概要
お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が主演を務めるオムニバス形式で繰り広げられるドラマ。主演の日村以外は、共演者・脚本家・監督も毎回変わることが最大の特徴。イロドリヒムラというタイトルは、主演である日村を毎回別の共演者・スタッフが彩る(イロドる)という意味。
キャスト
日村勇紀/役柄未定役
各話ごとに異なるシチュエーションで、豪華女優陣と相対する。
全話共通スタッフ
チーフプロデューサー:杉山剛(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、十二竜也、加藤新
プロデューサー:工藤浩之、佐藤敦司、大内登(3名ともケイマックス)
アソシエイトプロデューサー:杉浦美奈子
プロデューサー補:小田裕子
演出補:稲留武
音楽コーディネーター:溝口大悟
サウンドデザイン:石井和之
音響効果:黄凱翔
ナレーター:三村ロンド
特別協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作協力:ケイマックス
制作著作:TBS
主題歌
ザ・クロマニヨンズ「燃えあがる情熱」(HAPPY SONG RECORDS / Ariola Japan)
各話あらすじ(2012年10月15日 - 12月17日)全10話 平均視聴率 1.56%
第1話『小さな恋の物語〜非モテ男子のささやかな恋 ^^,〜』 DATE:2012年10月15日(月)放送 視聴率 2.6%
“男性のための結婚講座”に通うタケオ(日村勇紀)は、美容師のユイ(剛力彩芽)に声を掛けられる。ユイの勧めで、タケオは生まれて初めて美容院で髪を切ることに。
“男性のための結婚講座”に通うタケオ(日村勇紀)はある日、美容院の前を通りかかる。モサい外見、消極的な性格・・・全てにおいて勇気が出ない彼はまた、美容院に入る勇気さえもなかった。そんな時、一人の女性に声をかけられる。この美容院で働く美容師・ユイ(剛力彩芽)だ。ユイの勧めでタケオは生まれて初めて美容院で髪を切ることに・・・。
出演
大崎 タケオ(旅行代理店元社員) - 日村勇紀
ユイ(BOTANICALの美容師) - 剛力彩芽
ミズキ(美容師・ユイの先輩) - 伊藤裕子
メガネ男(結婚講座講師) - 村杉蝉之介
タケオの母親(桃園を営んでいる) - 大島蓉子
オヤジ(味自慢のおでん屋) - 渡辺哲
神無月(BOTANICALの常連客) - 舟木幸
BOTANICALアシスタント - 久保梓、大野未来
洋服屋Sister店員 - 小野麻亜矢
美人客 - 矢田亜希子
スタッフ
脚本:北川悦吏子
監督:堤幸彦
サウンドデザイン:石井和之
第2話『Thunderbird』 DATE:2012年10月22日(月)放送 視聴率 2.7%
飯塚健脚本・監督の「Thunderbird」。運のない男・村田(日村勇紀)と、薬剤師・木村(酒井若菜)の隣人歴は長い。ある日、木村が不倫相手と別れたと告白し…。
音楽をかじり、役者をかじり、現在CGデザイナー・・・ツイてない男、中途半端な男・村田哲(日村勇紀)40歳独身彼女なし。上京して17年、不倫して4年・・・薬剤師・木村彩(酒井若菜)35歳。マンションの隣人歴7年以上の二人は、ベランダでタバコを吸いながら、だらだらと過ごしてきた。友達ではない。もちろん恋人でもない。ある日、不倫をやめた、と木村が呟く。「そういえば最近、彼氏のギターの音が聞こえてこなかったな」と思い返す村田。木村の部屋からはいつも不倫相手の彼氏がかき鳴らすギターの音が聞こえていたのだ。「ギターいらない?私、実家に帰ることにしたの」木村は村田に唐突に切り出す・・・。
出演
村田 哲(「CG Avid-5」CGアーティスト) - 日村勇紀
木村 彩(村田の隣人・薬剤師) - 酒井若菜
プロジェクトリーダー - 平沼紀久
カップル男 - 日向寺雅人
カップル女 - 中別府葵
村田の友人1 - 松山誉
村田の友人2 - 駒木根隆介
コンビニ店員 - 滝本友樹、桜井宗忠(スカイラブハリケーン)
ワタナベ(妻帯者・ 彩の不倫相手) - 別所万伸
