2013年04月06日

BADBOYSJ 各話あらすじ

#1 2013/4/6
いくつものグループがひしめき合い、抗争を繰り返す広島の街。グループの一つである極楽蝶は、リーダーを務める俊(山根和馬)の身勝手な行動にメンバーが振り回されて団結を失い、壊滅寸前。極楽蝶のメンバー・陽二(岩本照)、エイジ(深澤辰哉)、寿雄(渡辺翔太)は、そんな状況を憂えていた。

そんなある日、陽二は数人の高校生から恐喝されていた司(中島健人)を助ける。司は、カフェで働く久美(橋本奈々未)に一目ぼれし、彼女に指輪を渡そうとしていたが、その指輪を高校生たちに奪われてしまったのだ。この出来事をきっかけに司は、陽二たちの前にたびたび現れるようになる。

そのころ、俊が別のグループ・キースに殴り込みを仕掛け、キースとの抗争が始まる。陽二たちは、俊のやり方に納得できない。しかし陽二は、前のリーダー・谷からナンバー2として俊を支えてほしいと託されていた。俊に背くのは、恩義ある谷との約束を破ることになる。陽二は、俊への不満を口にするエイジや寿雄の気持ちも理解していたが、どうしていいか分からない。

そんな中、久美が俊の手下に連れ去られた。それを見た司は、久美を助けようと追いかけていく。「お前じゃ無理だ」と止める陽二に「やってみなけりゃわからないじゃないか」と叫ぶ司。そんな司に、陽二は、かつての谷の面影を重ね合わせていた。
極楽蝶のアジトにたどり着いた司は、俊の手下にあっさり叩きのめされてしまう。動向を見守る陽二たち。その時、苦しむ司の前で久美を平手打ちする俊に、突如変貌する司。激怒した司は、極楽蝶メンバーを殴り飛ばし、広島弁で啖呵を切る。

別人のような強さで戦う司に、お前らが守りたいのはこのクズか、それともチームかはっきりしろと言われたことにより、陽二たちも司の味方に加わる。無敵となった司は俊を倒すが、俊は、家出していた久美を心配して連れ戻そうとしていた久美の兄だった――。

司に倒された俊は極楽蝶から去り、司が極楽蝶の8代目リーダーに就任。極楽蝶のリーダーが変わったというニュースは、広島ナンバー1のグループ・ビイストのリーダーである段野(二階堂高嗣)にも伝わる。


#2 2013/4/13
司(中島健人)が8代目リーダーとなり、再出発することになった極楽蝶。そんな中、極楽蝶のメンバーが広島ナンバー2のグループ・ナイツに襲われる。

エイジ(深澤辰哉)とナイツレディースの美香(松村沙友理)が付き合っていると知った、ナイツのリーダー・ヒロ(橋本良亮)の仕業だった。エイジも美香も、お互いに違うグループの人間とは知らずに付き合い始めたのだが、別のグループ同士の恋愛は厳しく禁じられていた。ヒロは、ルールを破ったエイジがいる極楽蝶をつぶそうと動き始める。強大な力を持つナイツと戦えば、極楽蝶はつぶされてしまう。エイジは、別れなくてはいけないと思いながらも美香をあきらめられない。一方、エイジの思いを知った司は、そんなルールのために二人が別れる必要はないと考える。ナイツの襲撃が続く中、エイジは責任を取るために一人でナイツのアジトへ乗り込む。

ヒロに「美香とは別れたから極楽蝶に手を出さないでほしい」と頼むエイジ。リーダーとしてルールにこだわるヒロは、罰としてエイジを徹底的に痛めつける。陽二(岩本照)と寿雄(渡辺翔太)がナイツのアジトに駆け付けるが、自らヒロの制裁を受け入れるエイジを見守ることしかできない。誰もがルールに縛られて苦しんでいた。そこに司が現れる。誰も幸せになれないルールとは何なのかとブチ切れる司。司の言葉で目覚めた陽二と寿雄も、戦う覚悟を決める。司はエイジのためにヒロと一対一で戦い、ボロボロになりながらヒロを倒す。司の思いは、みんなに届いていた。エイジと美香はヒロに土下座し、二人の交際を認めてほしいと懇願。恋人のエリカ(トリンドル玲奈)からも「ルールを変えられるのはトップだけ」と言われたヒロは、ついにエイジと美香の恋愛を許すのだった。


