外務大臣の警護に借り出されていた尾崎(小澤征悦)が、安積班に帰って来た。安積(佐々木蔵之介)、結城(比嘉愛未)、小池(福士誠治)も尾崎との再会を祝って、飲み会を開こうと相談している矢先に、久米島課長(升毅)が撃たれたとの報せが。久米島は重症を負い、生死の境を彷徨っている状況だという。
事件現場は、とあるバーから数百メートル離れた場所。バーの店員によると、久米島は誰かと待ち合わせをしていた様子だったが、電話で会話した後に店を飛び出して行ったという。毎日5時15分には退勤していた久米島を、安積らは真っ直ぐ帰宅していると思っていたが、久米島宅のマンション管理人によると、5年前に入居して以来1人住まいで、家族らしい人は見たことがなく、帰宅も毎日遅い時間だったことが分かった。
ほどなく、向島中央署に捜査本部が置かれると、陣頭指揮を執る中西徹管理官(石橋保)は、久米島の身内となる安積班を捜査から外した上で、「一刻も早く検挙できるよう全力を尽くせ」とゲキを飛ばす。一方、安積班は捜査一課長の真山(高島礼子)から、15年前、川口刑事部長が日本橋署の署長時代に起きた1億円の「現金輸送車強奪事件」で、同署の刑事課にいた久米島が捜査一課の応援に選抜されたが、誤認逮捕という重大なミスを犯した経歴があると聞く。川口と久米島にそんな接点があったのかと、安積は驚きを隠せない。真山はそんな安積に、15年前に起きた事件の再調査をするようにとの、川口刑事部長の指令を伝えた。
当時、久米島は、1億円近い負債を抱えながら、事件発生後に全てを返済している男を、犯人と特定して逮捕に踏み切った。しかし、逮捕後に確かなアリバイが発覚したことで、当時捜査を引っ張っていた久米島に誤認逮捕という経歴が残ることになってしまったのだった。
事件当時の関係者を一から捜査し直す安積班だったが、そんなとき、久米島を撃った銃と、15年前の事件で使われた銃が同一のものだったと、丸岡(六平直政)ら鑑識チームの調べで判明する。
第1話 2013年1月14日「バスジャック発生!」
第2話 2013年1月21日「バスジャック!解決編」
第3話 2013年1月28日「8年前の指紋…殺人犯をかばう町医者の秘密」
第4話 2013年2月4日「アメ横〜川越…伝説の女スリが狙ったサイフ」
第5話 2013年2月11日「ストーカーに狙われた花嫁!人形が語る真実」
第6話 2013年2月18日「消えた交番巡査…いぬのおまわりさんの秘密」
第7話 2013年2月25日「伊豆に消えた5000万…伊豆湯けむり旅情編」
第8話 2013年3月4日「容疑者は初恋のカレの母親!?結城刑事号泣す」
最終話 2013年3月18日「ひとつの命のために」
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