2012年12月27日

お助け屋☆陣八 TOP

『お助け屋☆陣八』は、2013年1月10日から同年3月28日まで、読売テレビ制作・日本テレビ系列の木曜ミステリーシアター枠(毎週木曜日23:58 - 24:38 JST)で放映された。全12話。本作は木曜ミステリーシアター枠の最終作品となる。


概要
東京の下町・浅草を舞台に、先代から人力車夫を引き継いだ男・俥屋 陣八が、困っている人を助け、法では裁けない悪人を懲らしめる「お助け屋」として仲間とともに奮闘する姿を描く。

宮川大輔は本作が連続ドラマ初主演。


ストーリー
恋人に去られて自殺を考えていた大阪生まれの緒方健二(宮川大輔)は、東京・浅草で暮らす祖父に呼び出され、彼の跡を次いで人力車の車夫・5代目俥屋陣八となる。俥屋陣八は代々、女性に大金を貢がせる男やいじめの加害者など、警察の手の届かない悪を懲らしめる裏稼業も担っていた。しかし、社交的だが根は弱虫な健二にヒーロー性はゼロ。裏稼業を継ぐか否かで葛藤する中、健二は元研修医のホスト・井口達也(小泉孝太郎)や屈強な芸者・ポン太(山崎静代)という心強い仲間と知り合い、彼らと共に無謀にも悪に立ち向かっていく。


キャスト
お助け屋
俥屋 陣八 (35) - 宮川大輔
俥屋陣八五代目。人力車夫。本名:緒方健二。大阪府生まれ。5年前、先代である祖父に浅草に連れられ、3年前に五代目・俥屋陣八を引き継ぎ、『キッチン時代屋』の2階を間借りして暮らしている。表情豊かで正義感が強く直向きな性格だが、喧嘩は弱い。橋から川に飛び込む、階段を転げ落ちるなど痛みを伴う出来事に遭遇すると悩みを解決する名案を思い付くことが多いが、わざわざ危険な目に遭わなくても、激しい痛みが生じるツボを押されただけでも閃く。

ポン太 (32) - しずちゃん(南海キャンディーズ)
浅草の芸者。本名:倉木薫。キワモノ芸で、人気を博している。特技はボクシングで、怪力でもある。おどけた雰囲気だが、「パンダ」と言われると激怒する。京都の先斗町で芸者をしていた時、贔屓客だった荒巻に紹介してもらった悪徳金融業者から父親が金を借りたことが原因で、実家の老舗小料理店や土地を失う。その後、心労で父親も亡くなり、荒巻によって人生を大きく狂わされる。達也については少し気にかけているそぶりを見せる。また、達也が闇の掃除人たちを服従させているように、ポン太も4人の舎弟らしき強面の男性たちに慕われている。

井口 達也 (32) - 小泉孝太郎
代々、医者を営む裕福な家庭に生まれ、自身も城南大学病院で外科医をしていた。急患で運ばれた患者を手術したが、手術の前に診察した医師の処置ミスによって後遺症が残り、患者の親から責められた上、その患者が退院した翌日に自殺してしまう。金を渡すことで誤診を隠し、教授たちが行っている病院の隠蔽体質に働く意欲を失い、医師を辞め、ホストクラブ「BARON」でホストをしていた。端整で柔和な容姿とは裏腹に、理知的な性格。当初は面白半分で陣八を手伝っていたが、ホストを廃業したため本格的にお助け屋に参加する。一応は表向きの職業についている陣八・ポン太に対し、ホスト廃業後はフリーターとなっているため弄られることも多い。ポン太のことが気になっている。医師だったからか、ツボにも詳しく、薬物の調合にも長けており、劇中で達也スペシャルなる薬を開発している。

神谷 萌 (17) - 有村架純(幼少期:伊藤星)
輝道の娘。高校生。明朗快活な性格で陣八を支える。父の輝道とは口喧嘩も多いが、内心では父親として敬い、ポン太のことを「姉さん」と慕っている。お助け屋の仕事は命を亡くす危険性があるからと父親に直接的に関わらないよう止められているため、パソコンや敵方に潜入し情報収集をする仕事で陣八たちをサポートしている。

