2012年10月25日

孤独のグルメSeason2 第3話

3 中野区沼袋のわさびカルビと卵かけご飯

井之頭五郎(松重豊)はその日緊張していた。今日のアポが新規のお客ばかりだからだ。「アルコリックカフェロジェ」という駅前のカフェで落ち合った一人目の客との商談が無事終了すると、ちょっとほっとした五郎は早くも自分へのご褒美を注文。
「生チョコバナナタルト」と「紅茶」を所望し、気分をさらに落ち着けた。

とある洋服店の前に髪の長い女性がいた。顧客の真田香織(中山エミリ)だった。
母の洋服店の一角で、アンティークの家具や小物を扱いたいのだという。商品を選び出したその時、「焼酎しか飲まないアンタがヨーロッパだなんて!」と突っ込みを入れてきたのは香織の母、良子(大島蓉子)だった。五郎がいるのを忘れて、二人は漫才のようなかけあいを続け、しまいには良子が五郎をバツイチの香織の再婚相手に見立てだす始末。 そんな二人をやや暖かく見守る五郎だった。

新規の仕事を2件こなした五郎は、無性に腹が減ってきた。
駅の向こう側に抜けて住宅街に迷い込んだ時、【飢る噛む!スタミナ一番!】というあまりにもインパクトのある看板を発見、迷わず店内に入る。
焼き肉屋、七輪焼きだった。
「わさびカルビ、丸?…三角?…四角??」
名前だけでも惹かれるメニューの数々に見入る五郎を、マスター(鈴木正幸)がじっと見つめていた。

第1話 2012年10月10日「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」
第2話 2012年10月17日「中央区日本橋人形町の黒天丼」
第4話 2012年10月31日「群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理」

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