#3 2013/4/20
司(中島健人)たちの前に、広島最強のグループ・ビイストでナンバー2を務める高間数俊(森田美勇人)が現れる。数は、陽二(岩本照)、エイジ(深澤辰哉)、寿雄(渡辺翔太)と同じ中学出身で友達だった。数は、極楽蝶にビイストの傘下に入ってほしいと言い出す。ビイストは、ナンバー3の桜木(八神蓮)が暴走して次々と他グループを倒し、傘下に収めていた。次は極楽蝶がターゲットになると知った数は、陽二たちを守ろうとしていたのだった。

そんな中、極楽蝶のメンバーがビイストに襲われる。極楽蝶は、ビイストと戦うか、傘下に入るかの決断を迫られる。リーダーの段野(二階堂高嗣)をはじめとした精鋭ぞろいのビイストと戦えば、極楽蝶はつぶされてしまうかもしれない。

そんな中、陽二は数からメールで呼び出される。ビイストのアジトへ向かうと、桜木を中心としたビイストメンバーに取り囲まれる。桜木が数のケータイを使って陽二をおびき寄せたのだった。桜木の策略に気付いた司と数がビイストのアジトへ駆けつけると、陽二は袋叩きにされていた。それを見てブチ切れた司は、ビイストと抗争になることも恐れずに戦う。司にとってはグループの存続よりも、仲間を守ることが何よりも大事だった。

司は、たった一人で桜木たちを倒してしまう。そこへ段野が現れた。強過ぎる段野は自分を熱くさせる相手がいないと情熱を失っていたのだが、司との出会いに手ごたえを感じる。一対一でぶつかり合う司と段野。そして、極楽蝶とビイストの抗争が始まった。


#4 2013/4/27
極楽蝶とビイストは抗争に突入。そんな中、陽二(岩本照)は数(森田美勇人)に呼び出された。数は、極楽蝶へのビイストの襲撃が翌日に迫っていることを伝える。
そして、段野(二階堂高嗣)の標的は司(中島健人)だけで、陽二、エイジ(深澤辰哉)、寿雄(渡辺翔太)は極楽蝶を抜けた方がいいと忠告する。しかし陽二は、司と極楽蝶を守るために、一人でビイストと戦う決意をしていた。そんな陽二の思いを知ったエイジと寿雄も、陽二と行動をともにする。

翌日、陽二たちは司に何も知らせず、段野たちビイストをアジトで待ち受ける。3人は、ビイスト相手に戦いを繰り広げるが、圧倒的な力に太刀打ちできない。
そのころ、司はカフェで陽二たちを待っていたが誰も現れず、心配になる。久美(橋本奈々未)から、陽二たちが司を守るために3人で戦っていると聞かされた司は、急いでアジトへ駆けつける。すると、ビイストの前で陽二たちが倒れていた。それを見た司は段野に怒りをぶつける。司を待ちかねていた段野が立ち上がり、司と段野は一対一で戦うことに。

倒れていた陽二たちも立ち上がり、再び戦い始める。仲間を大切に思う司と出会ってから、自分のために戦う人間よりも誰かを守るために戦う人間の方が強いと気付いた陽二。一方、段野の強さにほれ込み、誰よりも強いことを証明したくて戦いを続ける数。二人はボロボロになりながらも一進一退を繰り返す。

司と向き合った段野は、忘れかけていた野性を取り戻していた。激しくぶつかり合う司と段野。最後にどちらが一発打ち込むかで決まりそうになったとき、司が倒れる。桜木が後ろから司を殴ったのだ。卑怯な手を使った桜木に邪魔をされた段野は、また改めて決着をつけようと司に言い、その場を去っていった。


#5 2013/5/4
広島ナンバー2になった極楽蝶だが、人数も少なく地位は安泰ではなかった。そんな中、幹部メンバーの1人、寿雄(渡辺翔太)は、司たちに黙ってヒロ(橋本良亮)に会いに行く。かつてナイツの一員だった寿雄は、ヒロにある相談を持ちかけていた。

そのころ、司(中島健人)の幼なじみ・葵(竹富聖花)が、司たちの集まるカフェにやってくる。東京から修学旅行で来たという葵。司は葵から、かつての親友・真一(松島庄汰)が重傷を負って入院していると聞かされる。

家が近所で幼いころから仲が良かった司、真一、葵。司は泣き虫のいじめられっ子で、いつも真一が司を守っていたが、一度だけ司が真一を救ったことがあった。高校生になり、司は真一が不良グループとつるんで一人の高校生から金を奪おうとしているところを見かける。司は真一を止め、一緒に高校生を助けようと訴えるが、真一は聞き入れない。真一には、司に助けられた思い出が強く印象に残っていた。真一は、正しいと思ったことに対して純粋に突き進む司と自分を比べ、自分が司を助けていたのは正義感からではなく、「弱い人間を守っている自分が好き」な単なる自己満足だったと思うようになってしまったのだ。

