小平丈太郎(生田斗真)は、森下彩花(香椎由宇)と自宅でDVD鑑賞をする約束を取り付けた。二階堂かほり(真木よう子)は、彩花が松本弘樹(柄本佑)と暮らしていることを知らずに浮かれる丈太郎を冷静に見ていた。
そんなかほりは、両親から見合いをすすめられていた。今後も四万十で仕事を続けると決めたわけではないからと断るかほりに、義兄・島田久志(矢柴俊博)が理解を示す。島田さより(国仲涼子)はそれが面白くない。
そんな折、藤井順一(桐谷健太)が商店街を復活させるための企画を商店街の会合で発表。しかし、費用がかかり過ぎるなどと、店主たちから反発を受ける。それでも具体的な説明をしようとしたとき、ひとりの男性が、東京の人の意見を聞いてみようと丈太郎に水を向ける。焦った丈太郎は、半ば冗談で“ゆるキャラ”を作ってみてはと提案。それが採用されてしまい、丈太郎は困惑、順一はいたたまれない。
夕方、さよりがサンリバーにいると、順一がやってくる。昼間もパート先にやってきた順一に、何か用だったのかとさよりが尋ねると、順一は商店街の会合での一件を打ち明けた。それを聞いたさよりは、パートを終えて一息ついているときに、そんな話は聞きたくない、と言って席を立つ。
その日の夜、丈太郎の家に彩花がやってくる。食事を終えDVDを見ようとしたとき、誰かがドアをノックした。丈太郎が玄関を開けると、今井春菜(木村文乃)が立っていた。住居に不具合はないか点検しに来たという春菜は家に上がり込み、結局、3人でDVDを見ることになる。
後日、丈太郎は順一を訪ねると、自分には“ゆるキャラ”が考えられないので商店街の人たちにうまく話してくれ、と企画を断った。さらに、商店街の人たちのこと、順一のことを批判めいて話してしまう。すると順一は、よそ者がわかったようなことを言うな、と怒りをあらわにする。丈太郎は、その件を日下哲也(松重豊)に相談。日下は、順一のように生まれて以来30年、町から出ることなく生きてきたことがどういうことかわかるか、と丈太郎を諭した。
その夜、丈太郎は順一に会えることを期待してサンリバーに来ると、順一はおらずかほりがいた。丈太郎はかほりに、自分がいかに順一の気持ちをわかっていなかったかを打ち明けた。もう少し順一を理解していれば傷つくことを言わずに済んだのに、と後悔をにじませる丈太郎にかほりは、わかっていても言うときは言ってしまうのだ、特に自分に近い人には、と返した。
同じ頃、春菜は不倫関係にあった松浦徹(岡田浩暉)に呼び出され海に来ていた。さよりと心を通わすことができた順一は、商店街復興計画の改定案を考え始める。
彩花のアパートの前では、別々に帰宅した彩花と弘樹が言葉を交わし、ともに部屋へ入って行き、偶然通りかかったかほりがそれを目撃する。
一方、自転車で帰宅途中だった丈太郎は、ふと見上げた空の美しさに見とれ。
第1話 2012年10月23日「30歳目前。オレの人生やり直せますか?」
第2話 2012年10月30日「オレの人生、花開く瞬間はありますか?」
第3話 2012年11月6日「恋をはじめるのに、理由が必要ですか?」
第5話 2012年11月20日「必死に頑張るのってカッコ悪いですか?」
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