弁護士の吹雪(及川光博)に食事に誘われ、少々浮き立つ鈴宮(井上真央)。
吹雪は東大在学中に司法試験に合格し、裁判官、検事を経験し、弁護士になった法曹界のエリートだった。
「なぜ弁護士になったのか?」との鈴宮の問いに、吹雪は「国会公務員は弱い者いじめをしているようだから」と微笑む。
そして「僕は市民を守る正義のヒーローになる」と言うのだった。
そんな鈴宮の変化を南部(木南晴夏)と芽夢(美波)は見逃さず、すかさずチェックを入れてくる。
そのころ徴収部門では鏡(北村有起哉)が新たな案件を引き受けようとしていた。
大衆食堂「唐川」が滞納している消費税など204万7700円の徴収だ。
トッカン案件にしては金額も少なく、周囲はなぜ鏡がこの件に関わろうとしているのかわからない。何か裏があるのだろうか――?
「唐川」は主人・唐川(野間口徹)と妻・詠子(堀内敬子)が二人で切り盛りする小さな食堂で、周辺地域の再開発で客が激減し、経営は厳しい状態になっていた。
鏡は再開発の波に乗り、店の土地を売るべきだと唐川にアドバイスする。
しかし詠子は「店は主人の生きがいだから勘弁して欲しい」と訴える。
耳を貸さずにSしようとする鏡に、鈴宮は「この件は私に担当させて欲しい」と願い出る。
鈴宮はいたわり合う夫婦を見て、なんとか二人を助けたいと思った。
その夜、唐川は吹雪と会っていた。吹雪は唐川の弁護士だった。
どんな手を使っても金を取り立てると評判の“死に神”=トッカンの鏡と、いよいよ対決することになるかもしれない――吹雪は嬉しそうに微笑み、唐川を「諦めないように」と励ます。
同じころ鏡は木綿子(鈴木砂羽)に「なぜ『唐川』にこだわるのか」を問われ
「悲鳴が聞こえたんだ」とポツリもらす。
そして「くれぐれも唐川夫妻から目を離すな」と鈴宮に念を押し、出張に出る。
翌日、鈴宮は唐川に食堂再建のアイデアを出す。
だがどれも決め手にはならず、唐川は浮かない表情だ。
そんな中、鈴宮は詠子が妊娠していることを知る。
唐川は笑顔をみせるが、どこか無理をしているようだった。
その夜、吹雪とお茶していた鈴宮に鏡から連絡が入る。
「いますぐ『唐川』に行け!」――。いったい何が起こったのか?!
第1話 2012年7月4日「わたしの仕事は嫌われている…気弱な徴収官ぐ〜子が毒舌上司ハスキーに振り回され税金滞納者たちと対決」
第2話 2012年7月11日「思い出の差し押さえはやめて!隠し財産は私が暴きます!」
第3話 2012年7月18日「やらせてください潜入調査!私のこと腰掛けなんて言わせません」
第4話 2012年7月25日「友達に裏切られ…愛人と消えた3億円の行方…真実を暴きオトシマエつけてみせます!」
第5話 2012年8月15日「親友が結婚詐欺に?美人教師を差し押さえ貢いだ金を取り戻せ」
第6話 2012年8月22日「徴収官VS裁判官…悪事を法が守るなんて許さない!私が食い止めます!」
第7話 2012年8月29日「悪徳ガールズ・バー楽して稼げる裏バイト売り上げ偽装の巧妙手口を暴け!」
第8話 2012年9月5日「美人姉妹相続争い!姉の税金を妹に払わせる法律があるなんて…」
最終話 2012年9月19日「コンビは解散?辞めないで!毒舌上司は私が守る」
トッカン 特別国税徴収官 TOPへ
各話視聴率へ
2012年夏ドラマ(7-9月)TOPへ
2012年夏ドラマ視聴率一覧へ
タグ:トッカン 特別国税徴収官