ワタナベの不倫相手2号 - 永冶美優紀
スタッフ
監督・脚本・編集:飯塚健
アクション:小池達朗、富田稔
ギター指導:橋本幸太
挿入曲:サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」(Sony Records) / アナログフィッシュ「PARADOX」(エピックレコードジャパン)
第3話 『美しすぎる奇才の風景〜映画「心はドブみたいに汚れて行く」メイキング〜』DATE:2012年10月29日(月)放送 視聴率 1.6%
一雫ライオン脚本、森義隆監督で、映画監督のラ―ス・日村(日村勇紀)に密着する疑似ドキュメンタリー。女優・橋本(橋本愛)は日村の演出に追い詰められ…。
世界的な映画監督、ラース・フォンデ・日村(以降ラ・日村/日村勇紀)。ラ・日村は独創的な作風と確かな演出力で、国内のみならず海外からも高い評価を受けている。特に女優を徹底的に追い込みながらも、その魅力を最大限に引き出す手法に定評があり、これを映画界では”日村マジック”と呼んでいる。
ラ・日村は女優の橋本愛(橋本愛)を起用し、新作映画「心はドブみたいに汚れて行く」の撮影を開始した。彼は遠慮なしに新人女優・橋本愛に罵声を浴びせ、彼女を追い込んでいく・・・。
出演
ラース・フォンデ・日村(映画監督) - 日村勇紀
橋本 愛(「心はドブみたいに汚れて行く」主演女優 / 梨奈役) - 橋本愛
中村 育二(橋本の共演者 / ウサギ男役) - 中村育二
りりィ(橋本の共演者 / 風おばさん役) - りりィ
織本 順吉(橋本の共演者 / 哲学爺さん役) - 織本順吉
大西ライオン(橋本の共演者 / ライオン男役) - 大西ライオン
高澤 父母道(橋本の共演者 / セミ少年役) - 高澤父母道
白州・ファビアン・本樹(「心はドブみたいに汚れて行く」プロデューサー) - 白州本樹
スタッフ
脚本:一雫ライオン
監督:森義隆
撮影協力:東映東京撮影所
第4話『海辺の犬』DATE:2012年11月5日(月)放送 視聴率 1.6%
持地佑季子脚本、三木孝浩監督の「海辺の犬」を。ある犬の前に神様が出現。願いがかない、人間になったサブロー(日村勇紀)は百花(本仮屋ユイカ)の元へ。
海辺の家に住む作家・山口百花(本仮屋ユイカ)。あることをきっかけに書けなくなり、この1年は家に引きこもった生活を送っていた。ある日、彼女の前に「小林サブロー」と名乗る一人の男(日村勇紀)が現れる。出版社が寄越した新しい編集担当らしいサブローに「書かないよ」と告げる百花。「僕、なんでもやります!」とやる気を見せるサブローのすることはちょっとピントがずれていて・・・。百花とサブローの奇妙な生活が始まった―。
出演
小林 サブロー / 篠崎(編集担当者) - 日村勇紀
山口 百花(小説家) - 本仮屋ユイカ
小林 キヨコ(愛犬「サブロー」飼主) - 小貫加恵
哲弥 (写真) - 未来弥
編集長 (声) - 古舘寛治
神様 - 井上順
スタッフ
脚本 - 持地佑季子
監督 - 三木孝浩
音楽:mio-sotido
第5話『鎖国ガール』DATE:2012年11月12日(月)放送 視聴率 1.4%
牧野圭祐脚本、白石達也監督の「鎖国ガール」。フリーター・歩夢(北乃きい)が働くファミリーレストランに、江戸(日村勇紀)が新人アルバイトとして入る。
平井歩夢(北乃きい)、19歳、フリーター。ファミレスのアルバイト以外は外に出ず、外では他人に壁を作る”鎖国ガール”。携帯のSNSに没頭し、ゲームキャラクターのアキラ君が彼氏・・・のつもり。リアルな友達は同類の麻衣子(足立梨花)だけ。変わらない毎日、バイト先のファミレスの客の顔ぶれも変わらない。
そんなある日、ファミレスに新しいアルバイトが入る。「オレのことはエディって呼んでっ!」と恥ずかしげもなく宣言する江戸勝(日村勇紀)。空気を読まず、暑苦しいほどうざったい江戸に「最近、グワーンときたことある?」なんて訳のわからないことを聞かれて、歩夢はますますイラつくが・・・。
出演
江戸 勝(「ベスタ」新人アルバイト店員) - 日村勇紀
平井 歩夢(「ベスタ」アルバイト店員) - 北乃きい(少女期:甲斐恵美利)
