ある夜、鴨川近くの公園で、若い男の死体が発見された。すぐに神奈川県内でガールズバーを営む沢村慶一(佐藤祐基)だとわかるが、死体の顔を見た橘珠子(真矢みき)は驚く。
珠子は昼間、小田原からやって来たという伊藤あづさ(末永遥)とその父・昭彦(中原丈雄)と出会い、来週、京都で結婚式を挙げるというあづさのために“組紐”の工房へと道案内したのだが、2人を見送った直後、沢村が父娘の様子をうかがっていることに気づいたのだ。不審に思って聞いてみると、彼はあづさの婚約者だと名乗っていた。
ところが、あづさに沢村の死を伝えたところ、彼女が結婚するのは朝倉拓也(内田朝陽)という会社員であり、沢村は婚約者などではないと判明。あづさは、沢村とは昔、ごく短い期間つきあったことがあるが、別れて以来一度も会っていないと話す。
その後、沢村が殺害されたのは前夜の午後8時から8時10分の間と限定された。あづさには前夜、ずっと旅館にいたというアリバイがあるが、父親の昭彦は外出していたことがわかる。昭彦は自らの行動をメモするのがクセなのか、自ら取ったメモを片手に、前夜、ひとりで組紐工房を再訪したことを明かす。昼間に訪ねた際、店主の山科修(国広富之)から「一見はお断り」と拒否されたが、諦めきれなかったらしい。だが、午後7時41分にタクシーに乗ってからのことは、酒を飲みすぎたためよく覚えていないと言葉を濁す。
そんな中、現場近くで手に血をつけた昭彦を見たという目撃証言が浮上し、昭彦の乗ったタクシーから血痕が付着したハンカチが見つかった。しかし、それを伝えたところ、昭彦は急に頭を抱えてうずくまってしまい…!? 実は、昭彦はある“秘密”を抱えており、そして何らかの精神的ショックを受けたせいか、前夜7時41分にタクシーに乗ってから8時10分まで、約30分間の記憶が失われているとわかる。
その間に、自分が沢村を殺したのかもしれない…。娘の結婚式を間近に控え、苦悩する昭彦のため、珠子は空白の30分間の彼の足取りを解明しようと試みるが…!?
第1話 2012年10月18日 初回スペシャル「京都旅情ミステリー登場!五山送り火が暴く母2人の殺人計画!!」
第2話 2012年10月25日 拡大スペシャル「京都〜 有馬温泉120キロアリバイ!!死体を瞬間移動させた祇園美女!?」
第3話 2012年11月8日「京都祇園〜札幌アリバイ崩し!!舞妓5年後の復讐殺人」
第4話 2012年11月15日「秋の京都で生き返った女!!15年目の再会…姉妹の殺人トリック」
第6話 2012年11月29日 拡大スペシャル!「京都嵐山紅葉のトロッコ列車が運ぶ誘拐殺人!本当の母になりたかった!!」
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