直美(内田有紀)と岩城(石黒英雄)は、男が破滅した二つの事件に共通する“髪の長い女性”が、看護師ではないかと推理。そんな二人にサキが共通点だと告げられない隼人(三浦翔平)は、なんとかサキと連絡を取ろうとする。
一方、サキに心を許し始めた恵(富田靖子)は、息子の和繁(庄野崎謙)に「サキと別れろ」と言った夫・須藤(高嶋政伸)の真意がわからず疑念を抱く。サキはそんな恵に「真っ白な色に黒い点が落ちると、二度と白に戻ることはできないから、白を黒にしないで」と、信じることが大切と説き、ますます信頼を深めていく。
ところが翌朝、恵は須藤の上着からパールのイヤリングの片方を見つけ、がくぜん。不安にかられる恵の頭に「二度と白に戻ることはできない」というサキの言葉がよぎり、抑えたはずの疑惑が再び頭をもたげる。
須藤家に泊まった夜以降、サキに不気味さを感じ始めていた須藤は、息子の和繁と別れるよう説得しようとサキに連絡をとる。サキは熱を出し病院を欠勤していた。見舞いも兼ね自宅を訪ねることにした須藤。しかし、その頃、サキは、和繁にも自分の容態を話していた。嬉々として見舞いに行く準備をする和繁。
その頃、サキと連絡がとれないことから、病院を訪れた隼人は、須藤と出会う。隼人から、サキの母は「心不全」で亡くなったと聞き、驚く須藤。また隼人も須藤から、サキが「母は5人の男に殺された」と言っていたと聞き、驚く。
その後、サキの自宅へ見舞いに訪れた須藤は、テーブルにパールのイヤリングが片方だけ置いてあることに気づく。そんな中インターホンが鳴り、モニターには和繁の姿が。「出てもいいんですよね?」と尋ねるサキに、慌てた須藤は「誤解を招くから」と制する。須藤の反応にサキは「秘密ってことですね」と妖しく笑う…。ところが、和繁はサキのマンションから警戒しながら出てきた須藤を目撃、ぼう然となる。
ようやく帰宅した須藤の前に「あなたのジャケットから出てきた」とイヤリングを置く恵。それが、サキの家で見たイヤリングの片方だと気付いた須藤はぞっとする。恵は抑揚のない声で「真っ白な色に黒い点ができると…」と、サキの言葉を口にする。何かに操られているかのような恵の様子に、恵の情念とサキの不気味さが重なり、須藤は恐ろしさのあまり、絶叫しながら自宅を飛び出す。
直美と岩城は、隼人からこれまでのサキとの関係を明かされ、ついにサキの犯行を確信。直美と隼人は、真相を明らかにするためサキの自宅へ向かう。サキを問い詰める直美。しかし、サキは「警察へ行かれてはどうですか」と平然と切り返し、「何の証拠もないから罪にならない」とうそぶく。「あなたのしてきた罪を必ず暴いてみせる」と宣戦布告する直美。隼人は、あくまで心の内を明かさないサキの姿に、ついに訣別を決め、立ち去る。
第1話 2012年1月8日「美しい隣人のサキが甦る!“姉弟”の再会に潜む毒」
第2話 2013年1月15日「悪女の微笑みは復讐の始まり…最初の標的は」
第3話 2013年1月22日「禁断への階段をかけ上がる男、運命を操る女」
第4話 2013年1月29日「第一ターゲットの結末…秘めた恋が暴かれる時」
第5話 2013年2月5日「新ターゲットへの赤い罠…姉への疑惑完全犯罪がバレる時」
第6話 2013年2月12日「弱者の逆襲!追い詰められた悪女」
第7話 2013年2月19日「母へ…明かされる“悪女”の履歴書」
第8話 2013年2月26日「母のための復讐…妻が寝ている間に男を誘う女」
第10話 2013年3月12日「姉さんごめん…母さんを殺したのは、僕です」
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