2012年12月28日

泣くな、はらちゃん TOP

『泣くな、はらちゃん』は、2013年1月19日から同年3月23日まで、日本テレビの『土曜ドラマ』枠(毎週土曜 21:00〜21:54 )で放送された。初回のみ21:00〜22:09。主演は長瀬智也。岡田惠和の脚本によるオリジナル作品。全10話。


概要
TOKIOの長瀬智也が、約2年ぶりに連続ドラマ主演を果たすヒューマンラブストーリー。漫画と現実世界が入り交じって繰り広げられる。ヒロインが描く漫画の主人公が実体化して(ドラマ上の)現実の世界に現れ、創造主でもあるヒロインに恋をするというファンタジー作品である。


ストーリー
かまぼこ工場で働く地味で内気な女性・越前さん(麻生久美子)は、居酒屋で酔っ払ってはクダを巻く男・はらちゃんを主人公にした漫画を日記代わりに描きつづり、日々のストレスを発散させていた。そんなある日、人間の姿となったはらちゃん(長瀬智也)が漫画の世界から飛び出し、やがては越前さんに恋心を抱くようになる。初めて触れる“3次元”の世界や現実社会のルールに戸惑いながらも、はらちゃんはさまざまな問題や悩みを抱える越前さんを救おうと奔走する。


キャスト
はらちゃん - 長瀬智也(TOKIO)
漫画の主人公。赤のスタジャンとジーパン・スニーカー姿でギターを背負った男性。感情の起伏が激しく涙もろい性格で、漫画ではいつも越前さんの愚痴を代弁している。所持物のギターは当初弦は3本で旋律を奏でることが出来ず、彼自身も歌い方を知らなかったが、越前さんが弦3本と音符を書き足したことでギターの弦は本来の6本となり、メロディーが生まれて歌えるようになった。

現実の世界で越前さんと出会い、当初は漫画の世界を改善するために物事から諦めず立ち向かっていくよう働きかけるが、越前さんを好きになり、片想いを覚え、遂には両想いになる。越前さんの漫画のノートを開いたことで自分たちの世界の真実に触れ、次第に虚しさを感じるが、それでも越前さんのそばにいたいと思うようになる。そのため、漫画の世界の住民らが越前さんに捨てられたと勘違いした時も誤解であると説得する。

矢東薫子の漫画の世界ではバーの客という設定である。

越前さん (31) - 麻生久美子
かまぼこ工場「ふなまる水産」の生産ラインで正社員として勤める女性。矢東薫子が描く漫画のファン。几帳面で勤務態度は真面目だが、容姿は地味で自己主張もできず、職場で理不尽な仕打ちを受けている。普段から感情を表に出さず作り笑顔を浮かべているが、いつも不平不満を抱え、自らのノートに漫画「泣くな、はらちゃん」を執筆することでストレスを発散している。

現実の世界に現れたはらちゃんに出会った当初は彼を怪訝に感じて突っぱねるが、次第に受け入れて行く。また、はらちゃんが漫画の世界から抜け出したことを知り、真実を受け止めつつも動揺するが、矢口の言葉によって気持ちを改め、はらちゃんと両想いになる。玉田の急逝後は職場の正社員の中で最年長であることから工場長代理を務めることになり、それ以降は工場内では「越前さん」ではなく「工場長代理」と呼ばれるようになる。その後、はらちゃんとずっと一緒にいたいという思いから漫画のノートに自分を描き、漫画の世界に入ってしまうが、はらちゃんに説得されて現実の世界に戻る。また、上記の性格もいろいろな出来事やはらちゃんたちとの出会いを通じて自己主張をするようになるなど前向きに変わっている。

越前さんの漫画の世界
元々は矢東薫子の漫画の世界で生きていたが、矢東が彼らが銃殺されるという結末を描き、一度は死を迎えた。しかし、越前さんが自身の漫画に彼らを描いたことで蘇生され、死亡以前の記憶を残したままこの世界で生を繰り返すことになる。

ユキ姉 - 奥貫薫
居酒屋のカウンターに一人佇む姉御肌の女性客。漫画の世界の紅一点。漫画ではいつもはらちゃんに殺人行為を煽る言動をするが、本心ではたまには前向きなことを言いたいと思っており、最終回にて前向きなことを言う台詞が描かれている。

