20数年前、暁(香取慎吾)の部屋に住んでいた小原南中の生徒は、渡辺という政治家の息子だったとわかった。暁はそれがアカネ(杏)の教え子で、和泉(真矢みき)はその同級生だったのではないかと考え、当時の学校のことを調べ始める。
同じ頃、りさ(山本舞香)と取り巻きグループの女子生徒たちが小夜(森迫永依)に近づき、ほかの生徒との接触を邪魔するかのようにつきまとい始めた。クラスの生徒たちは小夜がイジメられていることに気づくが、巻き込まれるのを恐れ、見て見ぬふりをする。りさは、暁の部屋を訪ねていた小夜と暁の関係を勘ぐり、隠し撮りした写真をネタに小夜を脅迫していたのだった。
亮介(森本慎太郎)から相談を受けた暁は小夜を救う方法を探るが、千穂(前田敦子)は放置すべきだと忠告。大人が下手に動けば事態を悪化させると告げる。その言葉に暁は7年前の失敗を思い出し、何もできなくなってしまう。
放課後、ついに暁が「滝沢茜」の名前を切り出すと、和泉は小原南中の生徒だった27年前のことを打ち明けた。茜は和泉が3年生のときの担任で、やさしい熱血教師だったという。そんな中、暁が「渡辺」の名を口にすると、和泉は「私のせいで、茜先生は命を落としました」と事件のいきさつを告白して…。
その夜、小夜のイジメについて思い悩む暁に、アカネは「大事なのは大人が見ていることで、子どもの心の中に勇気を生むこと」と助言。翌朝、教壇に立った暁はクラスにイジメがあると話し、担任として生徒たちをちゃんと見ていると訴えかける。この言葉に励まされた拓途(神宮寺勇太)らはりさに立ち向かい、小夜を解放する。
一方、学校に来ていたアカネは、突然、事件の夜へと連れ戻される。教室で生徒の渡辺淳也に刺され、倒れた茜の「迎えに行かないと…」という声とともにマンションの部屋に飛ばされたアカネは、うずくまる淳也を「大丈夫」と抱きしめ…。
その頃、千穂は窪内(林泰文)が生徒の個人情報を密かに集めているのを知って疑念を抱き、窪内が引きこもる理科準備室に忍び込むが…。
イジメを邪魔されたりさは激怒。取り巻きのグループと小夜を待ち伏せし、「服を脱げ。動画撮るから」と迫る。矢沢舞(飯豊まりえ)は止めようとするが、かえって逆上したりさに刃物で切りつけられる。
そんな中、アカネの姿がないことに気づく暁。吉岡(佐藤二朗)から、憑代にアカネが繋がっていないと聞かされた暁はがく然となり…。
第1話 2013年4月9日「先生は情熱ナシでも霊感アリ!?」
第2話 2013年4月16日「中学生にも経済格差!?」
第3話 2013年4月23日「芸能界の罠!14歳の覚悟」
第4話 2013年4月30日「教師は意味ある職業か?」
第5話 2013年5月7日「体罰、という言葉の魔力」
第6話 2013年5月14日「アカネ消滅!?気づいた想い」
第7話 2013年5月21日「負ける事を認められる強さ」
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