神谷 輝道 (44) - 武田幸三
四代目の助っ人で、洋食店「キッチン時代屋」店主。萌の父親。通称「マスター」。元キックボクサー。料理上手だが、天然ボケな面もある。お助け屋の知識に詳しいが、陣八らにアドバイスする以外は直接参加することはない。

俥屋 陣八 - 加藤茶
俥屋陣八四代目。陣八の祖父で師匠。陣八にお助け屋の稼業を引き継いだ後、ハワイに旅立つが、第10話で帰国する。五代目陣八の危機を先代の助っ人と一緒に救った後に喝を入れる。

闇の掃除人 - 伊藤修子
達也が連れてきた謎の女性。達也に服従しており、お助け屋が成敗した相手に求人広告に掲載されていない秘密の仕事を斡旋する。低血圧な体質。普段は「どうも」などのセリフを言って登場するが、第7話では成敗相手が悪徳リフォーム業者であるためか、「害虫駆除に参りました」というセリフをくだりとして言って姿を現したり、スピンオフ版では「キッチン時代屋」のトイレを利用するなどコミカルな一面を持つ。

黒服の男1 - 坂井良多(鬼越トマホーク) / 黒服の男2 - 金野博和(鬼越トマホーク)
闇の女掃除人の部下。上司の女性から勤務中はお喋りを禁止されているため、無口で一切喋らないが、本性はお喋り好きで漫才が大好き。スピンオフ版では萌に片思いしていたことが明かされた。女性に恋をすると内気になる一面を持つ。


村上 鉄雄 (35) - 細川茂樹
陣八の中学時代の同級生で、帝都銀行浅草支店長。美形で有能だが、腹黒い性格。陣八とは幼馴染ということもあって表向きは友好的に接しているが、実は彼らが出くわすトラブルの裏で暗躍し、浅草界隈の土地を買収して再開発を進めようとしている。陣八からは「ラブちゃん」(由来は「鉄雄」の「鉄」から「アイアン」、さらに「アイ」から「ラブちゃん」)と呼ばれている。

荒巻 隆治 - 今井雅之(第7 - )
表向きは台東エンタープライズ社長だが、裏の顔は地上げ屋。鉄雄の右腕的な存在。ポン太の元贔屓客で、かつてポン太の実家や慶太の家族を崩壊に追い込んだ張本人。

ゲスト
第1 - 2話
大野 真由美 / 葉月(コンセプト文具OL・SWALLOW TAILキャバクラ嬢) - 平愛梨
雨宮 一輝(BARONホスト) - 徳山秀典
大野 須美子(真由美の母親・団子屋大野女将) - あめくみちこ(最終話)
大野 重三(真由美の父親・団子屋大野主人) - 温水洋一
さやか(真由美の同僚・コンセプト文具OL) - 藤村聖子
陽子(真由美の同僚・コンセプト文具OL) - 八木菜々花(第1話)
後藤(医大教授) - 小浜正寛(第1・8話)
山田(医大教授) - まいど豊(第1・8話)
レナ(SWALLOW TAILキャバクラ嬢) - 吉川麻衣子(第1・5話)
カズハ(SWALLOW TAILキャバクラ嬢) - 堤千穂(第1・5話)
アミ(SWALLOW TAILキャバクラ嬢) - 松本眞佳(第1・5話)
修二(BARONホスト) - 菊池隼人
翔(BARONホスト) - 斉藤一平
隼人(BARONホスト) - 三浦圭祐
アケミ(人力車の常連客・古着商女将) - 夏川加奈子(第2話)
トミ子(人力車の常連客) - 和泉ちぬ(第2話)

第3話
小日向 大地(浅草第一中学校生徒) - 今井悠貴
野村 栄治(浅草第一中学校教頭)- 相島一之
キャサリン・スミス・ヤマモト(観光客・アキレスティインターナショナル視察員) - ローランス由美
小日向 美紀(大地の姉・萌の同級生) - 藤原令子
成瀬 誠(区議会議員) - 大河内浩
大黒 拓海(大地の同級生) - 千葉一磨
長井(大地の担任) - 深谷美歩
おばちゃん(饅頭屋) - 平田敦子