過去に偶然行った現実の世界で、矢東薫子と出会い、共に楽しい日々を過ごすが、スランプに陥って重圧に耐えられなくなった彼女によって漫画の世界で仲間と共に殺されてしまう。そのため、漫画の世界においての「死」について詳しく知っており、はらちゃんが越前さんに片想いを覚えた時も好きになってはいけないと注意し、越前さんもいつか自分たちを殺すかもしれないと思い込んでいる。誤ってノートを処分されそうになった際は漫画の世界の仲間と共に現実の世界へ出る。その後、百合子(矢東薫子)と再会したことで、過去の経緯と越前さんも含む神様に対する不信を漫画の世界の住民たちに打ち明けるが、越前さんの決意を聞き、今までの考えを改め、百合子を許す。

矢東薫子の漫画の世界でははらちゃん行きつけのバー「Y’sバー」のマスターという設定である。

マキヒロ - 賀来賢人
はらちゃんの飲み仲間の1人。漫画ではいつもはらちゃんの愚痴に同意するので、はらちゃんには好かれているが、本心では自分の意見を言いたいと思っている。しかし、最終回にて自分の意見を言っている台詞が描かれている。

はらちゃんの影響で現実の世界に興味を持ち始めたが、当初はなぜか現実の世界に行けず、不満を募らせていた。その後、あっくんの次に念願だった現実の世界行きを果たし、偶然出会った清美に一目惚れし、両想いになる。

矢東薫子の漫画の世界でははらちゃんの後輩という設定であり、久々にはらちゃんと再会するシーンが描かれている。

あっくん - 清水優
はらちゃんの飲み仲間の1人。金髪のマッシュルームカットで眼鏡をかけた男性。漫画ではいつもはらちゃんに酒を勧めているが、本心では意味を持った台詞を言いたいと思っており、最終回にて意味の持った台詞を言っているシーンが描かれている。

マキヒロとは対称的に現実の世界に行くことを望んでいなかった。現実の世界へ偶然行ったことをきっかけに犬嫌いになってしまうが、2回目に現実の世界へ行った際に子犬のチビと触れ合い、克服する。その後は犬に執着心を抱くようになり、犬を見つけた際は、興奮したり、ペットショップでもたくさんの犬と戯れて喜びを露わにするが、あくまでも「かわいい子犬」には大丈夫な程度である。

矢東薫子の漫画の世界ではバーの客という設定である。

笑いおじさん - 甲本雅裕
はらちゃんたちが座る席の隣客。漫画ではいつも声を上げて笑っているが、本心では本名も笑っている理由も不明である自分に不満を抱いており、後に越前さんと出会い、その疑問を彼女にぶつけるが、彼女もその理由を深く考えたことがないため、真相は不明のままである。また、越前さんの気持ち次第で描いてもらえないこともある。しかし、最終回にてしっかりと描かれており、台詞もある。

はらちゃんが現実の世界から持ち込んだかまぼこを食べたのがきっかけで、現実の世界へ行くことを望むようになるが、結局は住人の中では最後に現実の世界へ出る。また、漫画のノートが開かれると自分たちが漫画の世界へ戻ってしまうやりとりを聞いた際は絶対にノートを開かなければ良いと提案する。

矢東薫子の漫画の世界ではユキ姉に好意を持つバーの客という設定であり、あっくんから「笑いおじさん」というあだ名で呼ばれているが本名は明らかになっていない。

たまちゃん - 光石研
居酒屋の客。玉田の死を知ったはらちゃんが越前さんに頼み込んで作ってもらったキャラクターで、容姿は玉田そのままだが、現実の世界で生活していた頃の玉田の記憶はない。漫画では偉そうな態度で他人を煽っている。偶然から現実の世界へ出てしまったところを長沼さんに目撃され、玉田の幽霊として騒がれる。

現実の世界
放送開始時点では全員がはらちゃんの正体に気づいておらず、パートリーダー・矢口も漫画の主人公に似た人だと気付いた程度である。そのため、越前さんさえも当初は現実の世界に来たはらちゃんを自分の漫画の世界から抜け出した主人公とは知らなかったが、第4話のバレンタインデーを境に真実を知ることとなる。
ふなまる水産三崎工場