葵によると、真一のケガの原因は、高校生を助けたが故の不良たちからの復讐で、意識がなくなるほど殴られて後遺症が残る恐れもあるのだという。それを聞いた司は、ひどくショックを受ける。

一方、ナイツに強力な新メンバーが入ったという情報を入手したエイジは、陽二にそのことを伝える。ナイツが極楽蝶を狙っているのは確実だった。そんな中、寿雄が極楽蝶を抜けると言い出す。なぜ抜けたいのか、理由をはっきり話さない寿雄に陽二とエイジは怒り、3人は決裂。そんな中、陽二とエイジが何者かに襲われる。

時を同じくして、司にナイツのメンバー・見城(七五三掛龍也)から連絡が入る。見城は、陽二とエイジ、葵をそれぞれ別の場所に拘束していた。そして、どちらかを助けた瞬間にもう片方を処刑すると司を脅迫。司は、難しい選択を迫られる。


#6 2013/5/11
陽二(岩本照)とエイジ(深澤辰哉)を襲って拘束した見城(七五三掛龍也)は、ヒロ(橋本良亮)に代わって自分がナイツのリーダーになると宣言。さらに見城の狙いは、司を倒して広島ナンバー2になることだった。

そのころ、極楽蝶を離れた寿雄(渡辺翔太)は、父・道明(長谷川公彦)が入院する病院にいた。寿雄は、余命いくばくもない道明を安心させたいと考えてヒロに頼み、ヒロの親が営む会社で働くつもりだった。寿雄が極楽蝶と縁を切ったと伝えると道明は、自分が死んだ後に一緒にいてくれる仲間を大切にするようにと告げる。そんな父の言葉を聞いた寿雄は、極楽蝶の仲間たちのもとへ戻る決意をする。

葵(竹富聖花)と極楽蝶、どちらを助けるか二者択一を迫られた司(中島健人)は、葵が拘束されている場所へ駆けつけた。司は、陽二たちはきっと負けないと信じ、まず葵を助けることを選んだのだ。司が葵を解放しようとすると、葵は隙をついて司を拘束する。ナイツに入った強力な新入りメンバーとは、葵だった。真一(松島庄汰)が重傷を負ったのはあのとき高校生を助けた司のせいだと思い込む葵は、司への復讐のためにナイツに入って見城と手を組んでいた。

司が陽二ら極楽蝶メンバーよりも葵を先に助けに行ったことで、見城は極楽蝶メンバーの処刑を始める。陽二とエイジは袋叩きにされるが、司を信じる気持ちは失わなかった。
そこへヒロと寿雄が現れる。ヒロは見城に激怒し、寿雄と二人で反乱を狙うナイツメンバーを全滅させる。

一方、司は、真一を見捨てたと責める葵に謝るが、葵は聞き入れない。純粋に正義を貫こうとする司が、結局は人を傷つけていると怒る葵。そこへ司を探していた寿雄が駆け付ける。葵は、寿雄に「近付いたら司を突き落す。司を助けたいなら飛び降りろ」と脅す。司のために飛び降りようとする寿雄。司は寿雄を止め、押さえつける葵をはねのけた。葵はバランスを失って転落しそうになるが、司は落ちる寸前の葵の手をとり引き上げる。そして司は葵に、あのとき本当は真一が自ら不良仲間に立ち向かい、高校生を救ったことを明かす。
東京へ帰る葵を、東京の病院を抜け出してきた真一が迎えに来ていた。司、葵、真一の3人は、友情を再確認する。


#7 2013/5/18
広島のグループの間で"悪魔"と呼ばれて恐れられる男・豊(佐野和真)が広島に帰ってきたというウワサが広まる。豊は凶暴で、キレのあるパンチを放つと受けた相手は斬ったような傷ができるほど。そんな豊を止められるのは段野(二階堂高嗣)だけで、段野と豊は宿命のライバルとして何度も戦っていた。しかし、豊はスカウトされてプロボクサーとして大阪でデビューを控えているはずだった。

