谷崎玲(武井咲)は、嫉妬に駆られた片岡亜沙美(霧島れいか)の策略により、樹山龍一郎(江口洋介)と亜沙美親子の歪んだ同居生活を目の当たりにする。過去の贖罪のためだけに亜沙美たちと暮らしているような樹山に対して言いようのない悲しみを覚えた玲は、もう会わない、と彼に告げた――。
あくる日、パティスリー・シャルロットの店長・安倍川衣里(橋本麗香)は、井川さつき(原幹恵)をパリ留学のエントリーに推薦する、と発表する。しかし、衣里が玲の実力を買っていたことを知るさつきは、納得がいかなかった。
夕方、玲のもとを訪ねた樹山は、亜沙美の行いを詫び、罪滅ぼしのために彼女たちと暮らしているわけではない、と話す。しかし玲は、樹山と亜沙美は同じ方向を見ていないから家族ではない、と指摘し、今後、戸籍の手続き以外では樹山と会わない、と告げる。するとそこに、鮎川宏基(要潤)が現れる。鮎川は、会う約束を破ってしまったことを玲に詫び、DNA鑑定に必要な書類や検体が入った封筒を差し出した。それを受け取り、立ち去ろうとする玲。ところがそこで、鮎川は再び腹部の激痛に襲われて倒れてしまう。
玲は、樹山とともに鮎川を病院へと運んだ。そこで玲たちは、鮎川がガンに侵されており、余命幾ばくもないことを知る。樹山は、今後何かあった際には連絡してほしいと医師に名刺を差し出した。
その夜、玲のもとに草野広太(中村蒼)からメールが届く。会って話したいことがあるのだという。DNA鑑定をするべきか迷い始めていた玲は、草野の意見を聞きたいと思い、彼と会う約束をする。
別の日、仕事を終えた玲は、いつもの店で草野と会った。草野は、玲のことを中津大輔(RIKIYA)に話してしまったのは自分だと告白し、謝った。玲は、草野が話さなくても多分記事は出たと思う、と返すと、DNA鑑定のことを切り出す。そんな玲に、草野は、自分のルーツを知りたくなる時は来る、といってDNA鑑定を勧め、自らの複雑な生い立ちを話し始める…。
第1話 2012年7月10日「無戸籍…存在しない少女と罪を背負った男、衝撃の夏が今始まる」
第2話 2012年7月17日「今夜衝撃の告白!母の壮絶な秘密が今私を襲う」
第3話 2012年7月24日「母娘哀しき断絶!そして新たな悲劇開幕」
第4話 2012年7月31日「直接対決!いま襲い掛かる同情という名の悪意」
第5話 2012年8月7日「最悪の悪夢がやって来た…あの男がついに」
第6話 2012年8月14日「19年の秘密…すべてを切り裂く訪問者」
第7話 2012年8月21日「私は誰の子?惨劇の一夜」
第8話 2012年8月28日「一編の記事が全てを壊す…今はただ抱きしめて」
第9話 2012年9月4日「悪夢の晩餐会へようこそ…遂に明かされる家族の謎」
最終話 2012年9月18日「絶望の果てに見た光…2人の最後の答え」
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