「ワイズ・コンサルティング」への返済を待ってもらえることになり、ひと安心した上羽鴨(松下奈緒)だが、衣川周平(椎名桔平)が支配人として「上羽や」に来ることになった。本当の目的は、「上羽や」にある掛け軸や置物など美術品の数々の値打ちを調べることだったが、人当たりもよく仕切り上手な衣川は従業員からすぐに受け入れられ、鴨はおもしろくない。
そんな中、鴨の恋人の石黒哲也(丸山智己)が客として「上羽や」にやって来た。何も聞いていなかった鴨は驚きながらも女将として部屋に案内をする。同じ頃、予約客の有名ファッションブランド「セリイ」の社長・望月啓志(神尾佑)と妻の幸子(高岡早紀)もやってきた。塩見鞠子(かたせ梨乃)と間山紗江(堀内敬子)が案内するが、啓志は部屋に入るなり書類を持って仕事に向かった。
残った幸子は、鞠子にお茶や夕食のメニューの注文を伝えると、女将を部屋に呼びつける。鴨が紗江と共に部屋に行くと、幸子は掛け軸を変えるように言い、夜にアロママッサージを受けることとアロマの調合まで指定してきた。まかない場に戻り、幸子の横柄な態度に憤る鴨を鞠子がたしなめ、アロマオイルを買ってくるように指示を出す。
それが2人をデートさせる鞠子の計らいだとは気付かず、鴨は石黒を誘って買い物に出かけた。買い物を終えて京都の町を歩いていると、石黒が大事な話があると切り出してきた。石黒は秋からワシントンに派遣されることが決まったため一緒に来て欲しいと、鴨にプロポーズをして指輪を差し出す。
女将の部屋で、鴨が受け取った指輪を手に考え込んでいると大塚頼子(楠見薫)が飛び込んできた。呼んでいたエステティシャンが、客が幸子だと聞いて帰ってしまったという。仕方なく部屋に謝りに行った鴨だが、幸子に命じられて鴨が代わりにマッサージを行うことに。幸子はマッサージを受けながら、結婚する前は自分もエステティシャンだったことを話しつつ、そのまま眠りにつく。まかない場では、頼子が指輪を目撃した話で盛り上がっていた。 翌朝、幸子が指輪がなくなったと騒ぎだし…。
第1話 2013年4月9日「老舗旅館に春の嵐!素人女将と着物を着た悪魔たち」
第2話 2013年4月16日「暴れん坊大臣が求む最高の風呂と京野菜」
第3話 2013年4月23日「人力車が運ぶ、亡き母の想い」
第4話 2013年4月30日「お金がない!地獄の女将デビュー戦」
第6話 2013年5月14日「逃亡中の凶悪犯来館暴かれる支配人の謎」
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