、暴力、殺意…極限サバイバル」13.07.26放送
副担任の五十嵐(窪田正孝)は、クラス全員が行方不明だと分かりぼうぜん。馬淵校長(大石吾郎)に報告しようと思うが、自分の聞き間違いで、引率の竹田先生から連絡があったと思い込んでいたミスが発覚するのを恐れ、踏ん切りがつかず…。
その頃、鎌を持ち絶対権力を得たモリ子(山下リオ)の強制により、今野(桜庭ななみ)はハル(工藤綾乃)と対決することになってしまう。今野は何とか戦いを止めようとするが、ハルから「あんたとは最初から友達なんかじゃない」と言われてしまい…!
第4話「女子高生サバイバル女帝の転落!?もう1人の生存者」13.08.02放送
警察に事情を報告しようとする副担任の五十嵐(窪田正孝)を馬渕校長(大石吾朗)が制する。馬渕は教育委員会に指示を仰ぎ、保護者会を開くことを決めるが、百合子先生(山本裕子)の通報を受けた刑事の長崎(松澤一之)が、事情を聞くため学校にやって来る。
一方、自分たち以外にも生存者がいると確信した今野(桜庭ななみ)たち。そんな中、洞窟では薄井(増田有華)が倒れた拍子に鎌がモリ子(山下リオ)に当たり腕を負傷してしまう。怒り狂うモリ子を薄井から引きはがし、薄井を気遣う今野だったが、薄井は疎外感やネガティブな妄想から徐々に追い詰められて…!
第5話「女子高生サバイバル火災発生!6人目の生存者は敵か味方か!?」13.08.09放送
薄井(増田有華)が失踪した。今野(桜庭ななみ)は懸命に捜索を続けるが、見つからないまま日が暮れてしまう。
一方、高校では緊急の保護者会が開かれていた。長崎刑事(松澤一之)が捜査状況を報告。だが保護者たちは依然として状況不明であることに納得がいかず、馬淵校長(大石吾郎)や副担任の五十嵐(窪田正孝)に詰め寄る。その中の一人、今野の姉で新聞記者の遥(滝裕可里)は、五十嵐の妙にオドオドとした態度を不審に思い、職場の上司に報告するが…。
その頃洞窟では、たき火が荷物のヘアスプレーに引火し爆発、火事になってしまう。その音を聞き洞窟に引き返した今野は、奥の荷物がまだ燃えていないと分かり、周りの静止を無視し、洞窟の奥に入っていく。神矢(土屋太鳳)やハル(工藤綾乃)が、必死に今野に戻るよう呼びかけていると、森の中から人影が現れ洞窟の中へ…。その姿に神矢、ハル、モリ子(山下リオ)は衝撃を受ける。
第6話「ついに最悪の事態…生き残るのは誰だ!?」13.08.16放送
ラジオのニュースを聞いた今野(桜庭ななみ)たちは、警察の捜索ルートが自分たちのいる場所とは違うとわかり動揺。しかし神矢(土屋太鳳)があることに気付く。バスの運転手がトイレでコンビニに駆け込んだ際、神矢は、弟妹の保険証を家に送るため宅配便を出していた。その送り状を見れば、バスが目的地の山梨ではなく、静岡に行っていたことが分かるはず、と。今野たちは、誰かがそれに気付くことを願うが…。
その頃、副担任の五十嵐(窪田正孝)は、馬淵校長(大石吾郎)から保護者のいない神矢の妹たちの世話を押し付けられていた。それを知った今野の姉で新聞記者の・遥(滝裕可里)は、手伝うフリをしてバス失踪の実情を探るため五十嵐に近づく。
だがそんな中、ついに最悪の事態が…
第7話「殺人犯は誰!?」13.08.23放送
今野(桜庭ななみ)と神矢(土屋太鳳)は、薄井(増田有華)の遺体を発見。今野の叫び声を聞いた日向(鈴木勝大)とハル(工藤綾乃)も駆けつけ、最悪の結果に言葉を失う。
するとそこにガラス片を手にしたモリ子(山下リオ)が全身血だらけの姿で現れ、呆然と薄井を見つめていた。ハルは、モリ子に薄井を殺したのかと問うが、モリ子は否定。「誰だって殺そうと思えば薄井を殺せたはずだ」というモリ子に、一同は疑心暗鬼になる。モリ子が殺したに違いないと思い込んだハルは、モリ子を縛っておこうと言い始め険悪な雰囲気になる中、神矢はモリ子を拘束すべきか無記名投票で決めようと提案する。
一方学校では、今野の姉・遥(滝裕可里)が新聞記者だと知り、副担任の五十嵐(窪田正孝)はがく然。
遥から嘘を責められ苦しむ五十嵐は、ある光景を目にして…。
第8話「限界突破サバイバルもう1人の犠牲者!」13.08.30放送
ハル(工藤綾乃)のポケットから薄井(増田有華)が持っていた防犯ブザーが出てくる。ハルはなぜこんなものが入っているのか分らないと言うが、モリ子(山下リオ)は自分の殺害を隠蔽するため、私を犯人に仕立て上げようとしたと言い、二人はつかみ合いに。今野(桜庭ななみ)は仲間がいがみあうことに嫌気がさし、「脱いで、みんな持っているものを全部出そう!そしたら犯人がわかるでしょ」と服を脱ぎ始めるが…。
その後、ハルのポケットから薄井の湿布が出てくる。混乱したハルは洞窟から逃げ出し、気付けば崖の上に。追いかけてきた今野は「信じるから一緒に帰ろう」とハルに手を差し伸べるが、次の瞬間足元の土が崩れ…!