第4話
飯島 フミ(小料理屋「ひさご」女将) - 酒井和歌子
飯島 登(フミの息子) - 山崎樹範
進藤 直樹(登の高校時代の同級生)- 福徳秀介(ジャルジャル)
楠本 アユミ(登の高校時代の同級生)- Sharo

第5話
斉藤 美羽(竹内の恋人・ドリーム旅行社OL) - 南明奈
西田 雅史(ドリーム旅行社社長)- 東幹久
藤木 秀元(ドリーム旅行社専務)- 中野英雄
竹内 幸雄(ドリーム旅行社社員) - 安達健太郎(カナリア)
島崎(ドリーム旅行社社員) - 関町知弘(ライス)
森下(会計士) - 石丸謙二郎

第6話
小川 宗佑(小川屋呉服店店主) - 森本レオ
小川 ひな子(宗佑の妻)- 笛木優子
水上 栄子(結婚相談所エタニティ所長)- 吉田羊
小川 宗之(宗佑の息子) - 飯田基祐
相沢 恵美子(宗佑の娘) - 安藤玉恵
たこ焼き屋主人 - 村松利史
てっちゃん(金物屋の息子) - 小林恵美
モモコ(スナック「ゆう子」ホステス) - 富田麻帆
リンゴ(スナック「ゆう子」ママ) - 南まりか

第7話
澤田 夏実 - MEGUMI
澤田 謙介(夏実の夫) - 伊東孝明
澤田 有希(夏実の娘) - 栗本有規
坂下 すえ(リフォーム詐欺の被害者) - 池田道枝
箕田 凌(箕田工務店社長)- 高知東生
大塚 淳(箕田工務店主任)- 庄司智春(品川庄司)

第8話
乃木坂 一郎(クラウン美容外科クリニック院長)- 尾美としのり
牟田 麗佳(クラウン美容外科カウンセラー) - 瀬戸カトリーヌ
平山 邦子(乃木坂の担当患者) - 村上知子(森三中)
翔(ハピネスプランの擬似デート相手) - 蓬莱大介(読売テレビの気象キャスター / 気象予報士・防災士)

第9話
増田 慶太(萌の幼馴染) - 佐藤祐基(少年期:大岡拓海)
本間(慶太の仲間) - 佐藤正宏
宮崎(慶太の仲間) - 宮崎吐夢
井上(慶太の仲間) - 松尾駿(チョコレートプラネット)
高木(荒巻の取引相手) - ビースト(山陽ピッツァ)
中村 理沙(荒巻の秘書) - 熊切あさ美

第10話
白井 沙織(OL) - 三倉茉奈
白井 啓一(沙織の兄・白井屋米店店主) - なだぎ武(ザ・プラン9)
長田 秀樹(スーパーひだまり店長) - 遠山俊也
定吉(なりきり屋・四代目の助っ人) - 仲村浩(太刀組)
おヨシ(なりきり屋・四代目の助っ人) - 小柳友貴美
立花 薫(長田に万引きの罪を着せられた女子高生) - 山田茉亜紗
謎の男性客(ゲイバーのママ) - 梅沢富美男

第11話
田畑 梨香(清麗女子大学学生) - 岡本玲
蓮杖 美咲(メイドカフェ☆ぷりぷりオーナー) - 三浦理恵子(最終話)
瞳(メイドカフェ☆ぷりぷりメイド) - 中西悠綺(Tokyo Cheer2 Party)
奈々(メイドカフェ☆ぷりぷりメイド) - 原田里佳子(Tokyo Cheer2 Party)
千秋(メイドカフェ☆ぷりぷりメイド) - 芦原優愛(Tokyo Cheer2 Party)
由美(メイドカフェ☆ぷりぷりメイド) - 澤美帆(Tokyo Cheer2 Party)
久保(メイドカフェの客) - 須藤謙太朗(大好物)
斎藤(メイドカフェの客) - 田中サスケ(ざしきわらし)
田畑 久美(梨香の母親) - 北原佐和子
坂本 忠文(日の出通り商店街組合会長) - ベンガル(最終話)