三崎町(現・三浦市南西部)にあるかまぼこ製造工場。
田中くん (28) - 丸山隆平(関ジャニ∞)
パートのおばちゃんから人気がある若手男性正社員。越前さんを「神様」と例えて密かに想いを寄せる一方で、清美の気持ちに気づかず、彼女の普段の言動から「悪魔」と例える。はらちゃんが現実の世界へ降り立って初めて出会った人物でもあり、物事に疎いはらちゃんに様々なことを教える。越前さんとはらちゃんの仲を切ない思いで見守るが、後に現実の世界へ降り立った漫画世界の住人全員と出会い、ユキ姉に一目惚れするものの、ユキ姉からは避けられたり、冷たい態度を取られたり、きつく脅されたりするが逆効果で、心をますます掴んでいく。はらちゃんたちが漫画の世界の人間である事実を知った当初は驚き戸惑うが、これまでの経緯から辻褄が合うことで納得し、受け入れる。また、最終回にて清美に片思いの相手を聞いた際に告白されたことで、ようやく気持ちに気づき、同時に驚愕する。

荒田ヒトシが描く漫画のファン。「営業の特権」で他の従業員に秘密で外で昼食をとることもある。

紺野 清美 (20) - 忽那汐里
越前さんの同僚の正社員。口数が少なく、職場ではいつも不機嫌な様子を見せ、田中くんに密かに想いを寄せるが素直な気持ちを出せずにいる。田中くんの教えを鵜呑みにしたはらちゃんに悪魔さんと呼ばれるようになる。越前さんについて、職場での理不尽な仕打ちに黙って耐え気持ちに覇気が無いことと、田中くんが恋する相手であることから苛立ち、時にライバル心をむき出しにする。歌うことが好きであるが、恥ずかしさもあり、顔を隠して神社の前でギターの弾き語りをしている。

越前さんと矢口の会話を盗み聞きしたことと、現実の世界に出て来たマキヒロとの出会いにより、はらちゃんと彼が漫画の世界から来た人物だと気付く。また、自分を素直に褒めて慕うマキヒロに惹かれ、両想いになる。最終回では顔を見せて堂々とギターの弾き語りをしている描写が見られ、その際に田中くんから片思いの相手を聞かれたときは初めて勇気を出し、告白する。

長沼さん (59) - 稲川実代子
越前さんの同僚のパート社員。仕事は雑で頻繁に手を止めてパート仲間と主に「大橋さんの息子さん」に関する噂話をしている。勤務態度を遠回しに注意をする越前さんに対して因縁をつけ、何かと理不尽な言動をする。現実の世界へ降り立ったたまちゃんと出くわし、玉田の幽霊と勘違いしてしまう。最終回ではしっかりと自己主張するようになった越前さんの勤務態度の注意を聞き入れるようにはなっている。

中野さん - しのへけい子 / 渋谷さん - よしのよしこ
越前さんの同僚のパート社員。長沼さんと仲が良い。

玉田 (没年50) - 光石研
工場長。仕事においては、かまぼこをこよなく愛するが、決断力に乏しいゆえ現場のおばちゃんパートをまとめる仕事は百合子に任せている。かまぼこを食べ涙を流して感動するはらちゃんを、即日従業員に採用しようとするほど気に入る。また、はらちゃんと越前さんの恋の行方を気にし、その件ではらちゃんと語り合った際に家族もおらず孤独な身の上を打ち明け、はらちゃんに「たまちゃん」と呼ばれるほど互いに意気投合した矢先、会社帰りに深酔いして海に転落、溺死するが、はらちゃんの強い要望により、越前さんの漫画に「たまちゃん」というキャラクターとして蘇ることになる。

矢口 百合子 / 矢東薫子(やひがし かおるこ) (44) - 薬師丸ひろ子
生産ラインのパートリーダー。恋心に悩むはらちゃんの良き相談相手でもある。面倒見が良く、仕事においては玉田からの信頼が厚いが、理不尽な目に遭う越前さんには言い分を聞かず説教する。しかし、はらちゃんの出現以降は、彼に対して悩む越前さんの相談を親身になって聞くようになる。

正体は越前さんの憧れの漫画家・矢東薫子で、スランプで漫画の執筆が出来なくなったころ、ベランダから投げ捨てた漫画の原稿のファイルから現実の世界へ降り立ったユキ姉と出会い、共に楽しい日々を過ごすが、神様として慕われる重圧に耐えられなくなり、公には未発表で漫画の中の登場人物を皆殺しにした原稿を描き、実体化したユキ姉の存在を抹消、そのまま漫画家を引退する。そのため、ユキ姉からはひどく恨まれてしまうが、後に和解した。

正体を明かしたことで一度は町を出る決意をしたが、後を追ってきたはらちゃんや越前さんの説得、ユキ姉からの言葉を聞き、思い留まる。最終回では漫画家・矢東薫子としてカムバックし、新しい漫画の連載を始める。

