京都市内の竹林で看護師・村井秀美(中村彩実)が死体で見つかった。現場から凶器の鑿(のみ)が発見され、指紋から傷害で前科のある男・三宅悠輔(大熊ひろたか)が捜査線上に浮かんだ。事件直後、現場から走り去っていく悠輔の姿を見たという目撃証言もあった。
京都府警捜査一課長の錦織玲子(高畑淳子)と一課長付特別班の刑事・木内光義(中村俊介)は、悠輔の母で助産師でもある三宅悠里子(市原悦子)の自宅の張り込みを開始する。悠輔は必ず母親のもとに現れるとにらんだのだ。
ところが、2人が遠方から見張っていると、突然、たっぷり太った警官が悠里子の家の前まで全速力で疾走してきて、不意に中に入っていったからビックリ!
その警官・花沢太郎(石塚英彦)は下着泥棒を追いかけていた途中で、のどが渇いて水を一杯もらうために、たまたま悠里子の家に立ち寄ったのだが、悠里子が固い表情を崩さないこと、居間のコップの位置やふすまの開き方から悠里子の家にワケありの客がいることを瞬時に見抜く。
そして、太郎の眼力どおり、悠輔はすでに悠里子の家の奥に潜んでいたのだ! あわてて逃走する悠輔を木内は必死に追うが、見失ってしまう。
その一件から、太郎が鋭い洞察力を持っていることに気づいた玲子は、太郎を特別班の刑事に大抜擢! 念願かなって刑事に昇格した太郎はうれしくて仕方がない。
その矢先、死んだ秀美の恋人だった病院理事・氷川京太郎(原慎一)が階段から転落死する事件が発生。臨場した太郎は、遺体が苦しんだ顔をしていることが気になって…!?
第2話 2013年5月2日「京都祇園の芸妓に殺人の過去!型破り捜査が暴く時差トリック!!」
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