意識が戻った父・栄輔(夏八木勲)からクーナの話を聞いて以降、ますますクーナに夢中になる良多(阿部寛)。
「そんなに楽しいんだ・・・あっち」と沙江(山口智子)に皮肉られても、「ずるい、ひとりだけ」と萌江(蒔田彩珠)に突っ込まれても、「パパはまた行きますよ」と長野行きを明言する。
1週間ぶりに登校した萌江は、教室から、亡くなっためぐみちゃんの机が片づけられていることが気になっていた。
何事もなかったかのように日常が過ぎていることに、違和感を感じる萌江…。
仕事に復帰した良多は、自分が立案した高田純次のCM撮影に立ち会う。
しかし、既に現場は部下の真田(新井浩文)が仕切っており、もはや居場所はなくなっていた。
次の仕事の話にもすっかり関心を失った良多は、「そんなことより…」と真田に、クーナ探しイベントのスポンサーが見つからないかと相談を持ちかける。
「ボケた親父がさ…」と真田の同情を買うようにしんみりと話す良多。断りづらくなった真田からどれだけお金になるのかと聞かれ、良多が差し出したのは、栄輔から託された千円で…。
一方、沙江は母の時子(りりィ)から呼び出され、仲良くなった男性とのデート用にお弁当を作ってほしいと頼まれ、久々に実家を訪れる。
しかし、自分が幼い頃、母の手料理の弁当など作ってもらった記憶のない沙江は、思わず「私はお母さんへの当てつけで今まで頑張ってきたんだから」と本音をぶちまけてしまう。
悪かったねと謝ると、時子は言った。「でも思い出されないよりはまし」少しだけ心を通わせる2人。
長野では、菜穂(宮アあおい)と治(西田敏行)が向かい合っていた。
過疎が進む故郷のためにダム建設を推進した父を責める菜穂、森を守れと主張しながら失踪した菜穂の元夫を非難する父…。
2人の溝はなかなか埋まらない。
良多と真田はペロンチョコの社長・瀬戸(笹野高史)にクーナ探しのスポンサーの話を持ちかけ、快諾を得るが、瀬戸からひとつの条件を提示される。
生きている人と死んだ人をつなぐというクーナが見付かったら、「戦争で亡くなった母親に会いたい」というのだ。
クーナ探しが仕事になり、楽しそうに打ち合わせをする良多を、沙江もほほえましく見守り…。
第1話 2012年10月9日「小心者の男に訪れた人生のヘンテコな転機突然現れた美女&伝説の生き物クーナの謎」
第2話 2012年10月23日「妻は抜擢、夫は仕事干され逃亡?」
第3話 2012年10月30日「良多、母には言えぬ父の秘密を知る」
第4話 2012年11月6日「妻と娘よりも大切な女」
第6話 2012年11月20日「良多、良からぬ事をたくらみバチ当たる」
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