北村 / アキラ (声) (浪人生・「ベスタ」の常連客 / 恋愛ゲームキャラクター) - 木村了
水前寺 マドカ(「破天荒DAYキララ」漫画家・「ベスタ」の常連客) - 佐藤真弓
森田(「ベスタ」の常連客) - 横山あきお
森田の妻(他界) - 黄田明子
DHS1(ラッパー・「ベスタ」の常連客) - GUY(ZINGI)
DHS2(ラッパー・「ベスタ」の常連客) - HULK(GANG-O)
和田 タケル(麻衣子の彼氏) - 秋元龍太朗
麻衣子(歩夢の親友で鎖国ガール仲間) - 足立梨花
鈴木(「ベスタ」の調理スタッフ) - 入月謙一
スタッフ
脚本:牧野圭祐
監督監修:堤 幸彦
監督:白石達也
イラスト:楳本亜佑美
漫画:廣岡昌
第6話『脳内少女』DATE:2012年11月19日(月)放送 視聴率 1.4%
深川栄洋脚本・監督の「脳内彼女」。仕事で行き詰まる芸人・竹下(日村勇紀)の前に、彼が脳内で描く理想の恋人と同じ名前を名乗る少女(芦田愛菜)が現れる。
竹下(日村勇紀)は崖っぷち芸人。ラジオ番組の外回りレポーターをやっているが、渾身(のつもり)のギャグもイマイチ響かない。
ある日の生放送で窮した竹下は、自分の理想の“脳内彼女・トモちゃん”のことをあたかも本当に彼女がいるかのように話す。しかしディレクターの小島(大和田獏)には冷たい視線を送られ、パーソナリティの山ちゃん(古本新乃輔)からも「おもしろくない」と言われる始末。しかも放送後には「明日の放送でも面白くなかったらもう来なくていい」と言い渡され、竹下は頭を抱える。
夜中にふと目を覚ました竹下は、自分の部屋に小さな女の子(芦田愛菜)がいることに気付き驚く。「あたしが助けてあげる」と自信満々なその女の子は“竹下の彼女・トモちゃん”だと言うが・・・。
出演
竹下(キレ芸のお笑い芸人) - 日村勇紀
トモちゃん - 芦田愛菜★(青年期:藤本泉)
小島(外回りディレクター) - 大和田獏
オーディション・ディレクター(ラジオドラマ「天国のカルテ2」) - 諏訪太朗
アントン山田(「アントン山田の東京ボンバイエー」ラジオDJ) - 古本新乃輔
放送作家 - 山中崇
ディレクター - 遠藤みちスケ
スタッフ
監督・脚本:深川栄洋
看護監修:依田茂樹
撮影協力:TBSラジオ&コミュニケーションズ
第7話『張り込み』DATE:2012年11月26日(月)放送 視聴率 0.7%
鈴木謙一脚本、中村義洋監督の「張り込み」。刑事・三上(日村勇紀)は、連続強盗事件の捜査で、容疑者の妻・桐子(坂井真紀)が女将を務める居酒屋を訪れる。
三上刑事(日村勇紀)とイマイ刑事(駿河太郎)は、ある田舎町にやってきた。都内で起きた連続強盗事件の犯人・森岡(宮本大誠)を追っていたが足取りがつかめず、この町で居酒屋を営む森岡の妻・桐子(坂井真紀)を張り込もうというのだ。しかし森岡は借金と女を作って出て行ったきりで、この張り込みに意味があるのか、とイマイは不満を漏らす。
桐子の店は流行らないらしく、三上は客を装って店を訪れる。そこで三上が見たものは人間の客ではなく、老若男女の幽霊でいっぱいの店内だった・・・。
出演
三上(警視庁桜田署刑事) - 日村勇紀
桐子(小料理「風待ち」女将) - 坂井真紀
イマイ(若手刑事) - 駿河太郎
ベテラン刑事 (霊) - 上田耕一
森岡 五郎(連続強盗犯) - 宮本大誠
仲居(旅館「こざる」) - 梅沢昌代
サラリーマン (霊) - 藤岡大樹
母親 (霊) - 上村愛香 / 子供 (霊) - 近藤湊
若い女性 (霊) - 篠原知陽
服が焼けた男性 (霊) - 小手山雅
日本兵 (霊) - 関寛之
鎌倉の武士 (霊) - 鈴木雄二
イマイに憑りつく女性 (霊) - 小宮一葉
スタッフ
脚本:鈴木謙一
監督:中村義洋
心霊監修:岩澤宏樹
第8話『張り込み』DATE:2012年12月3日(月)放送 視聴率 1.4%
今泉力哉脚本、犬童一心監督の「才能がない」。バンド・デカダンスのボーカル・瀧(日村勇紀)は、若いころに比べて太ってしまい人気も低迷。メンバーの千葉(岡田浩暉)から、バンドから瀧を外す話が出ていると打ち明けられる。マネジャーで瀧の彼女でもある川瀬(市川実和子)は、それを瀧に言えずにいたようで…。
