妹の結婚もあって実家に居づらくなった千春(菅野美穂)は、1週間だけでいいからと頼みこんで春子(天海祐希)のマンションに転がり込む。
あくる朝、春子は、千春をバイクで会社まで送り届けた後、生花店『メゾン・フローラル』に向った。そこで春子は、アルバイト店員の純平(玉木宏)と麻衣(三吉彩花)に、この店の店長になったことを報告する。
一方、千春は、母・紀子(市毛良枝)からお見合い写真を渡される。相手は、食品メーカーの研究職に就いている浅井隆史(池内万作)という40歳初婚の男性だった。紀子は、35歳の女性でもいいという男性は少ないのだから前向きに考えてほしい、と千春に告げた。帰宅した千春は、自分が考える『結婚相手に求める条件』を紙に書き出す。そこに春子が帰ってきた。春子にお見合いの件を打ち明けると、結婚しようと思ったことはなかったのか、と尋ねる千春。すると春子は、結婚したいと思う相手がいなかったし、いたとしても生活を変えたくなかったから結婚という選択肢はなかった、と答える。一歩踏み出すことを自らに課していた千春は、お見合いをしてみようと思い始める。
あくる日、『メゾン・フローラル』を訪れた千春は、ガーベラの花をくれた男性・純平と再会する。千春は、ガーベラのお礼のつもりで、アスターを買い求めた。
別の日、千春は浅井とお見合いをする。浅井の誠実そうな人柄に好感を抱いた千春は、友人たちの後押しもあって、彼を美術展に誘った。
そんな折、春子は、麻衣が現代社会学のフィールドワークでチェックしているという婚活ブログが、春子のお見合い相手・浅井のものだと気づく。浅井は、以前お見合いした20代の女性が忘れられないが、ドイツ転勤にもついてきてくれるなら妥協すべきだろう、などと千春のことを綴っていた。
その夜、春子は、千春にその件を打ち明ける。千春は、自分も結婚の条件を書きだしたりしていたのだからお互い様だ、と言いながらもショックを隠せず、気遣ってくれた春子につい八つ当たりしてしまう。
翌日、千春は、他人が羨むような結婚をした友人・由香里(西山繭子)が、弁当店でアルバイトをしていることを知る。由香里の夫の事業が倒産の危機にあるからだという。それでも由香里は、こういうときに彼を支えるために結婚したんだと思う、と千春に笑顔を見せた。千春は、そんな風に言える由香里が羨ましくなり…。
千春は、浅井に連絡を取り、多分ちゃんと恋がしたいんだと思う、と言って今回の話を断った。
春子のマンションに帰りづらかった千春は、噴水公園でビールを飲んでいた。そこにやってきた純平は、千春から事情を聞き、こういうときこそ早く帰るべきだと助言した。
千春がマンションに着くと、エントランスの前で春子が待っていた。純平が、店長に会いたがっている人がいる、と春子に電話していたのだ。春子は、反省して頭を下げた千春を何事もなかったかのようにさりげなく迎え入れ…。
第1話 2012年10月11日「結婚は当然!?義務!?できないVSしない女!!未婚女の恋と結婚!?」
第3話 2012年10月25日「不器用すぎる私達!?話題沸騰!!恋の行方」
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