最終話
日野陽仁
瞳の父親 - 谷川昭一朗
リポーター - 川内天子
謎の通行人 - 佐藤隆太(特別出演)

スタッフ
原案 - 倉科遼
脚本 - 山岡真介、川嶋澄乃、田中眞一、武田有起
音楽 - 原田智英
演出 - 池澤辰也、山内宗信、金澤友也
演出補 - 江利川深夜
人力車協力・監修 - 時代屋
技斗 - 剣武会
三味線指導 - 松元宏樹
芸者指導 - 稲木きよ子、しのはら実加
ボクシング指導 - 梅津正彦
ダンス指導 - 池田美千瑠
医療指導 - 久保田潤一郎、冨名腰文人
チーフプロデューサー - 堀口良則
プロデューサー - 西川義嗣、高畑正和(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、武野一起(ワイズビジョン)、黒澤淳(テレパック)
AP - 福田浩之、柴田幸司、最知由暁斗、金澤友也、荻原達
協力プロダクション - ワイズビジョン
制作プロダクション - テレパック
制作協力 - 吉本興業
制作著作 - 読売テレビ

主題歌 - MYNAME「WE ARE THE NIGHT」(よしもとアール・アンド・シー)


各話あらすじ(2013.1.10 - 2013.3.28)全12話 平均視聴率 3.71%
第1話 2013年1月10日
 陣八(宮川)は先代の四代目陣八(加藤茶)から、困っている人を助け、法で裁けない悪人を懲らしめる「お助け屋」という裏の稼業を引き継いだ。陣八は早速、初仕事として、団子店の主人・大野(温水洋一)らの元へ。すると、店には借金取りが出入りしていた。大野の娘で会社員の真由美(平愛梨)が預金を使い果たし、借金まみれで家にも帰らないというのだ。「元の真由美に戻してほしい」と涙ながらに頼まれた陣八は、その夜、真由美を尾行。真由美は見違えるような派手な衣装とメークで、ホストの雨宮(徳山秀典)と夕食を済ませた。二人はそこで別れた後、真由美はキャバクラへ。店に潜入した陣八は店員から、真由美がそこで週に6回働いていて、真由美の恋人は暴力を振るうらしいと聞く。

第2話 2013年1月17日「極悪ホストを退治」
 陣八(宮川大輔)は、軟禁された団子店の一人娘・真由美(平愛梨)を実家に連れ戻し、事件は解決したかに見えた。だが、その夜、血まみれに見せ掛けた雨宮(徳山秀典)が現れ、真由美は奪回されてしまう。真由美は雨宮の暴力的な仕置きに耐えながら、雨宮と出会ったころのことを思い出していた。半年前、真由美は会社の大きなプロジェクトのメンバーに起用されたが、ミスを連発してチームから外された。代わりに入った後輩に仕事で追い抜かれ、さらには恋人まで取られてしまった。そんな時、心の隙間に入ってきたのが雨宮だった。真由美の同僚から、真由美が会社で居場所をなくした事情を聴いた陣八に仲間の達也(小泉孝太郎)から、真由美の急を告げる連絡が入る。陣八は、雨宮が真由美を風俗店に売ろうとしていると思い、懸命に雨宮の車を追う。

第3話 2013年1月24日「金髪の新メンバー!?いじめ問題を解決!」
 陣八(宮川大輔)は、間借りしている「キッチン時代屋」の娘・萌(有村架純)の同級生・美紀(藤原令子)から依頼を受ける。それは、中学生の弟・大地(今井悠貴)が同級生からいじめられているという相談だった。万引きを強制されたり、川に飛び込めと強要されたり、いじめはエスカレートして本人も諦めているという。陣八は、同級生たちから書店で万引きを強要される大地を目撃。大地が万引きをする動画がインターネットに投稿され、教頭・野村(相島一之)は大地を叱る。陣八はたまらず、いじめられて万引きを強要させられたと抗議するが、教頭は聞く耳を持たない。一方、あるお座敷に呼ばれたポン太(しずちゃん)に、教頭に関する情報が入る。