司(中島健人)は、久美(橋本奈々未)と初めてのデートに行くことに。デート中、司はグループに絡まれてしまう。そこに豊が現れ、メンバーたちを追い払う。司は礼を言うが、豊は何も言わずに立ち去っていく。
豊は手当たり次第に暴れているらしく、ヒロ(橋本良亮)までもが入院するほどのケガを負い、ビイストのメンバーも次々倒れる。グループを守るために豊との戦いを迫られる段野。しかし、かつて豊は段野との最後の戦いの後に「もう二度と拳を暴力には使わない」と誓っていた。段野はそんな豊の言葉を信じたかったが、グループのリーダーとしてついに立ち上がる。

久しぶりに向き合った段野と豊がにらみ合い、一触即発になったところに司が駆け付ける。親友の二人が戦うのは間違っていると信じる司は、「一人の友達も守れない人間が、3000人なんて守れるわけがない」と二人の戦いを必死に止める。豊はその場を去ろうとするが、そこにはビイスト幹部だった小木(相馬圭祐)をはじめ、各グループから抜けたメンバーたちも集まっていた。小木は、豊をトップにした新しいグループを作ると宣言。しばらく平和だった広島の不良たちの間に、波乱の予感が漂う。


#8 2013/5/25
豊(佐野和真)とビイストを抜けた小木(相馬圭祐)が組んで新しいグループを作り、広島は混乱し始めていた。小木は他グループのメンバーを取り込み、勢力を拡大。豊が平和を乱しているという陽二(岩本照)たちに対し、司(中島健人)は豊が悪い人間だとは思えなかった。司たちは刑事の岩田(永島敏行)から、豊が大阪で暴力沙汰を起こして警察に追われていることを知らされる。

司たちは、ヒロ(橋本良亮)が入院している病院へ。自分をやったのは豊ではないと言うヒロ。小木が豊の名を騙ってヒロを呼び出し、不意打ちで袋叩きにしたのだった。
ヒロをワナにはめた小木は、次に段野(二階堂高嗣)を狙っていた。さらに小木は、段野を始末した後に警察へ通報して豊を逮捕させ、自分が天下を取るつもりだった。卑怯な手で人を陥れる小木が許せない司は激怒し、小木を叩きのめす。

その後、司たちは豊に会いに行く。そこへ段野も現れる。段野は豊の真意を知ろうと豊が所属する大阪のボクシングジムを訪ね、豊が事件に巻き込まれたことを聞いていた。豊は、ジムの先輩の策略でまったく関係ない暴力事件の犯人に仕立て上げられてしまっただけで、段野との約束通り拳を暴力に使ってはいなかった。しかし、豊が無実を訴えても、広島の不良だった豊の言うことは信じてもらえない。追い詰められた豊は、段野ならきっと信じてくれると思い、広島に戻ってきたのだった。

司は豊に、警察へ行って本当のことを話すことを勧める。しかし豊は、どうせ誰も信じてくれないし、不良のレッテルを貼られた自分はもうやり直せないと絶望していた。そんな豊に司は「人は失敗しても、あきらめなければ変われる」と訴える。段野も、ボクシングジムのトレーナーが信じて待っていることを伝え「リングに戻って必ずチャンピオンになれ」と豊を励ます。人を信じる気持ちを取り戻した豊は、司や段野の期待を背負って再びプロボクサーとしてチャンピオンを目指す決意をする。


#9 2013/6/1
司(中島健人)は、ついに久美(橋本奈々未)に告白。久美からも「好き」と言われ、両思いになった司は幸せいっぱい。そんな中、陽二(岩本照)は、何者かにやられて倒れているナイツのメンバーを見つける。

ナイツを襲ったのは、STPと名乗る新しいグループだった。リーダーの龍次(武雄)、ナンバー2の佐々木(南圭介)、石本(笠原秀幸)が中心メンバーで、中でも少年院から出てきたばかりの佐々木は残酷で凶暴な男として知られていた。龍次は、広島のトップに立つ野望を抱き、各グループを潰そうと画策。ヒロ(橋本良亮)不在のナイツは、龍次たちの襲撃で全滅する。

龍次は着々と勢力を広げながら、なぜか「時間がない」と言い続ける。一方、襲撃に加わらず、不気味なほどに沈黙を守る佐々木。仲間同士にもかかわらず、龍次と佐々木の間には不穏な空気が流れる。

STPはビイストに抗争を仕掛け、龍次と段野(二階堂高嗣)がタイマン勝負に。互角の勝負が続く中、龍次が突然倒れる。そこに佐々木が現れて背後から段野に襲いかかり、不意打ちを食らった段野は意識を失う。そして、他のビイストメンバーも全員、STPに倒されてしまう。STPの次なる狙いは、極楽蝶だった。