越前さんの家族
ひろし (20) - 菅田将暉
越前さんの弟。自他共に認めるかなりのおバカで、自分勝手な性格。無断で姉の漫画のノートを投げ捨てたり、姉が大切にしていた矢東薫子全集を売りに出したり、姉が描いている漫画ノートを勝手にダンボール箱に入れたりと、問題行動を起こしては姉を困らせるが、玉田の死で悲しみに暮れる姉を慰めようとする一面、漫画の世界に入った姉を必死に連れ戻そうとする一面も見せる。また、上記の性格から働き始めてもすぐにクビになるなどどうしようもないところもあるが、最終回では姉にならって漫画を描き始めている。

秀子 (62) - 白石加代子
越前さんの母親。当初は漫画の世界から抜け出したはらちゃんを泥棒と勘違いするが、その後は娘に初めて出来た彼氏だと思い込み、喜び和解する。また、夫は既に亡くなっているため、同時に玉田の死によって人が亡くなるという悲しみに暮れる娘の気持ちに同情、心配する。漫画の世界の住民たちが家に転がり込んで来た際には、にぎやかなことに喜び、彼らを受け入れる。

その他
警官 (44) - 小松和重
三崎中央交番に勤務する警官。はらちゃんを二度交番に連れ込むが、二度とも突如姿を消したことに首を傾げる。その後ははらちゃんとはある意味顔見知りとなり、警官の仕事を理解したはらちゃんから激励を受けることが多い。

お父さん - 安田顕
はらちゃんたちと出会った家族の父親。売れないロックミュージシャン。妻を幸せにできずに別れた過去があり、現在はバンド「RYUGU TURTLES」名義で活動し、「地獄の使者」という曲を歌っている。子犬・チビを見つけてくれたはらちゃんたちと出会い、ロックを通してお互いが意気投合し、はらちゃんたちを車でふなまる水産まで送り、翔太と共に別れた。

翔太 - 笹原尚季
ミュージシャンをしているお父さんの息子。あっくんと親しくなった子犬・チビの飼い主。はらちゃんたちと仲良くなるが、ふなまる水産まで送った後はお父さんと共に別れた。

スタッフ
脚本 - 岡田惠和
音楽 - 井上鑑
演出 - 菅原伸太郎、狩山俊輔、松山雅則
漫画 - ビブオ
漫画協力 - 永田亜裕実、湯浅生史、とんだばやしロンゲ
演出補 - 松山雅則、安食大輔
脚本スタッフ - 中村千明
タイトルバック / VFX - 熊本直樹(EDP)
VFXスーパーバイザー - 木村康次郎、阪本親則
サウンドデザイン - 石井和之
ギター指導 - 吉川忠英
アクションコーディネイト - 出口正義
かまぼこ指導・協力 - 鈴廣かまぼこ、神兼智、和田美華、奈良木の実
統括 - 神蔵克
チーフプロデューサー - 大平太
プロデューサー - 河野英裕、小泉守、萩原真紀
プロデューサー補 - 成田有一
制作協力 - トータルメディアコミュニケーション
製作著作 - 日本テレビ

主題歌 - TOKIO「リリック」(ジェイ・ストーム)
オープニングテーマ - かもめ児童合唱団「私の世界」
挿入歌 - はらちゃん「私の世界」 / 悪魔さん(紺野清美)「初恋は片思い」 / お父さん「地獄の使者」(全曲・作詞:岡田惠和 / 作曲・編曲:井上鑑)


各話あらすじ(2013.1.19 - 2013.3.23)全10話 平均視聴率 10.17%
第1話 2013年1月19日「恋するヒーロー!!」 (21:00〜22:09)
 越前さん(麻生)は、地味で真面目。言いたいことをはっきり言えない彼女は毎日、ストレスをためていた。そんな彼女は、日記代わりに漫画を描き、主人公はらちゃん(長瀬)に自分が言いたかったことを語らせてストレスを発散していた。越前さんが漫画を描いたノートを閉じると、漫画に出てくるキャラクターたちは、その中の世界で意思を持って動いていた。はらちゃんは毎日、自分が同じようないら立ちばかりを口にしていることに気付き、自分たちのいる世界は大丈夫なのかと不安を抱く。そんな中、越前さんの弟ひろし(菅田将暉)が彼女の留守中に忍び込んでくる。金目当てで部屋を物色したものの何も見つけられなかったひろしは、机の上にあったノートを窓から投げ捨ててしまう。外に放り出されたはらちゃんは、目の前に不思議な裂け目を見つける。その裂け目に、はらちゃんが思い切って身を投じると、彼は見たことのない場所にたどり着く。そこは、現実の世界だった。

