DNA鑑定を受けた谷崎玲(武井咲)は、99.99%の確率で鮎川宏基(要潤)と親子関係にあることが明らかになった。激しいショックを受けた玲は、母・葉子(木村佳乃)や妹の麻央(小芝風花)らの制止を振り切って家を飛び出す。街をさまよい歩いた挙げ句、玲がたどり着いたのは、アルバイト先の『パティスリー・シャルロット』だった。
するとそこに、樹山龍一郎(江口洋介)がやって来る。DNA鑑定の結果を樹山に伝え、嗚咽する玲。樹山は、そんな玲に、たとえ事実がどうであろうとも君が谷崎玲であることには変わりがない、と言って励ますと、入院中の鮎川が危篤状態にあることを告げる。鮎川は、死の淵をさまよいながら、玲の名前を呼んでいるのだという。
玲は、樹山とともに鮎川が入院している病院へ向かう。玲は、看護師に促され、危篤状態にある鮎川の側に立った。玲に気付いた鮎川は、微かに手を上げ、リンゴのガラス細工を手渡そうとした。しかし玲は、「あなたなんて父親じゃない!死ぬならひとりで死ねばいいでしょ!」と叫び、病室を飛び出してしまう。
あくる日、玲が『パティスリー・シャルロット』に出勤すると、店の前で樹山が待っていた。樹山は、鮎川の容体が持ち直したことを玲に伝えた。しかし玲は、もう鮎川のところには行かない、と返す。
一方、夏目周作(北大路欣也)は退院の準備をしていた。そこにやってきた葉子は、玲が鮎川の子だったことを報告する。周作は、母親としてこういうときにどうすればいいのかわからない、と言う葉子に、亡き妻からの手紙を見せる。
そんな折、法務省から区役所に、玲の戸籍が送られてくる。樹山は、『鮎川玲』と記載されたその書類を複雑な思いで見つめていた。同じころ、玲のもとに、草野広太(中村蒼)からのメールが届く…。
第1話 2012年7月10日「無戸籍…存在しない少女と罪を背負った男、衝撃の夏が今始まる」
第2話 2012年7月17日「今夜衝撃の告白!母の壮絶な秘密が今私を襲う」
第3話 2012年7月24日「母娘哀しき断絶!そして新たな悲劇開幕」
第4話 2012年7月31日「直接対決!いま襲い掛かる同情という名の悪意」
第5話 2012年8月7日「最悪の悪夢がやって来た…あの男がついに」
第6話 2012年8月14日「19年の秘密…すべてを切り裂く訪問者」
第7話 2012年8月21日「私は誰の子?惨劇の一夜」
第8話 2012年8月28日「一編の記事が全てを壊す…今はただ抱きしめて」
第9話 2012年9月4日「悪夢の晩餐会へようこそ…遂に明かされる家族の謎」
第10話 2012年9月11日「天国か地獄か…ついに明かされる出生の真相!」
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