暁(香取慎吾)の調査で27年前、小原南中に「滝沢茜」という職員がいたことが判明したが、生前のアカネ(杏)を知る手がかりは得られない。そんな折、生徒の石田航(松井健太)の母親が学校に怒鳴り込んできた。航がクラスメイトの野本香織(荒川ちか)に誘惑されていたというのだ。
香織と航は付き合っていたが、母親は激怒。暁と千穂(前田敦子)は香織の両親に知らせようとするが、連絡が取れない。香織の両親は共働きで、夫婦仲は冷え切り、香織の高校入学を待って離婚するという。翌日、暁は香織の母を訪ねるが、香織のことなど気にもとめていない様子。一方、アカネは小夜(森迫永依)とこっそり連絡を取り、過去を探る手伝いをしてもらっていたが、これを知った暁とケンカになってしまう。
翌朝、アカネは小夜とともに学校へ。その途中、走ってきた香織と小夜がぶつかり、アカネとこの世を繋ぐ憑代(よりしろ)の入った小夜のカバンを香織が間違えて持ち去ってしまう。追ってきた航とバスに飛び乗る香織。その直後、アカネが小夜のそばから消えてしまった。「アカネさんがいなくなった!」と小夜から知らせを受け、がく然となる暁。憑代が効力を保つのは1日が限界で、それまでに部屋に戻さなければアカネの体は消滅してしまうのだ。
その頃、アカネは香織、航と遠い田舎町に向かっていた。娘のことなど構わず離婚を進める両親に寂しさを募らせ、遠くへ行きたいという香織にやさしく寄り添う航。2人を微笑ましく見つめるアカネだが、その体はすでに消え始め…。一方、学校では、香織と航が“駆け落ち”をしたと大騒ぎに。暁は「僕が探してきます」と夜を徹して2人の行方を追う。
朝になり、香織と航が見つかった。暁は親への恨み言を漏らす香織を「辛い現実から逃げてたって仕方ない」「自分が強くなるしかないんだよ」と叱咤。「俺も、もう逃げるのはやめた」とつぶやき、アカネを探すが、どこにも姿がない。「戻ってきてくれよ」と残された憑代を抱きしめる暁。すると目の前に、アカネが現れた。「眠っていたのを起こされたような気がして」と不思議がるアカネを、暁は家に連れ帰る。
翌日、操緒(濱田マリ)が作ったプリントが生徒に配られる。それは保護者に向け、両親の馴れ初めや我が子が生まれたときの気持ちを子どもに話してあげて欲しいと呼びかけるものだった。だが、これが思わぬ騒動を招き…。
第1話 2013年4月9日「先生は情熱ナシでも霊感アリ!?」
第2話 2013年4月16日「中学生にも経済格差!?」
第3話 2013年4月23日「芸能界の罠!14歳の覚悟」
第4話 2013年4月30日「教師は意味ある職業か?」
第5話 2013年5月7日「体罰、という言葉の魔力」
第7話 2013年5月21日「負ける事を認められる強さ」
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