相良浩介(沢村一樹)と森山卓(高嶋政伸)による生体肝移植手術成功から1年半。患者も増えた堂上総合病院は順調に業績を伸ばしていた。だが、その手術決行の際に森山が怒りを買った西都大学病院の仙石教授(柴俊夫)による圧力で、近隣の開業医からの紹介数が激減。徐々に患者数が減少する傾向にあった。
そんな折、テキサス医科大学で腹腔鏡手術を学んでいた森山が三ヶ月ぶりに帰国。穏やかな日々が終わりを告げたことに、内科医の皆川和枝(伊藤蘭)や看護師長の田村戸紀子(宮地雅子)ら堂上総合病院のスタッフたちは、内心ガッカリするのだった。
数日後、がん患者の雪村絵里子(奥貫薫)が堂上総合病院にやってくる。西都大学病院で仙石から完治の見込みはないと言われ、強制的に退院させられた絵里子だったが、相良は内科的治療と外科的治療を並行していく治療法を提案。森山の腹腔鏡手術も組み込んだオペでがんの切除を目指す、と宣言する。
テキサス仕込みの技術を披露できると浮かれる森山。しかし、絵里子が仙石の患者だったことを知った森山は、急に尻込みし始める。ただでさえ仙石に睨まれ、堂上総合病院の経営を圧迫されている上、西都大学病院の次期医学部長の最有力候補である仙石をこれ以上怒らせることは、自分の医師生命を失うことになると考えたのだ。
医師として、絵里子の心に深い傷を負わせた仙石に怒りを感じていた相良。さらに、堂上総合病院を理想の病院にしたいと考えている相良は、なんとか弱腰の森山に手術をさせようと、ある画策を…。
一方、看護師の宮部佐知(比嘉愛未)は絵里子に心を開いてもらえず苦悩。さらに、堂上総合病院を退院した弁護士の桜井稔(永井大)から「結婚を前提に付き合って欲しい」と告白され、仕事と恋愛の間で揺れる。
絵里子の手術が刻々と近づく中、相良は森山をどう動かすのか…?
第1話 2011年10月27日「真夜中のオペは3500万円」
第2話 2011年11月3日「夜間救急は3倍儲かりますよ!」
第3話 2011年11月10日「100万人に1人!オペ大成功なら有名人」
第4話 2011年11月17日「ホームレスの手術代誰が支払いますか?」
第5話 2011年11月24日「絶体絶命!!ナース達の反乱」
第6話 2011年12月1日「スーパー外科医100人に選ばれたい!!」
第7話 2011年12月8日「余命1年…外科医が癌に倒れる」
最終話 2011年12月15日「500グラムの命を運ぶ11時間の超絶オペが、今始まる!!」
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