第2話 2013年1月26日「恋したけど片思い」
 現実世界から漫画の世界に戻ってきたはらちゃん(長瀬智也)は、越前さん(麻生久美子)のことばかり考えてしまい、彼女に会いたくて仕方がない。そんな中、またしても、越前さんの弟ひろし(菅田将暉)が彼女の部屋を金目当てで物色しているうちに、漫画のノートを放り投げる。世界の裂け目を見つけて現実世界にやって来たはらちゃんは、かまぼこ工場へ。工場では、新作かまぼこのアイデアが社内募集されることになった。越前さんは工場長の玉田(光石研)から、アイデア募集を告知するポスターを描くように命じられる。越前さんが渋々、ポスターを描いていると、清美(忽那汐里)が寄ってきて、越前さんの中途半端な仕事ぶりに腹を立てて罵倒。さらに清美は、自分も告知ポスターを描くから、どちらが選ばれるか勝負しようと言いだす。その一部始終を聞いていたはらちゃんは越前さんに、ちゃんとポスターを描いた方がいいと勧める。越前さんは、何かと付きまとってくるはらちゃんを不審に思い、なぜ自分に構うのかと問い詰める。

第3話 2013年2月2日「両思いになる方法」
 はらちゃん(長瀬智也)は、越前さん(麻生久美子)と両思いになりたいと熱望する。ある日、越前さんは、大切にしている漫画全集と漫画ノートをかばんに入れ、かまぼこ工場へ向かう。その途中で窃盗犯に遭い、かばんを盗まれてしまう。窃盗犯は、かばんを持って走って逃げる。かばんの中の漫画ノートは揺れて、はらちゃんたちは大パニック。またも、世界の裂け目を見つけて現実世界にやって来たはらちゃんは、越前さんの前に現れる。そして、彼女に「私と両思いになりましょう」と言いだす。驚いた彼女は、とっさに断ってしまう。はらちゃんは、田中君(丸山隆平)に、どうしたら越前さんと両思いになれるかを相談する。

第4話 2013年2月9日「涙のバレンタイン」
 自分がいつもいる世界は越前さん(麻生久美子)が描いた漫画の中だと気付いたはらちゃん(長瀬智也)は、仲間たちにそのことを話すが、信じてもらえない。そして、はらちゃん自身もよく分かっていなかった。一方、越前さんは、はらちゃんに会いたいと思うようになっていた。そこへ、はらちゃんが現れる。素直になれない越前さんは、はらちゃんとまともに話をしようとしない。越前さんの冷たい態度に落ち込むはらちゃんを、田中君(丸山隆平)が慰める。はらちゃんは田中君から「バレンタインデー」について教えてもらう。はらちゃんは、越前さんが自分にチョコレートをくれるに違いないと思い込む。そんな中、越前さんが風邪で、かまぼこ工場を早退。はらちゃんは、病気になった越前さんを助けなければならないと考える。

第5話 2013年2月16日「もう会えないの?」
 越前さん(麻生久美子)は、はらちゃん(長瀬智也)が自分が描いた漫画から出てきたということをどうしても信じられない。はらちゃんは越前さんに、漫画ノートが揺さぶられると現実世界に出てくることができて、ノートを閉じると漫画の世界に戻るのだと説明する。越前さんが、はらちゃんの言う通りに漫画ノートを揺さぶると、はらちゃんが現れ、ノートを閉じると、はらちゃんは消える。その一部始終を目撃した越前さんの困惑は深まるばかり。そんな中、はらちゃんを出そうと漫画ノートを揺さぶっていた越前さんは、手を滑らせてノートを遠くへ飛ばしてしまう。その時、はらちゃんと同時にマキヒロ(賀来賢人)も現実世界に飛び出してくる。はらちゃんとは別の場所に放り出されたマキヒロは、清美(忽那汐里)と出会い、彼女に一目ぼれする。一方、はらちゃんは玉田(光石研)からキスについて教えられる。