第4話 2013年1月31日「振り込めサギ撃退」
 陣八(宮川大輔)がお助け屋といううわさを聞き付けて、登(山崎樹範)が「キッチン時代屋」にやって来る。登の母フミ(酒井和歌子)が、振り込め詐欺で金をだまし取られたという。陣八は登に、警察へ行くよう勧めるが、犯人は登の友達で、登はその友達を懲らしめてほしいと陣八に相談する。早速、ポン太(しずちゃん)は、フミの経営する小料理店へ行き、だまされた経緯と詐欺の手口を聞く。一方、陣八の仲間・達也(小泉孝太郎)は、登の高校時代の同級生2人の元へ向かう。2人の様子を見た達也は、彼らを振り込め詐欺の常習犯と察し、フミを利用しやすいと思って、また仕掛けるだろうと見破る。

第5話 2013年2月7日「ブラック会社退治」
 陣八(宮川大輔)の元に、竹内(安達健太郎)が「旅行代理店に勤める恋人の美羽(南明奈)を救ってほしい」と依頼してくる。美羽の会社は、安い給料の上に厳しいノルマや、職場でのセクハラなどが当たり前に行われているという。心配する竹内をよそに、美羽は過労で心臓発作を起こす。しかし彼女は、旅行代理店で働くことが夢で、部下思いの社長を信奉し会社を辞めようとしない。早速、陣八は美羽の会社の実態を調べるため、仲間の達也(小泉孝太郎)をアルバイトとして潜入させる。社長・西田(東幹久)は、クレームをつけた客にも柔軟に対応し、非常に部下思いだが、専務・藤木(中野英雄)は、嫌がらせを繰り返し厳しいノルマも課していた。さらに、裏帳簿を作って売り上げから横領していたことが判明する。

第6話 2013年2月14日「保険金殺人の女」
 陣八(宮川大輔)の元に、若い後妻のいる呉服店の店主・小川(森本レオ)の息子・宗之(飯田基祐)らが現れる。1億円の生命保険の受取人を妻に書き換えてしまった父の目を覚ましてほしい、という。小川が結婚相談所で紹介してもらった妻・ひな子(笛木優子)は、前夫とも死別しており、財産目当てだというのだ。客を装い呉服店に偵察に行ったポン太(しずちゃん)らは、店中の火災報知器が外されていることに気付く。一方、ルポライターに成り済ました達也(小泉孝太郎)は、過去に、ひな子の周囲で2人の男性が亡くなり、ひな子がその保険金を受け取ったと暴く。

第7話 2013年2月21日「白アリ詐欺の毒牙に苦しむ若妻を救え!」
 陣八(宮川大輔)の元に、会社員の沢田(伊東孝明)が工事契約書を手に「ある工務店を悪質リフォーム会社だと証明してほしい」と依頼してくる。妻の夏実(メグミ)が、工務店の無料シロアリ点検キャンペーンに乗せられ、床下を調べてもらうとカビだらけと判明。300万円のリフォーム工事の契約をしたが、それ以来、娘のせきが止まらないという。ポン太(しずちゃん)は、その工務店の名前を聞いて驚く。昨夜、ポン太の元恋人・荒巻(今井雅之)と会っていたのが、その工務店の社長・田淵(高知東生)だった。早速、ポン太は工務店の実態を調べるため、作業員として潜入する。ポン太は、その仕事ぶりから田淵に見込まれ、工事とは別に特別な仕事も教え込まれる。それは、詐欺まがいの悪徳営業だった。