#10 2013/6/8
広島制覇を狙う新しいグループ・STPにビイストが潰され、極楽蝶もSTPとの戦いが避けられない状況に。そんな中、司(中島健人)と陽二(岩本照)は、極楽蝶のアジトにSTPからの挑発的なメッセージが残されているのを見つける。司は挑発に乗らないようにと陽二をなだめるが、陽二の怒りは収まらない。陽二が極楽蝶メンバーを引き連れてSTPとの戦いへ向かうと、石本(笠原秀幸)が待ち受けていた。石本は、陽二に恨みがあるようだった。

その頃、STPのリーダー・龍次(武雄)は、司にタイマン勝負を挑む。しかし、司は戦う意志を示さない。そこへ佐々木(南圭介)が現れ、叩きのめされて気絶した陽二を司の前に投げつける。激怒し豹変する司を見て、佐々木は残忍な笑みを浮かべる。
またしても勝負を邪魔された龍次は、佐々木に対して怒りをあらわにし、佐々木をSTPから外すと告げる。

しかし、龍次は佐々木との勝負に負け、逆にSTPから追い出される。佐々木と石本は、最初からヒロ(橋本良亮)、段野(二階堂高嗣)、司を倒すために龍次を利用した後に追い出し、佐々木がSTPのトップになるという計画だったのだ。佐々木との戦いの途中、倒れてしまった龍次。彼は心臓に持病があり、残りわずかの命と宣告を受けていた。

佐々木がリーダーとなり、広島制圧に向けてさらに勢いづくSTP。ナイツとビイストのメンバーは、ヒロと段野の仇を討とうと息巻く。各グループのさまざまな思いが交錯し、広島には不穏な空気が漂う。


#11 2013/6/15
STPの勢力は拡大し、広島統一目前まで来ていた。エイジ(深澤辰哉)と寿雄(渡辺翔太)はSTPに戦いを仕掛けようと進言する。しかし、司(中島健人)は戦おうとせず、エイジと寿雄は不安を抱き始める。
そんな中、龍次(武雄)が司を訪ねてくる。佐々木(南圭介)との戦いに敗れた龍次は、佐々木を止めるために力を貸してほしいと司に頼む。自分は心臓の病気でいつ死ぬか分からない状態だと告白し、自分が最後にできることとして佐々木の暴走を止めたいという龍次。司は龍次に「自分自身を守ってあげて」と答えるのだった。

一方司を怒らせたい石本(笠原秀幸)は、久美(橋本奈々未)まで狙い始める。久美の働くカフェがSTPに襲われ、久美はケガをしてしまう。石本は「極楽蝶全員でSTPのアジトまで来い」と司を挑発。しかし、司は極楽蝶メンバーに、STPとは戦わないと宣言。佐々木に頭を下げて自分は極楽蝶を抜けると言い、去っていく。

司の意図が分からず、混乱するエイジと寿雄。病院を抜け出して戻ってきた陽二(岩本照)は、STPを潰しに行くと告げる。陽二は、司がなぜ極楽蝶を抜けると言ったのか、その思いを理解していた。

翌日、司は自分の大切な人をこれ以上傷つけないためにたった一人、STPに乗り込む。次々と襲いかかってくるSTP相手に孤軍奮闘する司。しかし、一人で戦うのには限界があった。司の危機に、陽二ら極楽蝶メンバーが駆け付ける。さらに、ナイツを率いたヒロ(橋本良亮)、ビイストを率いた段野(二階堂高嗣)が現れる。それぞれが大切な人を守るために命がけの覚悟を決め、戦いに臨む―。


#12 2013/6/22
極楽蝶、ビイスト、ナイツが結束して、STPとの全面戦争が始まる。倒しても次々と現れるSTPメンバーに、さすがの司(中島健人)、段野(二階堂高嗣)、ヒロ(橋本良亮)もてこずり、佐々木(南圭介)のいる所まで進めない。段野とヒロは他の敵との戦いを引き受け、司に佐々木との勝負を託す。段野とヒロに助けられて佐々木の前にたどり着いた司は、最強の敵・佐々木と一対一の対決に挑む!


BADBOYSJ TOPへ
2013年春ドラマ(4-6月)TOPへ
2013年春ドラマ視聴率一覧へ
タグ:BADBOYSJ

『BADBOYSJ 各話あらすじ』の上へ

『ドラマハンティングP2G』のトップへ

posted by Dhunting | Comment(0) | TrackBack(0) | 2013年春ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
ドラマ/アイウエオ順検索