第6話 2013年2月23日「家族になりましょ」
 かまぼこ工場で工場長代理を任された越前さん(麻生久美子)は、責任が重くなりストレスがたまるばかり。越前さんは漫画を描くが、これまでの漫画とは内容が変わっていて、はらちゃん(長瀬智也)は困惑。漫画世界は不穏な空気に包まれる。そんな中、清美(忽那汐里)が越前さんの家を訪れる。越前さんは清美から、マキヒロ(賀来賢人)に会わせてほしいと頼まれる。越前さんが漫画ノートを揺さぶると、はらちゃんとマキヒロが一緒に飛び出してくる。マキヒロと清美がデートに出掛け、残されたはらちゃんと越前さんも、二人で居酒屋へ行くことに。そこで、はらちゃんは越前さんに、結婚とは何なのかと質問。そして、はらちゃんは越前さんに、結婚しようと言いだす。

第7話 2013年3月2日「ずっと一緒」
 越前さん(麻生久美子)は、自らノートを開いて消えたはらちゃん(長瀬智也)のことばかり考えていた。帰宅した越前さんは、漫画ノートがなくなっているのに気付き、必死に捜す。だが、秀子(白石加代子)が雑誌と一緒にノートを古紙回収業者に出してしまったと分かる。越前さんは、はらちゃんには二度と会えないのだと思い、深く悲しむ。一方、古紙に紛れて処理場に到着したノートは裁断機にかけられる寸前に放り出され、はらちゃんだけでなく漫画世界の住人たちがそろって飛び出してくる。はらちゃんたちは処理場の人に、自分たちのいる場所が「いらなくなった雑誌や漫画をばらばらにする所」と聞かされ、慌てて逃げる。越前さんが自分たちを捨てたと怒る仲間たちに対して、はらちゃんは越前さんの元へ帰ろうと主張。しかし、はらちゃんたちには帰り道が分からなかった。あてどなく歩き始めたはらちゃんたちは、現実世界の厳しさと喜びを知る。

第8話 2013年3月9日「神様のナゾの真相」
 はらちゃん(長瀬智也)たち漫画世界の住人がずっと現実世界で暮らしていけるように、越前さん(麻生久美子)はノートを封印。はらちゃんたちは越前さんの家で暮らし始め、現実世界で、してみたいことについて夢を膨らませる。越前さんは、はらちゃんたちに勝手に外出しないように言い聞かせて、かまぼこ工場へ向かう。その日、越前さん、田中君(丸山隆平)、清美(忽那汐里)以外のかまぼこ工場で働いている人たちが、全員休むとの連絡が入る。3人だけでは注文をさばけない。越前さんは仕方なく、はらちゃんに助けを求める。はらちゃんたちは、かまぼこ作りを手伝うことに。そんな中、百合子(薬師丸ひろ子)が越前さんの家を訪ねて来る。百合子を見たユキ姉(奥貫薫)は顔色を変える。

第9話 2013年3月16日「2人が選んだ結末」
 はらちゃん(長瀬智也)たち漫画世界の人は、テレビのニュースを見て、現実世界が必ずしも楽しいことだけではないと知ってしまった。漫画の中に帰りたいという意見も出てくる中、はらちゃんは「この世界の人になりたい」と言うのだった。そんな中、サッカーをしていた少年と出会ったはらちゃんたちは、サッカーを教えてもらう。その後、空気の抜けたサッカーボールを見つけたはらちゃんたちはサッカーを始めるが、蹴ったボールが柄の悪い男たちにぶつかってしまう。彼らは、はらちゃんたちに因縁をつけ、暴力を振るう。仲間たちが痛めつけられるのを見たはらちゃんは、今まで感じたことのない気持ちが湧き起こる。

最終話 2013年3月23日「私の世界」
 漫画世界に入った越前さん(麻生久美子)は、もう現実世界には戻らないつもりで、はらちゃん(長瀬智也)と一緒に過ごす穏やかな時間を楽しんでいた。一方、田中くん(丸山隆平)、清美(忽那汐里)ら現実世界の人は、いなくなった越前さんを心配していた。越前さんが漫画世界に行ってしまったのを察した百合子(薬師丸ひろ子)は、漫画ノートを揺さぶり、越前さんを呼び戻そうとする。すると、漫画世界は激しく揺れ始め、現実世界につながる世界の裂け目に行くチャンスが訪れる。しかし越前さんは、現実世界に帰りたがらない。現実世界に自分の居場所はないと言う越前さんに、はらちゃんは「そんな越前さんは嫌いだ」と言い放つ。


各話視聴率


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Excerpt: 「皆さん どうやら ここは・・・漫画の中らしいです。 私達のいる、この世界は・・・神様・・・越前さんが描いている漫画なんです」  ついに、はらちゃんが自分は漫画の中のキ ...
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