江崎究(江口洋介)、木村数馬(八嶋智人)、浜岡孝太郎(志賀廣太郎)、平石雅弘(渡辺邦斗)は、常連客からの依頼で誕生日パーティーのケータリングサービスをするために海辺の別荘へ来ていた。
午後2時、パーティーが終わり4人は平石の運転する車で別荘を出発するが、江崎が港にある土産物店へ寄ると言い出した。店内に並んだ新鮮な魚介類に目を輝かせてはしゃぐ江崎。
そのころ、『ロッカビアンカ』で仕込みを行っていた今井耕助(松重豊)は、通路に置かれたダンボールを運ぼうとして腰を痛めてしまう。動けなくなった今井を休憩室で休ませ、夏野大樹(袴田吉彦)たちは残りの仕込みを行う。
辰巳沙織(倉科カナ)から今井が動けなくなったと連絡を受けた江崎たちは、慌てて土産物店を飛び出したが、国道の渋滞にはまってしまってなかなか進めない。このままでは店のオープンに間に合わないと、江崎はカーナビにある抜け道を行くように指示を出す。ところが、しばらく行ったところで通行止めの看板が出てきた。他に道はなく、先ほどの国道まで戻ることになり、数馬は沙織にオープンまでに間に合わないと連絡を入れる。その電話で、今日の予約が6組だと聞いた江崎は、今いる厨房スタッフで料理を作るよう指示を出す。電話を切った沙織は瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)と相談し、江崎たちが戻るまでは予約客以外は断ることにする。
店がオープンした。続々と6組の予約客がやってきて、夏野たちは必死に料理を作っていく。そこへ、常連客である篠崎がオペラサークルのメンバー7人と共にやって来た。断ろうとする沙織だが、すでに予約済みだと聞いて予約帳を確認する。すると自分の日付の記入ミスであることがわかり、江崎たちが到着する予定時刻も近いことから、篠崎たち8人を受け入れることに。沙織は現在地を確認するために数馬に電話を入れるが、再び道に迷っていてあと1時間はかかるという。落ち込む沙織に、江崎はメイン料理を出すまでには戻れると告げるが…。
第1話 2013年1月13日「最高のレストランに最低のシェフ登場」
第2話 2013年1月20日「居場所を無くした料理人!?」
第3話 2013年1月27日「美食の女王来店!嫌な注文」
第4話 2013年2月3日「届け!パスタにのせた想い」
第5話 2013年2月10日「空飛ぶタコと小さな奇跡」
第6話 2013年2月17日「まず始めに前菜を」
第7話 2013年2月24日「最後の晩餐と叫ぶ皿洗い!?」
第8話 2013年3月3日「まずいと言った最強の敵!」
第10話 2013年3月17日「店がなくなる!?決断の時」
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