第9話「暴かれる真犯人!」13.09.06放送
薄井(増田有華)殺害の疑いをかけられたハル(工藤綾乃)は崖下に転落。だがどうしてもハルが犯人とは思えない今野(桜庭ななみ)は、真犯人は別にいるのでは?と考えるようになる。
その後、神矢(土屋太鳳)が言っていた湿布の枚数が違っていたことがわかり、今野は神矢に真相を尋ねる。すると神矢は嘘を否定し、日向(鈴木勝大)が荷物の中から何かを探す様子を見かけたという。
真相を究明するため、今野は日向を川に誘うが…。
一方、五十嵐(窪田正孝)が神矢が事故前に出した宅配便に気付いたことで、バスは静岡に向かっていたことがようやく判明。静岡県警も本格的に捜査を開始する。神矢の幼い弟妹たちにせがまれ、五十嵐も他の保護者とともにバスで静岡の対策本部に向かうことに。保護者の冷たい視線にいたたまれなくなるが…。
そんな中、ついに薄井殺害犯の正体が明らかになる!
第10話「悪魔の囁き…」13.09.13放送
薄井(増田有華)を殺したことがばれ、追い詰められた日向(鈴木勝大)は今野(桜庭ななみ)の首を絞める。
だが神矢(土屋太鳳)に発見され、今野は間一髪で難を逃れる。
日向は鎌を手に逃げるが崖で行き止まりになり追いつかれてしまう。
混乱と、それでも日向を信じたい気持ちに揺れる今野を見て、日向は事件のいきさつを語り始めるが…。
一方、ついに大破したバスが発見される。
そのニュース映像を見た保護者たちは異様な沈黙に包まれる。
さらに、霧の影響で救助が難航。
取材に集まったマスコミたちから悲観的な言葉を投げかけられた五十嵐(窪田正孝)は…!
第11話「生き残るのは誰!?」13.09.20放送
日向(鈴木勝大)が振り回した鎌が神矢(土屋太鳳)の脇腹に当たり大怪我を負ってしまう。後悔の念に苛まれた日向が崖から飛び降りようとした瞬間、今野(桜庭ななみ)はとっさに日向の腕をつかむ。重みに耐えられず、二人の体は徐々に崖下へ引きずられていくが…。
その頃、対策本部では刑事の長崎(松澤一之)から濃霧のため今日のヘリでの救助を中止するとの報告が。さらに明日もヘリが飛べない可能性があるため今夜から陸路で現場に向かうと発表される。保護者たちの悲痛な表情を見ていた五十嵐(窪田正孝)は、長崎に救助隊への参加を希望する。
一方、ヘリの一団が森のある方角へ帰還するのを見た今野たちは、その先に町があると確信。その方向へ向かうことにする。ところがモリ子だけは立ち止まったまま動こうとせず…。
第12話「前へ…明日へ…」13.09.27放送
あの橋を渡れば助かる、そう思ったのも束の間、その吊り橋はボロボロに朽ち果てていた。今野(桜庭ななみ)たちが呆然となる中、日向(鈴木勝大)は自分が救助を呼んでくる、と橋に一歩を踏み出す。
その頃、消防団員たちと共に必死に悪路を歩く五十嵐(窪田正孝)は、崖のような急斜面に絶句しながらも団員たちの足手まといにならないよう必死に後をついていた。
日向がなんとか対岸に着いたのを見届けホッと胸を撫で下ろした今野たちだったが、神矢(土屋太鳳)の容態が急変。モリ子(山下リオ)も救助を呼ぶため橋を渡ることを決意し、今野と神矢は二人で救助を待つことに。ケガの悪化を自覚した神矢は「助けが来るまでもたないかも知れないから一人で行って欲しい」と今野に伝える。しばらく悩んでいた今野だったが、橋に向かってある行動を…!
そして彼女たちを待ち構えていた運命とは…!?
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救助場面では、陸上自衛隊レンジャー部隊(レスキュー部隊)を加えれば、より迫力あると思います。殺人や業務上過失致傷・自動車運転過失致傷・バス運転手の過剰な長時間運転(長時間労働・運行記録の改竄及び不記載)による道路運送法及び労働基準法違反容疑事件、加えて、バス車体整備不良による道路運送車両法及び自動車損害保険(強制保険)加入義務を定めた自動車損害賠償責任保障法違反容疑事件として、警察・検察・自衛隊警務隊・運輸局・労働局(労働基準監督署)が合同で本格捜査(強制捜査)に着手する場面も入れても善かったのではと考えます。
家宅捜索・被疑者逮捕勾留や取り調べの場面も加えるべきだったと思います。
被疑者を起訴された時点で刑事被告人となり、初公判から論告求刑・判決公判迄の場面も入れて、関心を持たせたドラマ製作が有っても善いと思います。