暁(香取慎吾)のクラスの藤江俊介(萩原利久)が校内でケガをした。俊介は岩名(嶋政宏)に殴られたと訴えるが、岩名は体罰を否定。だが、事情を聞こうとする和泉(真矢みき)に何も話そうとしない。
体罰のうわさは広まり、抗議の電話の対応に追われる千穂(前田敦子)ら。教室では、ともみ(上白石萌歌)が俊介におびえるような風(柴田杏花)の態度に気づき…。そんな折、教育委員会の轟木庸一郎(加藤虎ノ介)が学校に現れ、岩名の謹慎を要求。和泉は事実がはっきりするまで処分を下すべきではないと抵抗するが、轟木はマスコミが騒ぐ前に騒動を収めたいと、岩名に生徒との接触を禁じる。
まもなく行われたPTA説明会で、新聞記者でもある俊介の父親は、体罰があったと認めない学校を追及すると息巻く。このままでは岩名への厳しい処分は避けられない。俊介が嘘をついているのではと疑う暁は、岩名に真実を話すよううながすが、岩名は口をつぐんだままだ。
そんなとき、ともみから相談を受けた暁は、風が真相を知っていると察する。まもなく、俊介に声をかけられた風が、突然取り乱して教室を飛び出す騒ぎが。暁は、心配するともみに風が言い放った「あんただって、私のこと憎いと思ってるくせに」という言葉が気になり…。
その夜、暁はアカネから「多分、私が死んだ理由です」と腹の刺し傷を見せられる。アカネは、自分が誰かに刺し殺されるほど憎まれていたのかと悲しくなり、それを暁に知られたくないと打ち明けられずにいたという。そんなアカネの言葉に、風の苦しみを悟った暁は、風を呼び出して騒動の真相を聞き出す。
学年で成績トップをキープしている風は、万年2位の俊介をバカにし、心ない言葉で傷つけていた。そんなとき、1位になれないことを父親にとがめられた俊介の憎しみは風へ。カッターナイフで刺そうとしたところを岩名に見つかり、逃げた拍子に転倒してケガをしたのだった。
「自分がそんなに憎まれてるって、思ってなかった」とショックを受け、誰にも相談できなかったという風。暁は傷つけたことを俊介に謝らせ、俊介もようやく真実を話す。岩名が黙っていた理由は、父親に怒られるのを恐れた俊介が、親に言えば風を道連れに自殺すると岩名を脅したからだった。
岩名への誤解も解け、風と俊介も和解。小原南中に日常が戻る。そんな中、アカネの過去を調べようと動き出した暁は、学校の古い職員の資料から「滝沢茜」という名前を見つけ…。
第1話 2013年4月9日「先生は情熱ナシでも霊感アリ!?」
第2話 2013年4月16日「中学生にも経済格差!?」
第3話 2013年4月23日「芸能界の罠!14歳の覚悟」
第4話 2013年4月30日「教師は意味ある職業か?」
第6話 2013年5月14日「アカネ消滅!?気づいた想い」
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