2012年10月12日

赤川次郎原作 毒<ポイズン> 第3話

ストーリー#03「刑事が容疑者を殺すとき(前編)」10月18日(木)よる 23:58〜0:38
ラテ欄「刑事がまさかの完全犯罪!同じ団地に住む容疑者を密かに殺す」

わずか一滴で人を死に至らしめ、どんな科学捜査をしても絶対に検出されない毒薬。しかも効き目は24時間後に現われる。そんな完全犯罪を約束する究極の毒薬があるとネットで噂になっていた。4年前、警視庁捜査一課特別犯罪捜査係の中野耀太郎(木村祐一)はある男の口を割らせようとやっきになっていた。当時、少女3人が失踪して遺体となって発見される事件が発生。やがて、近くの公園で少女に声をかけていた原田義人(堀部圭亮)が容疑者として浮かび上がる。原田の自宅からは死亡した少女の衣類も発見される。

 中野が取り調べをするが、原田はその衣類を拾ったと証言。中野はふざけた態度に怒って原田を殴りつけてしまう。すると、原田は「後悔しますよ」と忠告し、中野の娘の話題に触れる。原田は刑事たちの話を聞いて中野に娘がいる事を知っていた。中野は原田が犯人だと確信するが、結局、原田は証拠不十分で不起訴になる。原田は釈放され、犯人は未だに捕まっていなかった。非番の日、中野は団地内にある公園の砂場で娘の浩子(藤井杏奈)と遊んでいる時に声をかけられる。それは原田だった。

 原田は同じ団地に住んでいて、自治会の副会長をしていた。原田は浩子をねっとりと見た後、薄笑いをして去っていく。中野は不気味な原田に背筋が寒くなり、浩子を連れて急いで家に戻る。中野は浩子を砂場に連れて行くなと妻の中野エリ子(遊井亮子)に忠告し、中野がいた事を伝える。中野は自分を恨む原田に仕返しされる事を心配していた。翌日の買い物帰り、エリ子が目を離した一瞬の隙に、浩子は姿を消してしまう。

 エリ子から連絡を受けた中野が急いで帰宅すると、間もなく、原田が浩子を連れてやってくる。中野は原田が連れ去ったと決めつけて殴り掛かるが、浩子はおじちゃんに助けてもらったと原田を庇う。原田は不審な男と一緒にいる浩子を見かけ、声をかけると、その男は逃げて行ったという。原田は恩を仇で返されたと小言を言って帰っていく。エリ子は助けてくれた原田に謝るべきだと中野を説得。エリ子は殴られた原田が訴えれば、中野は警察を辞める事にもなりかねないと心配する。中野は原田の存在に苦悩する。

 千葉(渡辺いっけい)は直美(臼田あさ美)が沙織(前回のストーカー被害者)から「マツイ」と言われて渡されたコインの事を係長の刀根山に報告。直美はこのコインが究極の毒薬の開発を主導した松井に繋がる重要な手掛かりになると考えていた。このやりとりを話半分で聞いていた中野は警察署を出た後、手の甲に数字の傷跡がある松井十一(綾部祐二)と遭遇する。松井は中野に声をかけた後、ポケットから毒の瓶を取り出す。中野は松井を警察に連行しようとするが、松井は警察に行けば、あなたはこの毒が使えなくなると発言。松井は完全犯罪が可能な毒薬の説明をした後、毒の瓶を中野に渡して立ち去っていく。

 この後、直美は問題のコインがどこの硬貨かを突き止める。そのコインは13年前に東欧の小国、ストロバキアで1年だけ流通していた銀貨だった。翌日、直美はコインの事を刀根山に報告中、中野がいない事に気付く。中野は仕事を早退して公園で遊ぶ浩子を見守っていた。直美は最近様子がおかしい中野の事が心配になって公園にやってくる。中野は直美が11歳の時に他界した父、笹本雄一の事を知っていた。ある事件を追いかけている時に自殺した雄一。当時の雄一は子供の直美から見ても思いつめた表情をしていたという。直美は、死ぬ直前の雄一と今日の中野は同じような顔をしていると心配する。

 中野が浩子を連れて帰宅すると、エリ子は原田に謝ってほしいと懇願する。少し前に原田から病院で全治3週間と診断されたという電話があったらしく、原田に恐怖を抱くエリ子は、謝罪しないなら家を出ると中野に伝える。翌日、仕事を早退した中野は酒を持って原田の自宅を訪ね、家の中に上げてもらう。中野が謝罪すると、原田はこれまでの事は全て水に流すと約束。中野はお近づきの印に1杯飲もうと持参したウイスキーを取り出す。中野は原田がつまみを用意している隙に原田のグラスに毒を一滴垂らし、原田はうまそうにその酒を飲む。中野が時計を確認すると、時刻は午後4時だった。翌日、砂場で遊ぶ浩子は「行こう、あっちに秘密の家があるんだ」と声をかけられる。声をかけてきたのは原田だった…。

第1話 2012年10月4日「男が恋人を殺すとき」ラテ欄「完全犯罪をどうぞ!邪魔な恋人を殺す時」

第2話 2012年10月11日「女がストーカーを殺すとき」ラテ欄「合い鍵で部屋に侵入する変態ストーカー!美人OLが完全犯罪」

第4話 2012年10月25日「刑事が容疑者を殺すとき(後編)」ラテ欄「迫るタイムリミット愛娘を救うため刑事は全てを捨て暴走する」

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