第8話 2013年2月28日「美容整形の魔の手」
 陣八(宮川大輔)の元に、陣八の中学校の同級生で銀行の支店長・村上(細川茂樹)が現れる。あるクリニックの美容外科で脂肪吸引を受けた邦子(村上知子)が、手術後の痛みと傷を訴えるが、相手にしてもらえないという。その院長は「神の手」といわれる乃木坂(尾美としのり)。村上は陣八に、乃木坂のクリニックは銀行の顧客なので自分は表に立てないが、手術の失敗に悩む人たちを救ってほしいと依頼。その心意気に打たれた陣八は依頼を引き受ける。早速、ポン太(しずちゃん)がクリニックの無料カウンセリングを受ける。ポン太は、カウンセリングをする麗佳(瀬戸カトリーヌ)の言葉の魔術に心酔してしまう。一方、元外科医の達也(小泉孝太郎)は乃木坂のクリニックに医師として潜入。陣八たちが調べていくうちに、クリニックの悪徳商法のからくりが分かる。陣八は、村上の力を借りる妙案を思い付く。

第9話 2013年3月7日「初恋の男は暗殺者!?凶弾に倒れたのは…」
 陣八(宮川大輔)が間借りしている「キッチン時代屋」の娘・萌(有村架純)が珍しくため息をついていた。萌の幼なじみで初恋相手の慶太(佐藤祐基)が、4年ぶりに東京・浅草に戻ってきたという。父親とけんかをした萌が、慶太のアパートに駆け込むと、偶然にも慶太とその仲間たちの秘密を知ってしまう。慶太たちは、ある男に復讐(ふくしゅう)するために、廃工場で拳銃を密造していたのだ。萌は陣八に、慶太が取り返しのつかないことをする前に止めてほしいと依頼する。早速、陣八、ポン太(しずちゃん)、元外科医の達也(小泉孝太郎)の3人は、慶太たちを偵察することに。そこで3人が見たものは、密造した拳銃の試し撃ちで、復讐のシミュレーションをしている慶太たちだった。

第10話 2013年3月14日「チカン店長を撃退」
 陣八(宮川大輔)の元に、毎日、バスで痴漢に遭うという会社員の沙織(三倉茉奈)が、痴漢を撃退したいと相談に現れる。翌日、ポン太(しずちゃん)が痴漢を捕まえた。その男は、沙織の兄・啓一(なだぎ武)が経営する総菜店の取引先スーパーの店長・長田(遠山俊也)だった。長田は自身の立場を利用して、沙織を思い通りにしようとしていた。逆らえない立場にあることを知った沙織は、彼を警察に突き出すのを諦める。だが、陣八たちは長田の動きを見張ることに。長田は愛想がよく客受けもいいが、裏では女子高生を万引き犯に仕立て上げセクハラをする男だった。そんな折、バスの中で沙織を護衛する陣八が突然、女子高生に痴漢呼ばわりされてしまう。

第11話 2013年3月21日「メイド喫茶の魔女」
 陣八(宮川大輔)の元に、女子大生の梨香(岡本玲)の母親・久美(北原佐和子)が、依頼をしに来る。梨香がアルバイト先で援助交際をさせられているので、店を辞めさせてほしいという。梨香が働いているメイドカフェのオーナー・美咲(三浦理恵子)は、女性の虚栄心や競争心をあおり「もっとお金があれば奇麗になれる」などとメイドたちに言い、彼女たちは男心に付け込み金を巻き上げていた。店は「援助交際は駄目」と言いながら援助交際をさせ、風俗まがいのことをさせていたのだ。陣八はメイドカフェに駆け込み、店を辞めるようにメイドたちに力説するが、彼女たちは聞く耳を持たない。

最終話 2013年3月28日「仲間の死を乗り越え街つぶす宿敵と対決」
 陣八(宮川大輔)は、風俗まがいのメイドカフェの摘発を依頼された。しかし、メイドカフェのオーナー・美咲(三浦理恵子)の裏には、地上げ屋の荒巻(今井雅之)、商店街の組合会長・坂本(ベンガル)がいる。町おこしの邪魔をするという理由から、陣八の店の営業は差し止められることに。そして、陣八の幼なじみの銀行支店長・村上(細川茂樹)こそ、荒巻と一緒に町の地上げを計画する黒幕だった。そんな折、美咲が元メイドの父親によって刺殺される。彼女の死で、メイドカフェは閉店になるが、町おこしのために出資していた商店街は、負債を負うことになる。

各話視聴率


番組公式サイト
(お助け屋☆陣八 - Wikipedia)

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