京都市内で、弁護士・青木千賀子(中村高華)の絞殺体が見つかった。千賀子は、同じく弁護士の夫・誠一(羽場裕一)と共に、法曹界では“おしどり夫婦弁護士”として知られる存在だった。
捜査一課一係長・鬼久保巌(石丸謙二郎)らが邪魔者扱いするのにもかまわず、張り切って臨場した“捜査一課長付き特別班”の刑事・花沢太郎(石塚英彦)は、遺体の着衣の襟に藁の切れ端が付着していることに気付く。さらに、被害者の靴底に京野菜のみぶなの葉が付いていることも分かった。
みぶなの葉に注目した花沢は、同僚の木内光義(中村俊介)と共に、京野菜を扱う店へ。ちょうど、経営者の梅渓靖子(高野志穂)と内縁の夫・白石勇作(本田博太郎)が、立ち退きを迫る建設会社の手下から嫌がらせを受けていたところで、近所の“小鍋屋”の女将・白石あかね(竹下景子)が啖呵を切って地上げ屋たちを追い払おうとしていた。
あかねの店を訪れた花沢と木内は、彼女がみぶなを料理に使っており、野菜を藁のひもで結んで干していることを発見。さらに、あかねの店で食中毒になった客がいるといって、千賀子が示談交渉を持ちかけ、高額な慰謝料を要求していたこともつかんだ。
調べると、あかねには殺人の前科があった。芸妓だった時代に客ともめ、鴨川に突き落として殺害したのだ。京都府警捜査一課長の錦織玲子(高畑淳子)は、その報告を聞いて複雑な表情を浮かべるが…!? いったい玲子とあかねにはどんな接点があるのか…!?
その後、遺体に付着していた凶器の藁と、あかねの店にあった藁ひもの成分が一致! 鬼久保らは食中毒の示談交渉でもめた末、あかねが千賀子を殺害したとにらむ。だが、花沢は彼女が犯人だという証拠が揃いすぎていることに違和感を抱いて…!?
第1話 2013年4月25日 〜初回スペシャル「vs殺人の過去を持つ女!新人刑事の型破り捜査!!」
第3話 2013年5月9日「型破り刑事の大失態京都の街を巻き込む禁断の捜査!!」
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