プロバンド・デカダンスのギター&ボーカルの瀧(日村勇紀)は千葉(岡田浩暉)、上島(古城康行)、出川(荒川秀)と長年活動を続けていた。しかし瀧が曲を作れなくなるのと並行するようにして人気は下降、瀧は酒を飲み、食べ、ただただ惰性でバンド活動を続けているようだった。そんな瀧にいらだつメンバーたち。それはデカダンスのマネージャーで瀧と同棲している川瀬(市川実和子)も同じ想いだった。そして川瀬には瀧になかなか言い出せないことがひとつあった・・・。
出演
瀧 秀二(バンド「DECADENCE」ヴォーカル&ギター) - 日村勇紀(青年期:前田公輝)
川瀬 靖子(バンド「DECADENCE」マネージャー) - 市川実和子
千葉 正雄(バンド「DECADENCE」ギター) - 岡田浩暉
上島(バンド「DECADENCE」ベース) - 古城康行
出川(バンド「DECADENCE」ドラム) - 荒川集
松本(川瀬の上司) - 陰山泰
里美(瀧の彼女) - 藤崎ルキノ
スタッフ
脚本:今泉力哉
監督:犬童一心
音楽:古城康行(MEGANE WORKS)
劇中ベース演奏:時光真一郎(MEGANE WORKS)
楽曲協力:野村朋加
第9話『日村大岩』DATE:2012年12月10日(月)放送 深夜0時24分放送 視聴率 1.1%
沖田修一脚本・監督の「日村大岩」。2062年、文化遺産になった芸能「日村」の物語。ちりめん問屋の徳べえ(日村勇紀)は遊女・お菊(木南晴夏)と恋仲で…。
バナナマンとして活動していた日村勇紀が突如芸能活動を休止してから数年・・・日村は「人形劇」で舞台復帰を果たす。自分が思い描いていた人形劇の世界を表現し、その素晴らしさはまったく新しい芸能「ヒムラ」として瞬く間に日本に、世界に広まった。数十年を経た2060年代、「ヒムラ」は世襲制となり、日本が誇る文化遺産となっている。
初代日村勇紀(日村勇紀)の代表作となる「日村大岩」は、恋仲となったちりめん問屋の主人・徳べえ(日村勇紀)と遊女・お菊(木南晴夏)が誤って妻・お園(池谷のぶえ)を殺してしまい日村大岩に逃げる、という愛の逃亡劇である。名作とされ世界中で上演が続く「日村大岩」の幕が上がる・・・。
出演
初代日村勇紀(人形劇「日村大岩」主演 / 徳べえ・日村大岩 役) - 日村勇紀
お菊 / 森田(遊女・怪物) - 木南晴夏
お園(徳べえの妻) - 池谷のぶえ
お坊さま - 森下能幸
「日村大岩」三味線・エレキギター方 - 杵屋裕光
「日村大岩」唄方 - 杵屋佐喜
「日村大岩」狂言回し - 林正浩(TBSテレビアナウンサー)
浜野 祐二(「芸能散歩」ナビゲーター) - 志賀廣太郎(少年期:若林航平)
スタッフ
脚本・監督:沖田修一
人形制作:上乗直子
人形操演:小島隆輝、小島三木子
ラジコン制作・操縦:三好正晴
最終話『価値観』DATE:2012年12月17日(月)放送 視聴率 1.1%
毎回異なる映画監督の下、日村勇紀が毎回異なる女優と共演してきたドラマの最終回。日村の相方・設楽統が初めて監督に挑戦する。脚本はオークラが担当。
西川カオリ(星野真里)は、ある出来事がきっかけで日村ユウキ(日村勇紀)と知り合う。最悪の出会いをした二人だったが、なぜかウマが合い、不倫中のカオリはユウキに彼氏のことを愚痴ったり、人生相談をしたりするように・・・。やがてカオリはユウキに想いを寄せるようになった。一年後、告白することを決心したカオリは、ユウキをカフェに呼び出す。
出演
日村 ユウキ - 日村勇紀
西川 カオリ - 星野真里
トオル(カオリの不倫相手) - 浜野謙太
駅員 - 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
警官 - 鈴木拓、塚地武雅(ドランクドラゴン)
サンタの格好をしたビラ配り - 岡安章介(ななめ45°)
カフェのマスター - 設楽統(バナナマン)
スタッフ
脚本:オークラ
原案・監督:設楽統(バナナマン)
番組公式サイト
(イロドリヒムラ - Wikipedia)
タグ:イロドリヒムラ