千春(菅野美穂)は、同僚の真里子(福田彩乃)らとのランチの帰り、配達中の純平(玉木宏)に出会う。真里子は、イケメンの純平に興味津々だったが、千春から生花店でアルバイトしていると聞いた途端にテンションが下がる。結婚につながらない相手だ、と言うのだ。続けて真理子は、「結婚願望ゼロの男」「奥さんや彼女がいる男」「経済力のない男」は、結婚につながる恋をするために避けるべき3ヵ条だと千春に告げる。
一方、春子(天海祐希)が店長を務める生花店『メゾン・フローラル』では、麻衣(三吉彩花)と純平が春子のマンションに遊びに行く話が持ち上がっていた。それを聞いた千春は、得意のスイートポテトを作る、と気合いを入れる。
メゾン・フローラルの定休日、純平と麻衣は、春子のマンションを訪問する。春子たちは、千春が作った手料理を囲みながら恋愛や年齢の話で盛り上がった。
そんなある日、千春は、入院中の母・紀子(市毛良枝)のためにお見舞いの花を買おうと、メゾン・フローラルを訪れる。すると、純平の後輩・瑞希(伊藤歩)が絵のモチーフになる花を探しにやってきた。そこで千春は、純平が瑞希との約束があったにもかかわらず、妹の千夏(中村ゆり)のウエディングパーティーを手伝ってくれたことを知る。
千春は、改めて千夏の件のお礼をするため、明日の夜、パーティー会場として借りたレストランで食事をしないか、と春子を誘う。春子はそれを快諾し、純平にも声をかけると言う。
あくる日、メゾン・フローラルに明楓大学教授の谷川(小市慢太郎)がやってくる。花を買って行ったら母親が微笑んでくれたことを、春子に伝えたかったのだという。
その夜、千春と春子は、レストランで待ち合わせをする。しかし純平は、瑞希の絵を扱っている画廊から急な連絡が入り、参加できなくなってしまう。
同じころ、純平は、画商の沢井(山中聡)と会っていた。沢井は、純平を画家として育ててほしいと瑞希から頼まれ、作品も見たのだという。その上で沢井は、純平をスタッフとして雇おうと思ったらしい。沢井は、純平に作品を返そうとした。純平は、それを断り、処分してほしい、と頼んで席を立った。そんな純平に、沢井は、スタッフにならなくてもかまわないから瑞希の心配だけは解消してやってほしい、と告げる。
千春は、春子とともに食事を楽しんでいた。するとそこに、春子のかつての上司・樋口(石橋凌)が妻と娘を連れてやってくる。春子は、家族の邪魔をしたくない、といって挨拶に行かなかったが、その場にいることに耐えられなくなり、食事の途中で席を立つ。樋口の妻・詩織(筒井真理子)は、そんな春子の後を追いかけ、公私ともに夫を支えてくれて感謝している、と告げる…。
レストランを後にした春子は、マンションに帰らず、実家を訪れる。春子のようすがおかしいことに気づいた母親の陽子(梶芽衣子)は、コーヒーを差し出し、人生にはコーヒーを飲んでやり過ごすしかないこともあるが、やり過ごせなくなったらいつでも帰ってくるよう春子に告げた。
ひとりで食事をしたせいですっかり酔ってしまった千春は、噴水公園で純平に出会う。純平から沢井の話を聞いて腹を立てた千春は、他の人に見てもらうために、純平の絵を取り戻しに行くと言い出す。
沢井の画廊へと向かった千春は、ドアを叩き、絵を返せと叫んだ。ほどなく姿を現した沢井は、千春に呆れつつも、絵を返し…。
帰り道、純平は、千春に礼を言った。その際、純平は、もしまた絵を描くことがあったら、真っ先に千春に見てもらう、と約束する。
あくる朝、千春は、純平に差し入れるためのスイートポテトを焼いた。春子に頼んで、母・紀子が入院している病院を経由して『メゾン・フローラル』まで送ってもらう千春。前夜、千春と別れた後、店に泊まった純平は、そのまま朝の仕入れに出かけたせいか、作業机のところで眠っていた。傍らに、純平の絵が置いてあることに気づいた千春は、そっと絵をとりだした。すると、その絵に描かれていたのは瑞希で…。
第1話 2012年10月11日「結婚は当然!?義務!?できないVSしない女!!未婚女の恋と結婚!?」
第2話 2012年10月18日「結婚したい!!でも、譲れない条件とは!?」
第3話 2012年10月25日「不器用すぎる私達!?話題沸騰!!恋の行方」
第4話 2012年11月1日「独身=親不孝!?でも未婚女子の大奮闘!!」
第6話 2012年11月15日「走り出した愛とは!?最後に見つけた答え」
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